札幌市と近郊の青年・学生と日本共産党の紙智子参院議員・比例候補が政治や選挙について語り合う企画「ハッピー・フューチャー・ミーティング」が15日、札幌市で開かれました。日本共産党北海道青年学生後援会が呼びかけました。

 紙氏に道内309人の青年・学生・高校生らから集めたアンケート結果と6項目の政策要求を手渡した宮内史織民青同盟道委員長。アンケートで浮き彫りになった長時間労働と人手不足、「子育て中の看護師が正職員として復職できない」実態を告発しました。

 紙氏は統一地方選の取り組みを聞いて「自らの行動によって、社会や政治の問題を実感するって大事なこと」と発言。「若者の平和と憲法9条への関心は高い。参院選へたくさん議論してほしい」と呼びかけ、「誰もが希望を失わない社会をぜひきりひらきたい」とボードに書きました。

 青年は参院選への思いを書いたボードを掲げました。「富裕層、貧困層の再生産にストップを」「子どもも親も楽しい子育てができる社会に」「政治が変わる実感を広げたい」

 討論では、「学費高すぎて払えない」「老後に2000万円なんて、平気で言う政治を変えたい」と活発に話し合いました。

(「しんぶん赤旗」6月18日付より)