「はたろぐ」11月26日より

 コロナ感染が急拡大する北海道で「医療崩壊」は絶対に起こさせないと、日本共産党の畠山和也前衆院議員・道比例候補は26日、札幌市にある厚生労働省の出先機関、厚生局に緊急要請しました。

 基幹病院でクラスター(感染者集団)が発生した旭川市や、感染拡大が止まらない札幌市。畠山氏は、▷感染震源地、感染急増地域の面的・網羅的な検査は全額国庫負担で▷すべての医療機関を対象に減収補てん―と14項目を要請。厚生局側は、菅政権の無為無策ぶりに合わせ、検査拡充や医療体制確保は自治体がやることだと強弁し、「本省に伝える」と答えました。

 道内の自治体病院など医療機関を訪問し、人的、財政的に厳しい訴えを聞いてきた畠山氏が反論。国からの重点医療機関体制整備事業は10月まで交付実績ゼロという事実を突き付け、日本医師会や道医師会の”医療崩壊の危機に直面している”との指摘を受け止めて「いま国が主導し、医療機関と高齢者施設を守ることが緊急に求められている」と迫りました。平岡だいすけ衆院道2区、橋本みか道5区両候補が同行しました。

(「しんぶん赤旗」11月27日付より)