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共産党躍進必ず 道党会議開く/野党・市民団体が初参加/参院選・地方選一体に(2018.2.9)

   
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総選挙勝利へ 畠山氏決意表明/北海道党会議(2017.2.10)

   
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全道のすべての支部に訴えます 「国民連合政府」実現ヘ対話広げ、参院選勝利に向け10月から党勢拡大の飛躍をつくろう(2014.10.21)

   
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地方議員のみなさんへ 国民連合政府提案のよびかけを持って住民のなかに入り、10月の党勢拡大で「大運動」以上の成果上げよう(2014.10.21)

   
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参院選勝利へ/総合計画決定 第59回道党会議開く(2014.8.5)

   
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第59回道党会議「総合計画」(2014.8.2)

   
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第58回道党会議「総合計画」(2014.2.9)

   
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第57回道党会議「総合計画」(2012.10.7)

   
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第56回道党会議「総合計画」(2011.7.31)

   
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党道委が地方議員研修会議/新人議員囲む会も(2011.8.24)

   
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党道委旗開き/展望語り勝利必ず/紙・大門氏あいさつ 地方選へ決意(2011.1.7)

   
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新春街頭宣伝/日本共産党 道内各地で元気よく(2011.1.5〜6)

   
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第55回 道党会議(後半)開く/7日、党北海道委員会(2010.2.9)

   
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党勢の上げ潮つくり参院選で勝利しよう/第55回道党会議で決意(2010.1.12)

   
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衆院議席の回復必ず/党道委員会 札幌・石狩圏決起集会(2009.8.8)

   
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新しいルールある社会へ/道委が党旗びらき/各界代表ら150人参加、懇親(2009.1.7)

   
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「二つの政治悪」では自民も民主も同じ土俵/輝く党の値打ち語り比例議席を必ず/西野敏郭道委員長の新年あいさつ(2008.12.26)

   
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宣伝・組織戦の大飛躍で比例議席の獲得を/西野党道委員長 地方議員への訴え(2008.10.11)

   
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比例議席何としても/札幌活動者会議/道都の総決起呼びかけ(2008.9.19)

   
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「おらが選挙」の構えで/地区委員長の研修交流会議/浜野忠夫副委員長が報告(2008.9.13)

   

民意にそむく大連立/自公政権にかわる新しい政治を担える党〜北海道の比例議席回復必ず〜/西野敏郭道委員長の新年あいさつ(2007.12.28)

   

第54回道党会議「総合計画」(2007.12.9)

   

北海道における2大選挙(いっせい地方選挙、参院選挙)の総括(2007.11.8)

   

第53回道党会議 「総合計画」(2006.11.26)

   

第52回道党会議「総合計画」 (2006.2.12)

 

 

 

 

 

 

共産党躍進必ず 道党会議開く/野党・市民団体が初参加/参院選・地方選一体に

 

 市民と野党の共闘をさらに前進させ、統一地方選、参院選を勝ち抜ける党をつくろうと、日本共産党北海道委員会(青山慶二委員長)は4日、第61回北海道党会議を札幌市で開き、道内各地から参加した代議員が決意を固め合いました。
 道党史上初めて野党や市民団体の代表が来賓出席し、青山委員長らと各代表が手を握り高く掲げると、会場から大きな拍手がわきおこりました。
 道委員会の「総合計画」案について報告した青山氏。昨年の総選挙を通じて逆流を乗り越えて市民と野党の共闘が前進し、安倍暴走政治にとって代わる共闘が広がっていると紹介。「安倍改憲阻止へ3000万署名をやりとげ、市民と野党の共闘のさらなる発展と、党躍進のために強く大きな党をつくろう」と呼びかけました。
 市民と野党の共闘の絆を深めた「戦争させない市民の風・北海道」の小林久公事務局長、立憲民主党道連の佐々木隆博代表(衆院議員)、社民党道連の浅野隆雄幹事長が連帯あいさつ。佐々木氏は「国民と連携し、国会内外で力をあわせ改憲を阻止していく」と話しました。
 来年夏の参院選をたたかう紙智子参院議員(比例代表)、畠山和也前衆院議員(参院道選挙区候補)、道議候補が紹介され、紙、畠山両氏が「地方選と一体に参院選での共産党の躍進のため頑張ります」と、それぞれ決意を表明しました。地方議員や候補、職場、地域、青年、学生などの支部の代議員が発言しました。

 

選出された新三役は次の通り(敬称略)
▽委員長=青山慶二(再)
▽副委員長=岡田晋一、佐川敏幸、春木智江、金倉昌俊(以上再)、畠山和也(元)
▽書記長=千葉隆(再)('18年2月6日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

総選挙勝利へ 畠山氏決意表明/北海道党会議

 

 日本共産党北海道委員会(青山慶二委員長)は29日、札幌市内で、第60回北海道党会議を開催し、道内各地から参加した代議員らが年内にも予想される総選挙での勝利へ決意を固め合いました。
 青山委員長は、第27回党大会決定と道委員会の「総合計画」案に沿って報告。青山氏は、衆院5区補選と参院選を通して、道内で新しい政治対決の構図が生まれ、「自公と補完勢力対野党と市民共闘」が鮮明になったとして、「野党共闘の発展に力をつくす」と訴えました。
 次期衆院選の各小選挙区候補が紹介され、北海道比例ブロックの畠山和也衆院議員が代表して決意表明。「小選挙区候補と力を合わせて野党共闘の勝利と、共産党の躍進、北海道で比例複数議席を勝ち取り前進するためがんばる」とのべました。
代議員20人が発言し、紙智子参院議員があいさつ。発言では、野党共闘への期待が大きく、その先頭に立つ共産党への期待と注目が各地で広がっていること、世代的継承の問題で労働者、青年・学生分野で前進するなど、どの分野でも新しい前進が可能であることが話されました。
 会議では、新たな道役員が選出されました。三役は以下の通りです。委員長=青山慶二(再)、副委員長=岡田晋一、佐川敏幸、春木智江(いずれも再)、金倉昌俊(新)、書記長=千葉隆(再)。('17年1月31日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

