北海道委員会は7日夕、安倍改憲発議に反対する全国いっせい行動に呼応し、退勤時宣伝をくり広げました。

 「自粛要請と一体に補償を」「#自粛と給付はセットで」と書いたプラスターが目を引く札幌駅前では、帰宅途中の労働者にビラや「赤旗」見本紙を配り、声をかけて購読を呼びかけました。

 札幌市中央区の女性は見本紙を手に、「早く収束してほしいけど、安倍首相が努力しているとは思えません」と語りました。

 「マスクと消毒液が全く入ってこない」と語った男性は、妻が昨年肺を手術。「コロナにかかったら大変なことになる」と話します。

 鈴木直道知事の「緊急事態宣言」で一気に冷え込んだ北海道経済。千葉隆・道書記長は、労働者の雇用と倒産廃業の営業を守るため、「自粛と一体に補償を」の声を広げに広げ、政府が思い切った対策を打つよう全力を尽くすと表明しました。

(「しんぶん赤旗」4月9日付より)