5月31日に札幌市内で開かれた「紙智子・はたやま和也事務所開き」でのはたやま和也・前衆院議員の決意表明(大要)を紹介します。

頑張る気持ちに寄り添う政治へ転換を――はたやま和也・前衆院議員

 私の政治活動の原点は、「次の世代に平和の社会を引き継ぐ」です。ですから、丸山穂高衆院議員の領土奪還には戦争を容認するとの発言はとんでもないことだと心から思いました。

 戦争をけしかけるような国会議員などいりません。自民、公明、維新を少数にして平和のための議席は日本共産党、そして北海道では、はたやま和也だと胸を張って訴えていきます。

 議席を失ってから一年半。道内各地を回らせていただきました。鉄路は維持・存続のために全力を挙げます。カジノなんか許さないで食と大自然豊かな北海道の魅力を引き出す観光政策を進めていきます。

 なによりも真っ先に取り上げたいのが、昨年の胆振東部地震による被災者支援です。今月の初めも厚真町に行きました。15回目の調査、懇談となります。

 行った先でご家族を3人亡くされた農家の方とお会いすると、「一生懸命、国も含めて支えていただいて感謝ばかりです」と話されていました。多くの支援を受けて頑張ろうというその気持ちに寄り添う政治がどうしても必要だ、と改めて痛感しました。

 だいたいそうやって多くの方が苦しんでいるときに、平気で消費税を上げるなんてとんでもないことではありませんか。

 こうした思いに寄り添った政治に切り替えていくためにはなんとしても議席を勝ち取ることが必要です。 

 選挙区では私はたやま和也、比例代表では紙智子さん、二人そろって勝利する決意を表明させていただいてご挨拶とさせていただきます。

(ほっかい新報6月9日号より)