全道のすべての支部に訴えます 「国民連合政府」実現ヘ対話広げ、参院選勝利に向け10月から党勢拡大の飛躍をつくろう

 

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地方議員のみなさんへ 国民連合政府提案のよびかけを持って住民のなかに入り、10月の党勢拡大で「大運動」以上の成果上げよう

 

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参院選勝利へ/総合計画決定 第59回道党会議開く

 

 日本共産党北海道委員会は2日、札幌市内で第59回道党会議を開き、「戦争法案阻止・党勢拡大大運動」成功へ総決起し、国民的大闘争を広げ、量・質ともに強力な道党組織を建設し、参院選での勝利、北海道選挙区での議席獲得を掲げた「総合計画」を決定しました。
 畠山和也衆院議員、紙智子参院議員、大門みきし参院議員が議会報告し、いわぶち友参院比例候補、森つねと参院道選挙区候補が支援を訴えました。
 新しい道委員を選出し、第1回道委員会総会を開き、19人の常任委員を選出しました。(敬称略。○は新)

 

 ▽委員長=青山慶二(60)
 ▽副委員長=岡田晋一(62)、佐川敏幸(66)、春木智江(56)
 ▽書記長=○千葉隆(58)
 ▽常任委員=浅水明(59)、岡部紀子(60)、小田一郎(53)、加藤昇(55)、金倉昌俊(40)、小泉健一郎(60)、千田悟(55)、橋田智寛(49)、馬場龍次(64)、宮内聡(52)、武藤孝司(66)、○森英士(37)、山崎航平(29)、吉永春雄(67)('15年8月5日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

第59回道党会議「総合計画」

 

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第58回道党会議「総合計画」

 

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第57回道党会議「総合計画」

 

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第56回道党会議「総合計画」

 

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党道委が地方議員研修会議/新人議員囲む会も

 

 

 日本共産党北海道委員会は22日、札幌市の「かでる2・7」で全道地方議員研修会議を開催しました。
 2日間の日程で行われるもので、道内の地方議員と候補者が参加しました。1日日は西野敏郭道委員長の報告と金子邦彦自治体局次長の講演、保母武彦島根大学名誉教授の記念講演がありました。
 西野氏は、道内の日本共産党の地方議員が178人になったことを報告し、いっせい地方選挙での奮闘をねぎらいました。
 西野氏は「大震災と原発事故は、国民の力を総結集して打開しなければならない国政上の最大の課題であり、日本の政治のあり方の根本が問われる問題です」と指摘。「日本の政治が大きく変わる歴史的前夜であり、党勢拡大の大運動で強く大きな党をつくることは国民への責務です」と強調し、地方議員が運動の先頭に立つことを訴えました。
 23日は「震災と原発」「国保問題」など五つの分科会で討論が行われました。

 

新人議員囲む会
 全道地方議員研修会議が開かれる中、日本共産党道委員会は22日夜、新人議員を囲む交流会を開き29人が参加しました。北海道で誕生した新人議員21人のうち15人と、先輩議員らが交流しました。
 青山慶二書記長は「いろいろな困難にぶつかることも多いでしょうが、この機会に貪欲に学んでほしい」とあいさつ。真下紀子道議は「私も議員経験がない中で道議会議員になり、3期日になりました。ともに支え合って頑張りましょう」と話しました。('11年8月24日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

党道委旗開き/展望語り勝利必ず/紙・大門氏あいさつ 地方選へ決意

 

 

  日本共産党北海道委員会は5日、札幌市内で新年恒例の旗開きを行い、170人が参加しました。紙智子、大門実紀史両参院議員があいさつしました。
  西野敏郭委員長は「民主党政権への国民の期待は、失望から怒りに変わっています」と指摘。「厳しい情勢ですが、展望ある政策を有権者に広げ、いっせい地方選挙で躍進します」と決意を述べ、支援を訴えました。
  いっせい地方選挙をたたかう真下紀子道議、金倉まさとし道議候補、菊地よう子小樽市議(道議候補)と札幌市議選の候補者が壇上で紹介され必勝の決意を述べると、会場は拍手に包まれました。
  北海道アイヌ協会の加藤忠理事長、山田定市北大名誉教授が来賓あいさつをしました。
  嶋保余市町長、北良治奈井江町長、宮谷内留雄蘭越町長、片山健也ニセコ町長、貝田喜雄上砂川町長から祝電がありました。(2011年1月7日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

新春街頭宣伝/日本共産党 道内各地で元気よく

 

  日本共産党北海道委員会は仕事始めの4日、札幌市中央区の駅前通で新年の街頭宣伝をしました。
  紙智子参院議員、西野敏郭道委員長、青山慶二道書記長、井上ひさ子札幌市議団長が、宣伝カーから年頭のあいさつをしました。

 


  紙議員は、「民主党政権が進めるTPP(環太平洋連携協定)は農業だけの問題でなく、金融や医療の分野でも国のあり方を変える重要問題です。領土問題は、世界のどの国もが納得できる論立てでの交渉が必要です。内政でも外交でも、政治を民主的に転換させる綱領を持っている日本共産党を大きく躍進させてください」と力を込めました。
  西野氏らは「今年はいっせい地方選挙の年。日本共産党は強力な議員団をつくる決意です」「札幌では井上団長をはじめ、11人の立候補者全員の当選を目指します」と訴え、支援を呼びかけました。
  職場に向かう人たちは、凍結した路面を歩きながらビラを受け取り「がんばってください」と激励していました。

 

