日本共産党石狩地区委員会と同地方議員団は5日、北海道と石狩振興局に46項目の要望を行いました。

 鈴木龍次地区委員長と石狩管内の議員・候補11人が訪れ、新型コロナ対策をはじめ、医療・福祉、災害・防災対策と住民の切実な要求を前進させようと熱く交渉しました。

 在日米軍で感染が広がっているもとで、今月下旬に航空自衛隊千歳基地での日米共同訓練を中止するよう厳重に申し入れました。

 通告なしでオスプレイが4日、千歳市の住宅街上空を飛行し、給油した事実も指摘した参加者。「関係自治体や住民への情報提供もなく、道民の安全・安心に配慮する姿勢がない」と強く批判し、道が抗議し、訓練中止を求めよと迫りました。道側は「住民に十分な説明と配慮を求めるよう関係部署に伝える」と答えるだけでした。

 コロナ対策で、保健所を通さず検査可能なPCR検査センターを各地に開設し、医療関係者への手当や自粛要請で減収した医療機関への補償を行うよう強く求めました。

 振興局は、札幌、江別など4カ所に設置している地域外来・検査センターを他地域でも医師会や関係機関の連携で整備していくと回答しました。

(「しんぶん赤旗」8月8日付より)