北海道内をエネルギッシュに回る日本共産党のはたやま和也前衆院議員は13日、釧路町を回り、小松茂町長にあいさつし、辻川尚志教育長と懇談しました。石川明美衆院道7区候補と、中田磨、佐藤昭平、中家治子3町議が同行しました。

 コロナ感染症が収まらないなか、辻川氏は「小中学生で陽性者は出ていませんが、学校にはずっと緊張感が流れています」と現場を気遣いました。教職員の働き方では、「教育は魅力ある仕事です」の一言に、苫小牧市で中学教師をしていたはたやま氏が「そうですね」と共感しました。

 辻川氏は、一部の大規模校でスクールサポーターが入っているものの、残業が残っていると指摘。「1年単位の変形労働時間制の導入は急ぐ必要はありません」と語ります。

 免許失効で圧力をかける教員免許更新制で「免許を流した人も実際にいます。教育現場にボディーブローのように効いている」と見直しの動きを歓迎。教員増員や少人数学級は校長会や教育長会が要望していると紹介し、「中学校まで少人数学級を」と訴えました。

 はたやま氏は「教員定数増と少人数学級で子どもと教員双方にゆとりをとの考えに同感です」と応じました。

(「しんぶん赤旗」7月15日付より)