札幌・清田区/党と後援会
  札幌市清田区の日本共産党と後援会は1日午前、初詣の人たちでにぎわう厚別(あしりべつ)神社下で宣伝をおこないました。これには党員、後援会員ら16人が参加。紙智子参院議員、吉岡ひろ子市議候補らが訴え、市議選に向けての吉岡さんの政策などを掲載した「ほっかい新報」号外を配りました。
  清田区の「世直しおばちゃん」こと吉岡市議候補は「札幌市は特養老人ホームや保育所への待機者が多く、介護施設や保育所の建設は待機者解消とともに、若い人たちの雇用確保にもなります。市民の願い実現のため頑張ります」と市議選への決意をのべました。
  紙参院議員は、民主党政権が自民党政治の道に後戻りしていることを指摘し、北海道の農業や経済に大打撃を与える環太平洋連携協定(TPP)問題にもふれながら、国政でも市政でも政治の民主的な転換をはたせるのは日本共産党だと強調。「私が生まれ育った清田区で、市民の生活を守るため頑張っている吉岡岡ひろ子さんを市政の場へ送り出してください」とよびかけました。

 

党江別地域後援会
  北海道江別市の江別神社参道前で、日本共産党江別地域後援会と吉本和子市議が1日、初詣に訪れた市民に、のぼりや特大プラスターを掲げ、「おめでとうございます」と元気よく声をかけながら、消費税増税に反対する署名と宣伝を行いました。
  吉本市議は、「菅首相は自・公政権でもできなかった大企業への法人税をさらに5%も引き下げるというのです。こんな横暴を許すわけにはいきません」と訴えると、参道の参拝客から「そのとおり、共産党頑張れ」の声援が寄せられました。
  「マイクの声が聞こえたので来てみました」という車椅子に乗った48歳の女性とその母が、後援会員の誘いに応えて「こんなのはじめてです」と言って宣伝活動に飛び入り参加し、元気にプラスターを掲げてくれる一幕もありました。
  車椅子での初参加になった母娘は、「みなさんと一緒に行動ができて勇気をいただきました。すがすがしい気持ちです」と生き生きと語りました。

 

函館
  函館市の駅前で3日、日本共産党の道議・市議候補が勢ぞろいして街頭宣伝を行いました。
  高橋佳大・党函館地区委員長が司会して各候補を紹介。市戸ゆたか市議、本間かつみ市議候補、紺谷よしたか市議が今年の決意・抱負などを語りました。
  最後に古岡ともや道議候補が「北海道民に冷たい高橋道政を変えましょう」と力説。「千歳市のインターチェンジを20億円でつくろうとしています。たった4分しか短縮にはなりません。1分の短縮を5億円かけてやろうとしています。ほかの県では自粛している海外視察などは即刻やめて、その財源を老人福祉や子どもの医療費無料化などに使い、安心できる道政をめざしましょう」と訴えました。

 

札幌・西区
  「国民の暮らしと福祉を守り、日本経済を立て直します」−。初詣でにぎわう1日、札幌市西区にある琴似神社前で、日本共産党の田中けいすけ市議候補は地域の後援会員や党員とともに新年のあいさつを行いました。
  田中候補は「共産党は企業・団体献金や政党助成金をいっさい受け取らず、『国民が主人公』の政治実現のため、積極的に政策を提案しています」と強調。「障害を持っても安心して暮らせる街づくりは、すべての国民が幸せになることです」と訴えました。
  また、働く4人に1人が年収200万円以下のワーキングプアだと指摘し、「大企業には、ためこんだ内部留保で雇用を拡大させ、希望を持って暮らせる社会をつくろうではありませんか」と語り、日本共産党への支援を呼びかけました。

 

八雲町
  日本共産党八雲町委員会と町議団は3日、年始の街頭宣伝を町内9カ所で行いました。
  竹浜俊一町委員会委員長と佐藤智子、横田喜志両町議が交代でマイクを握り、「今年はいっせい地方選挙が行われます。政党らしい政党を選ぶことが大切です。政党としての大道を歩む日本共産党の前進こそが日本の未来を切り開くことになります」と心を込めて呼びかけました。('11年1月5〜6日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

第55回 道党会議(後半)開く/7日、党北海道委員会

 

 日本共産党北海道委員会は7日、第55回党会議(後半)を開き、38万票を獲得し、「大門議員ら5議席の絶対確保、道選挙区でも議席を獲得する」総合計画( 全文は→ )を決めました。
  あいさつした大門みきし参院議員は、北海道のNTTグループ会社の転籍強要問題を取り上げた国会質問( 動画→ )が、大きな反響を呼んでいることを報告。「民主党の政治を正せるのは共産党だけ。出番の情勢です」と強調して、はたまや和也参院北海道選挙区候補とともに、参加者から激励を受けました。
  討論では17人が発言。総選挙後の情勢の中で足を踏み出し、党勢拡大の課題も前進させている発言が相次ぎました。
  道委員会の新役員は次のとおり。(敬称略)
  ▽委員長=西野敏郭▽書記長=青山慶二▽副委員長=岡田晋一、石橋哲郎
  ▽常任委員=岡部紀子、小川健治、小田一郎○、小村貞三、佐川敏幸、田中弓夫、千田悟○、橋田智寛、畠山和也、馬場籠次○、春木智江、峯田洋光○、宮内聡、武藤孝司、吉永春雄(○は新、それ以外は再)('10年2月9日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

党勢の上げ潮つくり参院選で勝利しよう/第55回道党会議で決意

 

