「はたろぐ」10月21日より

 「来る総選挙で菅政権を倒し、日本共産党が参加する野党連合政権ができるよう全力を尽くします」―。日本共産党の畠山和也前衆院議員・比例候補は20、21両日、渡島半島の八雲、森、江差、乙部4町を訪れ、街頭から訴えるとともに、党中央委員会の「緊急申し入れ」を携え、訪問と懇談を重ねました。

 21日、乙部町の寺島努町長と懇談しました。同じ日本海沿岸の寿都町、神恵内村が「核のごみ」最終処分場につながる文献調査応募に踏み切ったことについて、「私見」と断りながら、「(管理に)何万年も要する問題であり、もっと議論が必要でしょう」と述べました。

 町立国保病院に発熱外来を開設したことについて、「人やノウハウ、予算も十分でありません」と国の支援拡充を訴えました。

 病院の品野肇事務長から、PCR検査の検体を採取するプレハブ建屋の設備の説明を受けました。夜勤体制拡充のために看護師を募集しているものの、応募がない、初めての経験で不安もあり、研修を重ねながらのスタートとなると指摘。スタッフへの配慮をにじませました。

 医療機関の減収補てん対策を求めると畠山氏。「医療従事者を増やし、ケアに手厚い社会を大目標にすえる政治にしていきます」と応じました。安岡美穂町議と小野寺真江差町議が同行しました。

(「しんぶん赤旗」10月24日付より)