3日投票の北海道遠軽(えんがる)町議選(定数16、立候補17人)で、日本共産党の戸松恵子氏(62)=新=が当選、勇退した岩沢武征議員の議席を引き継ぎました。

 現12人、新4人、元1人が立候補する激戦で、戸松氏は671票(得票率6.43%)を獲得し、9位でした。

 コロナ禍のもとで「国の悪政から町民の命と暮らしを守るため、議会で働かせてほしい」と訴え、町民の強い要望の高校までの医療費無料化、学校給食費無償化など子育て支援の施策を語り、選挙戦をたたかいました。

 3日夜、当選が決まると、事務所に集まった支持者が勝利の喜びを分かち合いました。戸松氏は「住民の苦難軽減、総選挙で『比例は共産党』と全力を挙げたい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」105日付)