  日本共産党道委員会は10日、札幌市内で、第55回道党会議(前期)を開催しました。全道各地から集まった代議員、評議員らが、13日から始まる第25回党大会に呼応し、「躍進期間」目標達成をめざす党勢の上げ潮をつくり、参院選勝利を勝ち取る決意を固めあいました。
  会議では22人の代議員が発言し、暮らしや雇用、医療、社会保障などの各分野での活動や、支部活動について報告しました。
  西野敏郭道委員長は、「過渡的な情勢」のもとで、たたかえば要求は実現することが実感できるとのべ、SOSネットの相談活動や後期高齢者医療制度廃止の運動、農林漁業分野での変化など道内でも運動が広がっていると強調しました。
  また、参院選が、国民が新しい政治を探求、模索するなかでの選挙であり、建設的野党としてのわが党の値打ち、役割がますます浮き彫りとなる新しい条件でのたたかいであるとして、「道内での新しい変化、条件を生かし、広い視野で無党派や他党支持層にも支持を訴え、情勢に確信をもって参院選勝利に立ち向かっていきたい」と呼びかけました。
  紙智子参院議員は、大会に向けての諸課題達成と、参院選での勝利のためともにがんばる決意をのべました。はたやま和也参院道選挙区候補は、道内各地を回るなかで感じた新しい変化、共同の広がりなどを報告し、比例5議席確保、道での勝利をめざし全力をあげると表明しました。

 

心を動かす発言相次ぐ/苦難解決の先頭に共産党、若者へ入党の訴え大胆に
  第55回道党会議(前期)では、情勢の大きなうねりの中で、要求実現の先頭に立って強く大きな党づくりで参院選挙、いっせい地方選挙に勝利しようという発言が相次ぎました。
  札幌中央地区の職場支部は、NTTグループ会社が契約社員約700人を登録型派遣社員化しようとしている間題で、労働者からの相談をきっかけに大門みきし参院議員らとともに労働者いじめをやめさせる活動を展開していることを報告しました。
  「大みそかの5時すぎまで相談を受けていた」という道労連グループの代議員は、「死のうと思っていました」と泣き崩れる相談者らと向きあい、「雇用・くらし・SOSネット」が街頭相談を開始した昨年2月以来、3000件以上の相談があったことを紹介。「共産党が国民の光にならなければならない」と参院選勝利の意義を訴えました。
  酪農政策について発言した釧根地区の代譲員は、JA組合長が党への期待を表明したことを紹介し、「今こそ、農家の中に飛び込んでいくことが大切です」と強調しました。
  支部の活動で「いつも笑いが絶えない」という帯広市の光南支部。支部長は、路上生活をしていた人や生活相談で結びついた人が入党し、支部活動になくてはならない「新鮮力」になっていると発言しました。
  札幌北区の坂本順子委員長は、地区常任委員会の「固い決意」が支部に伝わり、日刊紙購読を前面にした拡大推進で目標突破した経験を語りました。
  「若者に、軽いノリで入党を呼び掛けてください」。保育士の旭川の青年、ソーシャルワーカーの函館の青年は学習会や署名活動、生活相談活動で生き生きとした活動を報告しました。
  花岡ユリ子道議、金倉まさとし道議候補、熊谷裕北見市議がいっせい地方選挙、中間選挙での必勝の決意を述べました。('10年1月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

衆院議席の回復必ず/党道委員会 札幌・石狩圏決起集会

 

  「歴史の新しい扉を開くたたかいで、必ず北海道の衆院比例議席を獲得しよう」と、日本共産党道委員会は6日夜、札幌・石狩圏の総決起集会を札幌市で開きました。
  宮内聡、岡ちはる (道2区重複)両衆院比例候補と松井ひであき道1区候補が力強く決意を表明しました。
  宮内候補は「6年前に失った衆院議席を取り戻す絶好のチャンスです」と語りかけ、自公政権を退場させたいとの道民の期待の広がりに触れ、「消費税増税に反対し、憲法を守り北海道農業を守る、日本共産党の値打ちを大いに語り、衆院議席の奪回へ全力をあげます」と述べました。
  「6年間の苦闘が実るかどうかは、文字通り残された期間の奮闘にかかっています」と切り出した西野敏郭道委員長。各党とも猛烈なラストスパートをかけ正念場の局面を迎えており、「現在のテンポのままでは議席に届きません。活動を大飛躍させ、支持拡大目標をはじめ、やるべきことをやり尽くしましょう」と訴えました。
  自公政治を退場に追い込む日本の戦後史のなかでも、かつてなかった歴史的な選挙戦であり、党が総選挙をたたかう基本的立場として幹部会声明を発表したと紹介。「身につければわくわくする」と確信が広がり、総選挙政策を盛り込んだ「しんぶん赤旗」8月号外などで「党の政策と訴えが宣伝・対話で全道民規模に届くなら、必ず勝利することができます。この規模と速度が勝敗を左右します」と力を込めました。
  西野氏は、すへての支部が公示前に得票目標2倍の支持拡大目標を突破し、さらに過去最大の支持拡大に挑戦するよう提起。「比例は日本共産党」「全国・全道は一つ」を基本に、すべての党員の参加・総決起で勝利への大飛躍をつくりだそうと呼びかけました。

 

札幌の支部、後援会の発言から
  札幌市内の6地区委員会から支部、後援会代表が発言しました。
  西区・平和支部の代表は、2007年市議選で借敗した悔しさを忘れず、「今度こそ共産党」を合言葉に、支持拡大目標を7月中に達成し、目標を引き上げたと報告。「自公政権の悪政のもとで支部の党員も生活が大変ですが、自分がかかわった要求で地域の人たちに働きかけ、運動して元気になっています」と語りました。
  東区・北光支部の代表は、対話の特徴を紹介。「他党から頼まれていてほとほと困っている」という人に、総選挙は2回投票することや、「比例は日本共産党を支持してください」と訴えると、「それでいいの。助かったわ」と語りました。
  いままで支持していないという女性が「今回の選挙ほど悩む選挙はないわ」とこぽしたことで対話に。党員が新しい政権でも間違ったことには防波堤の役割を果たす党の政策を述べると、「真剣に考えてみます。『比例は共産党』を検討させて」と答えました。
  厚別区・厚別北支那の代表は、「自公政治をやめさせたいが、民主党にも疑問がある。友人と『今度は白紙投票にする』と相談していた」という人に、消費税増税に反対し、企業・団体献金も憲法違反の政党助成金も受け取っていないから大企業にも堂々とモノがいえますと党の値打ちを紹介。「聞いたことのない話ばかりですが、私の知りたいことでした」と支持を約束。どんどん党を語っていきたいと話しました。
  豊平区・福住支部の代表は、男性が宣伝中に寄ってきて質問し、路上小集会になったと報告。「消費税増税しなくても財源はあるのか。アメリカヘの思いやり予算をやめればいいことはわかるが」と話すので、党員は「もうかっている大企業や大資産家へのゆきすぎた減税をやめ、応分の責任を果たさせればいいのです。大企業に直談判して雇用を守る社会的責任を発たすよう求めてきた共産党を大きくしてください」と呼びかけました。(8月8日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

