「はたろぐ」4月27日より

 日本共産党道委員会は27日朝、畠山和也前衆院議員・道比例候補を先頭に、定例宣伝を行いました。

 20年以上続けているJR札幌駅前での宣伝。勤務員が「自粛と補償はセット」のプラスターを掲げました。

 安倍政権の「緊急事態宣言」と2月の鈴木直道知事の「宣言」で外出自粛が強まり、通勤者が目立って少なくなるなか、感染爆発・医療崩壊を止める党の緊急提案を紹介した「ほっかい新報」号外が次々受け取られました。

 いったん通り過ぎてから戻ってきて、「ください」と手を伸ばす通勤者、信号待ちで真剣に読む女性たちも。

 野党が要求していた一律10万円給付、コロナ対策への補正予算が今週国会で審議が始まると紹介した畠山氏は、国民の命と営業を守るため全力を挙げると表明。市中感染が止まらない、入院する前に亡くなる人が出ている医療崩壊の始まりを告発し、「PCR検査体制を強化し、数兆円規模での医療現場への財政的支援が求められています。大至急、国が支えるべきです」と呼びかけました。

 「収入激減で道内各地の中小業者から悲鳴があがり、事態は逼迫(ひっぱく)しています。営業を守る手だてを急ぎ、思いきった補償が必要です」と畠山氏。「道や市町村で飲食店への家賃補助や休業補償など支援の動きが増えています。自治体任せにせず、国が責任をもってしっかりと財政支援をすべきです」と強調しました。

(「しんぶん赤旗」4月28日付より)