「はたろぐ」11月9日より

 北海道の新型コロナ感染者が200人と過去最悪となるなか、日本共産党道委員会は9日朝、畠山和也前衆院議員を先頭に定例宣伝を札幌駅前で行いました。「改めて総力を挙げコロナ対策を強化しましょう」「困りごとは遠慮なく日本共産党へ連絡してください」と呼びかけました。

 みぞれが降る悪天候をついて、「希望ある日本へ『オール野党』で政権交代を」「どんな差別も許さない」と書いたプラスターを掲げての宣伝。通勤を急ぐ労働者や市民が「ご苦労さま」と会釈し、エールを送ります。

 感染者が広がっている背景に、PCR検査が少しずつでも増えている実態があると畠山氏。さらに検査数を増やしていくには、いまある検査機器のフル活用、支えるための財政支援、検体を採取できる体制を強めるための働く人たちの労働条件確保が不可欠と訴えます。

 医療・介護・福祉現場で働く人の定期的な行政検査を保障し、衛生資材の安定的提供に行政が役割を発揮することだと強調。「医療は保健所体制を崩壊させてはなりません。感染の広がりを抑えるために、社会・経済活動を抑制するなら補償をセットに。いまこそ国の7兆円ある第2次補正予算の予備費を直ちに活用すべきです」と力を込めました。

(「しんぶん赤旗」11月11日付より)