新しいルールある社会へ/道委が党旗びらき/各界代表ら150人参加、懇親

 

  日本共産党道委員会は五日夜、札幌市内で「二〇〇九年党旗びらき」を行いました。道薬剤師会、千島歯舞諸島居住者連盟など各界の代表と労働組合・民主団体役員、党関係者ら百五十人余が参加、懇親を深めました。
  あいさつに立った西野敏郭道委員長は、貧困と格差の広がりのなか、財界とアメリカいいなりの政治がもはや被たんし、新しいルールある社会をという日本共産党の主張が国民に浸透してきていますと指摘。「総選挙で日本共産党が伸びることが国民本位の政治への新しい一歩を切り開くたたかいになることを全道民の規模で訴え、衆院の議席を回復したい」と表明しました。
  北海道ウタリ協会の加藤忠理事長、阿部一司副理事長が出席し、阿部副理事長が来賓あいさつ(別項)をしました。
  道労連の名知隆之議長は、新年早々事務所に寄せられる労働相談が急増し、昨年十二月には七十件を超える相談があったと紹介。「企業の社会的責任を果たさない大企業中心の政治を変えるため、ともにたたかっていけるのは共産党です。今年こそ政治を変える年とするため力を尽くしたい」と述べました。
  宮内聡、岡ちはる(道2区重複)、おぎう和敏(6区)、さとう昭子(9区)、渡辺ゆかり(11区)の各衆院比例候補、松井ひであき道1区候補が紹介され、宮内候補が決意(別項)を語りました。
  この日から始まった通常国会から駆けつけた紙智子、大門実紀史両参院議員がそれぞれあいさっしました。
  フロアからのスピーチでは、各代表から日本共産党への期待の声が寄せられました。
  雇用促進住宅福住宿舎譲渡・廃止問題協議会の三上陽一さんは、昨年二月の廃止通知が住民と共産党の力で二年間延長となったと報告。「これからのたたかいは、私たち住民だけでは勝てません。さらに共産党の力を借りて廃止を撤回させるためたたかっていきたい」と話しました。
  札幌ローカルユニオン「結」の湯本要さんは、労働相談で切実な声が続出していると発言。「仲間は負けていません。いつも話し合っていますが、議論すればするほど共産党しかないとなる。宮内さんに国会で活躍してほしいと声が上がっています」と結びました。

 

<宮内さん国会にぜひ/ウタリ協会・阿部副理事長>
  北海道ウタリ協会の阿部一司副理事長 のあいさつを紹介します。
  全アイヌ民族を代表し、加藤忠理事長になりかわってあいさつします。昨年来、紙智子参院議員はじめ日本共産党のみなさんにお世話になりました。
  昨年六月、国会で全会一致で採択された「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」には、「法的には等しく国民でありながら差別され貧窮を余儀なくされた」という文章があります。「法的に等しく国民」といっていますが、そうではありません。
  北海道開拓にあたって私たちは「旧土人」と呼ばれ、一方的に日本国民にされ、言葉も文化も禁止され、土地を奪われました。住んでいた家、土地までも「おまえたちは財産管理能力がないから」といってとりあげられました。もう百四十年もたっています。どうしてこれで「法的に等しく国民」でしょうか。
  私が札幌に出てきた時には小笠原貞子議員、その後、高崎裕子、児玉健次両議員は国会の場でアイヌ民族問題で多く質問し政府を追及してもらいました。
  わからずやの政府にものをいい、情勢を変えてくれるのは共産党のみなさんだと心から思っています。何としても宮内聡さんを国会に送り出し、私たちの応援団長になってもらいたいと思います。

 

<大企業に物言う議席必ず/宮内比例候補が決意表明>
  道党旗びらきでの 宮内聡比例候補の決意表明を紹介します。
  昨年、苫小牧のトヨタ、いすゞに紙智子参院議員とともに調査に入りました。どちらの会社もルール無視のひどい実態でした。
  その実態をもとに厚生労働省と交渉し、月末には道労働局、道知事へ申し入れました。「路頭に迷う人を出さない」との強い思いで活動をしてきました。
  大企業に対し、はっきりものが言える議席が北海道で本当に必要だと強く感じました。
  北海道経済を支えている中小企業と農林漁業を応援する政治が求められています。そのことをまっすぐ言える日本共産党の衆院議席を何としても勝ち取りたいと思います。(1月7日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

「二つの政治悪」では自民も民主も同じ土俵/輝く党の値打ち語り比例議席を必ず/西野敏郭道委員長の新年あいさつ

 

  「ほっかい新報」読者の皆さん、新年あけましておめでとうございます。日頃のご愛読、党の前進のためにご支援をいただき感謝を申し上げます。
  今年は総選挙が闘われる歴史的な年です。解散・総選挙の時期は流動的ですが、いつ解散になっても勝利できるために、党道委員会は年明けから全力疾走いたします。

 

