北海道むかわ町は、新型コロナ対策の強い自粛要請で大打撃を受けている飲食店に町独自の支援金20万円を支給する経済対策を臨時町議会(4月30日)で決定しました。

 支援の対象は、スナックやバー、居酒屋、食堂、カラオケボックス、パチンコ店などを町内で経営する事業者。町の支援金は、対象の事業者に無条件で支援するもの。道支援金に上乗せすると最大50万円になります。

 長引く自粛要請が続き、スナックや居酒屋を中心に「営業が続けられない」と悲痛な声が広がっています。

 4月中旬から休業しているスナック店主は「営業して町外の人が来るのも怖いので閉めている。町の支援はありがたい。何とか頑張りたい」と話します。

 日本共産党の北村修町議団長は「自粛で疲弊する町の経済対策で町長は切れ目なく対応するとしています。引き続き商店などへ支援を求めていきたい」と語っています。

(「しんぶん赤旗」5月9日付より)