北海道の日本共産党釧根地区委員会は16日、記者会見を開き、衆院北海道7区候補として石川明美党釧根地区副委員長を擁立すると発表しました。

 村上和繁地区委員長(釧路市議)の紹介を受けて、石川氏は小選挙区候補として三つの決意を語りました。

 一つは、5年前に安保法制(戦争法)が強行され、集団的自衛権が発動できるようになったことに言及。「憲法の本来の姿を取り戻す選挙にしたい」と表明しました。

 二つ目は、新型コロナで社会の脆弱性が明らかになり、医療、介護、障害、保育に特に表れ、「安倍政治」を継承する菅政権ときっぱり対決すると述べました。

 三つ目は、農業・漁業・林業に光をあて、公約を平気で裏切る政治をやめさせると石川氏。前回総選挙で道7区の市民と野党共闘の候補になった経験にふれ、「畠山和也さんを再び国会に送る、野党の共闘をいっそう広げて全力で頑張ります」と表明しました。

(「しんぶん赤旗」9月18日付より)