  今年は、これまでの党の歴史の中でも、党の役割・値打ちがかつてなく輝く情勢のもとでの幕開けとなりました。
  麻生内閣がいまや政権末期の状況に陥っていることは、だれの眼にも明らかです。安部・福田内閣に続いて登場した麻生内閣の最大の使命は「自民党政権の延命」でした。
  ところが麻生首相は「選挙より政策」と言いながら、世界的金融危機での大不況にまともな対策を打ち出せず、目玉の「定額給付金」も三年後の消費税増税とセットで、国民から総反撃を受けました。
  これに首相自身の暴言・迷言も加わり、支持率が二割台に急落、もはや、にっちもさっちもいかなくなっています。
  この根本には、「財界・アメリカいいなり」のまま国民いじめの政治から抜け出せない自民党路線の破たんがあります。
  対する民主党も、――後期高齢者医療制度の存続前提の補正予算案に賛成、――新テロ特措法延長案の衆院採決を促し、「陸上自衛隊のアフガン派遣」という民主党案には「民主党が政権をとれば憲法解釈を変える」と述べる、――自民・民主の党首会談でも「第二次補正予算案を出せば新テロ延長案採決に応じる」と述べるなど、早期解散への党利党略だけの迷走に終始しました。
  こうした事態に「民主党はおかしい」の声が広がっています。民主党が迷走に陥る根本にも、「財界・アメリカいいなり」という「二つの政治悪」で自民党と同じ土俵にいるからに他なりません。

 

非正規切り許さない 社会的反撃を

  これに対してわが党は、国民・道民の切実な願い実現の先頭に立ち、攻勢的な論戦と闘いでで自公政権を追いつめ、現実に政治を動かしてきました。
  雇用問題では志位委員長の国会質問が大反響を呼び起こし、「蟹工船」がベストセラーになり、志位質問のインターネットやDVDが広く青年のなかで話題になっています。
  大企業の非正規社員の大量解雇に反撃が始まり、政府に「非正規切り防止通達」を出させるなど、今や「雇用を守れ、大企業は社会的責任を果たせ」は一大世論になっています。
  後期高齢者医療制度の廃止の闘いで広範な医療・福祉団体、老人クラブ、町内会との共同が広がり、昨年は参議院で廃止法案が可決し、来たるべき総選挙でも大争点になっています。
  食と農の問題も、わが党が発表した「農業再生プラン」での各地のシンポジウムに、農業諸団体や自治体関係者等も広く参加し「食糧主権、食糧自給率向上」での共同が広がっています。
  わが党と国民・道民との共同が広がる根本には、どんな時にも「国民の利益最優先」を貫き、労働者派遣法の大改悪(一九九九年)や後期高齢者医療制度導入(二〇〇〇年)などの「決定的場面」で、唯一、間違った政治に反対しぬいてきた実績があるからです。
  日本共産党がのびれば政治が変わることを知っていただくために開いてきた「綱領と日本の前途を語るつどい」や演説会も道内95%の市町村で開催され、主要都市の演説会は十数年〜二十年ぶりに最大規模の参加になりました。
  このように今日の情勢は、「今の政治を変えたい」という道民の願いと「政治の中身を変える」党の政策があらゆる分野で響きあい、まさに党躍進の好機の情勢です。
  この情勢は、国会での党の論戦とともに、道内六名の衆議院候補者、地方議員、支部と後援会の奮闘によってつくられたものです。わが党は年初から、雇用、社会保障、食と農業、税金、憲法などの闘いをすすめ、それと一体に総選挙勝利の活動を前進させる決意です。

 

  今年を総選挙で勝利し必ず比例代表の議席を獲得するために、いままで以上の皆さんの大きなご支援・ご協力をお願い申し上げます。最後に、皆さんのご健勝を心から祈念いたしまして、新年の挨拶とします。

 

宣伝・組織戦の大飛躍で比例議席の獲得を/西野党道委員長 地方議員への訴え

 

  日本共産党道委員会は九日、「迫る総選挙で躍進のチャンスを現実のものとするために『比例は日本共産党へ』の大波をつくる宣伝・組織戦の大飛躍で比例議席の獲得を」と、全道の日本共産党地方議員百八十八人全員にあてた西野敏郭委員長の訴えを送りました。
  訴えは、「草の根で党の旗を守り、住民との強い結びつきをもっ地方議員百八十八人全員の力の総発揮を心から呼びかけます」と強調しています。
  そのために、@政治の中身を変える党の値打ちを語り、公示前の音の宣伝に時間を割き、党の元気な姿を示し、政治の風を吹かせるA比例議席獲得に力を集中し、民主党に期待する人をはじめ広範な無党派、他党支持者にも「比例は共産党へ」の訴えを広げ、宣伝・組織活動を飛躍させる。まず「比例選挙で共産党の一議席を」と訴え抜くB全議員が比例選挙を「おらが選挙」として取り組み、「どこの行政区も必勝区」「すべての行政区が穴を開けない」という構えで日々行動する−を提起しています。(10月11日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

比例議席何としても/札幌活動者会議/道都の総決起呼びかけ

 

  日本共産党道委員会は十七日夜、札幌の党員を対象にした活動者会議を札幌市で開き、目前に迫った総選挙で比例議席を獲得するため、道郡・札幌の党の総決起をかちとろうと決意を交わしました。

 

  報告に立った西野敏郭道委員長は、自公政権が続けてきた、大企業優先の「構造改革」路線が完全に破たんし、総選挙を日本共産党が躍進する大きな好機、チャンスととらえ、必ず勝利に結びつける攻勢的な構えをいち早く確立して立ち向かう意義を強調。党活動を総選挙前面にした活動に抜本的に切り替え、テンポを一気に引き上げ、勝利のための到達点をつくりだそうと呼びかけました。
  そのうえで、札幌の党の果たすべき役割について西野氏は「全道の得票目標の42・6%の十四万五千票を全札幌の団結で必ずだすかどうかに道の比例選挙の勝敗がかかっていると言っても過言ではありません」と指摘。「比例選挙を自らの選挙として、地方選以上の構えで立ち向かうなら、必ず得票目標を実現できるし、札幌の奮闘いかんが比例議席獲得のカギを握っています」と訴えました。
  勝利への活動の大飛躍を呼びかけ、「北海道の比例議席獲得は、苦難の解決を求める道民に対する道党組織のもっとも大きな責任です。とりわけ道都・札幌の支部と党員の総決起にかかっています」と活動の大飛躍を訴えました。
  大きな拍手で迎えられた宮内聡、岡ちはる両衆院比例候補が決意を表明しました。

