日本共産党北海道委員会は11日、札幌市で会見し、次期衆院選小選挙区候補(第1次分)を発表しました。

 会見は、畠山和也衆院比例候補・前衆院議員と、道2区の平岡だいすけ(31)、道5区の橋本みか(49)両候補=いずれも新=が参加し、道9区の松橋ちはる候補(38)=新=と合わせて3氏を発表しました。

 総選挙に臨む姿勢として、「安倍政権に代わる新しい政権、野党連合政権を目指して奮闘したい」と千葉隆書記長。総選挙での目標として①比例50万票を獲得し、比例議席の奪還を第一義的な目標とする②小選挙区では全選挙区で野党統一候補を擁立し、勝利をめざす―と訴えました。

 平岡氏は「コロナ禍のもと、経済を立て直す土台、消費税減税を必ずやりたい」。橋本氏は「コロナ後に希望が持てる社会をつくるため、市民と野党の共闘をさらに前に進め、勝利へ頑張っていきます」と語りました。

支え合う社会「実現へ奮闘」 松橋9区候補

 苫小牧市で記者会見した松橋氏は、「コロナ対応が後手後手の安倍政権への不信や不満が募っていると市民との対話で強く感じます。新しい政権が求められており、その実現へ貢献できるように頑張りたい」と表明します。

 利益第一の新自由主義で医療・介護・教育がないがしろにされ、命と暮らしを守る社会保障に手厚い社会への転換が急がれていると述べ、「人びとが支え合い、助け合う社会、本当に平和で命と尊厳が大事にされる政治の実現に奮闘します」と力を込めました。

(「しんぶん赤旗」8月18日付より)