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           2018年5

 

北海道新幹線 工事残土問題/住民合意が前提/畠山氏ら鉄道・運輸機構に聞き取り

 

 北海道新幹線の延伸工事で、小樽市と札幌市にまたがる「札樽トンネル」(26・2`)に重金属を含む「要対策士」が発生、その対応について、日本共産党の畠山和也前衆院議員は4月27日、札幌市で工事主体の鉄道・運輸機構とのヒアリングを行いました。党道議団と党札幌市議団、党小樽市議団が同席しました。
 機構側から北海道新幹線建設局の小川淳次長らが応対、工事で発生する残土対策と札幌、小樽両市での住民説明会の開催状況の概要説明がありました。
 重金属の公表について、機構側は「地価などへの影響」を理由に施行前調査で分かっている数値は公表できないと拒否し、札幌市街地のトンネルで採用する「シールド工法」の場合、施行前調査はせず、掘り出した残土を事後に検査し対策をとると述べました。
 札幌市中央区の盤渓地区で受け入れるとされる残土が重金属の基準値を下回る「無対策土」に限られ、「要対策土」は小樽市朝里地区に運ぶ計画で、機構側は「市や(土壌汚染対策法を管轄する)道とも協議し、進めている」と話しました。
 他のトンネルで「要対策土」が出た場合も、自治体を超えて受け入れ地を探すことがあると答えました。
 党小樽市議団は「朝里ではヤマベの放流事業を行い、地滑りの危険もある。搬入すべきではない」と批判。畠山氏は、「要対策土」の対策工事の説明資料が住民説明会向けと違うことを厳しく指摘、自治体と住民への十分な説明と理解がないまま工事を進めないよう強く求めました。
 北海道新幹線の新函館北斗−札幌駅間は総延長211`で、うちトンネルが76%を占めます。2016年には、八雲町の立岩トンネルで掘削した「要対策土」の仮置き場で、基準値を超える鉛を含む濁水が外部に流出する事故が起きています。('18年5月1日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)