 

 討論では、中央区・大通支部の支部長がこれまでの総選挙で対話・支持拡大目標達成が遅くなった経験から、一日も早く達成するための活動を強めていると報告。「新入党員も力を発揮し、目標まで対話で七割、支持拡大であとわずかのところまできています」とのベ、宣伝で署名用紙、「しんぶん赤旗」、後援会ニュースを持ち、対話をすすめて、会員を増やして徹底しているといいます。
  西・手稲地区の野呂田博之副委員長は、月一回のマラソン宣伝でも党への関心、期待が強いことを実感しているとして、「チャンスの情勢を飛躍させ、比例議席獲得のため、全支部が思いを一つにしてたたかい、地区の責任目標達成に全力をあげる」と語りました。
  北区新光支部の支部長は、支部として九、十月を特別の運動月間に設定した矢先に、福田首相辞任で選挙モードに入ったとのべ、会場をわかせました。スーパー前や住宅で九月に入り十三回、六十二カ所で宣伝したと紹介し、公示までに週三十カ所以上を目標に奮闘すると語りました。
  東区の太田秀子市議候補は、自民党総裁選が報道されるなか、支部、後援会の人たちと地域を訪問すると、情勢の変化を実感すると報告。「支持者、後援会員は力を貸してくれるし、政治を変えるため何かしたいと思っています」「スピードをあげて宣伝、組織活動で奮闘し、党員、後援会員とともにたたかったといえる選挙にしたい」と話しました。
  白石区親栄支部の支部長は「支部で四回開催したつどいや地区演説会に、後援会員や読者、支持者などつながりを生かし誘いあって取り組んできたことが力になった」とのべ、「選挙勝利のため、支部の一人ひとりの持てる力を発揮し頑張りたい」と表明しました。
  要求活動を中心にすえ、目標達成へ活動を広げている南区委員会の阪田愛興委員長。宣伝カーを毎日運行し、毎週、地下鉄三駅で宣伝、女性後援会が週一回ハンドマイク宣伝をしていると発言。「公示までに二万二千の支持拡大目標をやりきりたい」とのべました。(9月19日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

「おらが選挙」の構えで/地区委員長の研修交流会議/浜野忠夫副委員長が報告

 

  「総選挙勝利に向けて、地区委員会の活動と指導のあり方を考えよう」と、日本共産党道委員会は十一日、浜野忠夫中央委員会副委員長を迎えて、地区委員長研修交流会議を札幌市で開きました。

 

浜野副委員長が報告
  「総選挙を党の前進・躍進の好機、チャンスとしてとらえ、攻勢的にたたかおう」と切りだした浜野氏。臨時国会が開かれれば、いつでも解散・総選挙の可能性があり、情勢にふさわしい活動のくみたてが必要と指摘。@全有権者を対象にした宣伝・組織活動を前面にするA支部を基礎にした「綱領と日本の前途を語り合う大運動」を選挙活動の軸にすえるB党勢拡大を前進から飛躍をかちとる−ことを提起しました。
  「比例代表選挙で道の一議席絶対確保の構えをどうつくっていくのか」と問いかけた浜野氏は、三十四万票の得票目標を確保するため、全自治体・行政区・支部まで明確にし、生きた目標にすることの大切さを強調しました。比例代表選挙を「おらが選挙」にすることに特別の努力を注ぐ必要があるとのべ、北海道の党が一九九六年に初の衆院比例選挙で三十九万七千票を獲得して児玉健次さんを当選させ、定数四の参院選挙区で四回当選させた実績があると語り、「持てる力をすベて発揮すれば、定数八での議席獲得は可能です。それを全党の構えにして選挙勝利に向かいましょう」と力を込めました。
  選挙戦で地区委員長や副委員長の構えと指導姿勢が決定的意味をもつとして、「指導とは納得である」という原則を貫き、支部と党員に学ぶ謙虚な態度と決定をくり返し学ぶ重要性を強調。▽地域で党を代表する機関として政治活動と大衆活動にとりくむ▽直接、支部の指導に責任をもっ機関として「支部が主役」の活動を軌道にのせる−との二つの任務を選挙のなかでこそ果たそうと訴えました。

 

自公に批判広がる…/交流会議での発言から
  浜野副委員長の報告を受けて、各地区委員長が発言しました。
  農民や中小企業者など広範な人たちとの対話、懇談、つどいを開いてきた十勝地区の佐藤糸江委員長は、十勝管内のある町の農業委員が会合のなかで、「このまま厳しい状況が続くなら、共産党に入るしかないか」と話したと紹介。「いま農業をやめたら、国の農業政策、経営安定対策を認めたことになる」と自民・公明政治へ厳しい批判が強まっていると強調しました。
  十八日の市田忠義書記局長を迎えての街頭演説を千人余の規模で成功させようと意気込む苫小牧地区の小谷正芳委員長。さとう昭子比例候補の訪問した先の娘さんが「自公はとんでもない。民主党はどっちにいくかわからないし。憲法を守りたい、暮らしもよくしたいので共産党しかない」と語り、期待が広がっていることを紹介しました。
  日高地区の菅原厚三委員長は、自公の悪政が地域にのしかかる深刻な事態を報告。商店街では元気な店も疲弊し、やっていけるところは一軒もないといいます。「政治の中身を変える党の政策を一人ひとりが周りに伝えきれば勝利できます。どのようにすすめていくか提起していきたい」
  札幌中央地区の久保田忠委員長は、党前進の「絶好のチャンス」をどれだけ共通認識にしていけるかがカギで、逆算して活動をどう組み立てていくか、いま何をするのかを提起していると報告しました。
  党員の半数が支部会議に参加するある居住支部では「やると決めたことをやりきる」と毎週集約し、千八百人の得票目標に対し、千百人を超えて支持を集約したと紹介しました。
  南空知地区の前川一夫委員長は、夕張市でビデオ「あなたと学ぶ日本共産党」が話題を呼び、市民が「ビデオを見て、これなら共産党を応援できる」と話し、つどいを二十回開催することにしていると発言しました。
  道委員会の西野敏郭委員長は「交流会議を全面的に生かし、道委員会と地区委員会の双方向で団結して頑張りたい。活動の規模と速度を一気に強め、大飛躍をつくりだし、必ず勝利しましょう」とまとめをのべました。(9月13日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

