新型コロナウイルス対策に伴う「一律休校」で学校給食が中止されているもとで、紙智子参院議員は18日の参院農林水産委員会で、給食食材納入業者の実態を取り上げ、支援強化を求めました。

 紙氏は、「一律休校」要請で学校給食が中止になり、納入業者らに混迷が広がっていると強調。政府に万全の支援を求めました。

 文科省の矢野和彦審議官は「学校が事業者から購入した経費、すでに発注していた食材にかかる違約金を支援する」と答えました。

 紙氏は、各種支援を受けるために膨大な資料の提出が求められていると指摘し、総合窓口の設置や手続きの簡素化を要求。江藤拓農水相は「簡略化の努力はする」と答えました。

(「しんぶん赤旗」3月24日付より)