新型コロナ感染から大学生や院生の研究、生活を支えようと、日本共産党北海道委員会青年学生部は2日、オンライン・ミーティングアプリ「ZOOM」を活用し、北海道大学の学生や院生らから影響を聞きました。

 畠山和也前衆院議員と北大生、インターネットでつながった学生が意見交換。長引く休校措置で、「生活のリズムがグチャグチャ。友人に会えず精神的に落ち込んでいる」「研究生で北大に来たが、やる気が下がって…。対面で議論して研究や論文を練り上げていくことができない」「教授もウェブ授業を準備するのに大変なようで『回数が少なく申し訳ない』と連絡がきた」と打ち明けます。

 オンライン授業について、「パソコンやLANケーブルを引くにも金がかかる。参加できない人もいる」「通信料は学生持ち。大学が始まっていれば発生しない経費なのに」と不満が噴出しました。

 「飲食店のバイトがなくなった」「4月から再開されたが、3月のバイト代はゼロ」と暮らしは深刻です。

 「不定期のイベントのバイトをやっていたが休業手当は」との質問に、畠山氏は「どのような業態で働いていても休業手当は当てはまります。みなさんの要望を国会と連携し国政に反映させます」と表明しました。

(「しんぶん赤旗」5月8日付より)