26日、朝から25度超える暑さの札幌駅前で「五輪中止の決断を コロナ対策に全力を」のプラスターが通勤者の目を引きます。日本共産党北海道委員会は、元気よく定例の宣伝を行いました。

 はたやま和也前衆院議員がマイクを握り、勤務員らが小池晃書記局長を迎える「8・7オンライン演説会」の案内ビラを配布。通勤を急ぐ人たちがビラを受け取り、宣伝に注目しました。ビラを手にした若い男性が立ち止まり、はたやま氏の訴えに耳を傾けました。

 「五輪が始まった東京では、コロナ感染が急拡大し、医療機関がひっ迫していきています。今からでも五輪は中止し、コロナ対策に全力を挙げるべきです」と述べたはたやま氏。「PCR検査を思い切って広げ、感染拡大を早期に防ぐ社会的検査が必要です。時短や休業する飲食店への十分な補償を行い、営業を優先すべきです」と力を込めました。

 「党をつくって99年。自由にものがいえない戦前の暗い時代から命をかけて国民の苦難軽減を力を尽してきた日本共産党を伸ばしてください」と訴え、「4月の衆院道2区補選で勝利したように、市民と野党が力を合わせれば政治は変えられる。総選挙では、市民と野党の共闘の力で政権交代を実現しましょう」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」7月27日付より)