「政権交代、野党連合政権樹立へ全力を尽くします」―。日本共産党の畠山和也、伊藤理智子両衆院北海道ブロック比例候補がそろって14日、札幌市白石区の地下鉄菊水駅前で訴えました。医療後援会員らがのぼりやプラスターを掲げ、通勤・通学途上の人たちにビラを手渡しました。

 伊藤候補(道3区重複)は札幌市議時代の2012年、区役所に3度赴いても生活保護を受けられなかった痛ましい姉妹の餓死事件に触れ、「公助より自助と自己責任を強調する菅政権を終わらせ、命と暮らし最優先の政治に切りかえます」と表明しました。

 菅政権による学術会議の人事への介入を厳しく告発した畠山前衆院議員。「異論を唱える人を排除し、学問の自由、さらには国民の言論の自由を脅かすことにつながる」と警鐘を鳴らしました。

 女性への暴力やハラスメントに対し、「国民が声を上げて、理不尽を是正させてきました。市民と野党の共闘をさらに発展させ、自民党政治に代わる野党連合政権を実現させるためにも、北海道での日本共産党の衆院議席を必ず奪還します」と力を込めました。

(「しんぶん赤旗」10月16日付より)