民意にそむく大連立/自公政権にかわる新しい政治を担える党〜北海道の比例議席回復必ず〜/西野敏郭道委員長の新年あいさつ

 

  「ほっかい新報」読者の皆さん、新年あけましておめでとうございます。日頃のご愛読にあらためてお礼を申し上げます。また、昨年中は、いっせい地方選挙や参院選など、党の前進のために、様々なご支援をいただきましたことに、心から感謝を申し上げます。

 

  今年は、新テロ特措法をめぐって激動の情勢での幕開けになりました。福田自公政権は昨年末に会期を再延長し、参院で否決されても衆院での「三分の二」条項をつかって新テロ法を何が何でも成立させようとしています。事態の進展によっては解散・総選挙の可能性も否定できず、わが党は総選挙勝利…北海道での共産党比例議席の回復のために全力をつくしています。総選挙での党の躍進・勝利のために、どうか、皆様方のこれまで以上のご支援を心からお願いいたします。
  昨年の参院選挙は、わが党は議席を減らす残念な結果となりましたが、同時に選挙結果を歴史的・大局的に見ると、これまでの歴史にはなかった重要な変化が生まれました。
  第一に、何といってもこれまでの自公政治が続けてきた構造改革に、国民は「NO」の明確な審判を下したことです。参院での議席数は与野党逆転となり、自公の悪政が簡単には通せない状況が作り出されました。自民党政治の行き詰まりはいよいよ深刻です。
  第二に、参院選結果を受けて、国民自身が自民党政治に変わる新しい政治のあり方を真剣に模索し、自らの闘いで現実に政治を動かす局面が次々生まれ始めたことです。昨年十一月一日、自衛隊艦船がインド洋から撤退しましたが、国民の声で軍隊を撤収させたのは戦前・戦後の歴史の中でも初めてのことです。さらに後期高齢者医療制度の一時凍結、住宅本体への公的支援を認めた被災者生活再建法の成立など、いずれも参院選での国民の審判が政治を動かし、政府も一定の手直しをせざるを得ないところに追い込まれた結果です。

 

道民が政治を動がし始めた
  道内を見ても、深刻な雇用情勢の中、非正規・派遣労働者の生活と権利を守る闘い、品目横断政策に反対し北海道農業と農民を守る闘い、医療・福祉では後期高齢者医療制度の中止や自治体病院の統廃合・診療所化に反対する闘い、石油高騰のなかで中小業者や農民を守り、さらに福祉灯油を実現する運動などが広がり、道民各層が自らの闘いで現実に政治を動かし始めています。そしてわが党と自治体関係者や各界・各層との共同も、これまでになく広がっています。
  わが党は、こうした道民の切実な願い実現に奮闘するとともに、自民党政治に変る新しい日本改革の方針を広く語り、総選挙勝利に立ち向かう決意です。
  昨年十一月の自民・民主の両党首の密室協議と「大連立」合意は、国民・道民に大きな衝撃を広げました。この動きは、民主党の側の事情でいまは中断していますが、両党党首がいったんは「大連立」で合意した事実は消えないし、これは大きな政治的事件です。
  「大連立」合意は何よりも国民の民意に背き、裏切るものです。自民党は、参院選で示された民意を無視し、間違った政治を続けるために「数集め」に走るのは邪道の政治です。民主党は「自公政権打倒」といって参院選をたたかいながら、「打倒」すべき相手と手を組むのは国民への裏切りです。

 

同質同類の党では
  しかも「大連立」の狙いが、憲法違反の海外派兵恒久法づくりにあったことは重大です。さらに、消費税値上げ、憲法改定のための「大連立」という議論も出されています。つまり「大連立」は、自民党や民主党が一体となって、海外派兵恒久法、消費税増税、憲法改定などの反動的野望を一気にすすめるための「翼賛体制」づくりに最大の狙いがあったわけで、この動きを通じて自民・民主の両党が、「アメリカ言いなり、大企業優先という政治の中身では同質・同類の党だということが、国民の前に一気に明らかになりました。
  こうした自民・民主との対比で、日本共産党こそが自公政治にかわる新しい政治の担い手であることが、浮き彫りになる情勢が進んでいます。自公政権であろうと、自民・民主の「大連立」であろうと、彼らが「アメリカいいなり、大企業中心」という古い枠組みの政治に固執し続ける限り、さらに政治を行き詰まらせ、彼らと国民の矛盾はますます拡大せざるを得ません。わが党の「綱領と新しい日本への改革方針」が広く国民・道民の願いと共感・合致する条件がますます拡大しています。この打って出るべき好機の情勢に確信をもって総選挙勝利に立ち向かいます。

 

比例に持てる力を集中して
  今度の総選挙は、比例議席を必ず勝ち取ることに力を集中するために、全道に比例候補者を五名擁立しました。小選挙区に候補者を立てない選挙区も、比例の議席獲得に持てる力の全てを集中し、必ず市町村・支部の得票目標を実現することが求められています。全道の支部・後援会が下記の取り組みに立ち向かっています。
  一つは、当面の切実な要求実現の活動と一体に「綱領と日本の前途を語る集い」を開催し、日本共産党がどんな政治をめざしているかを語り合い、それを力に、日本共産党こそが、行詰った自民党政治に代わる新しい政治を実現するたしかな政策と方針を持っている政党であることを、広く道民に語る活動です。
  もう一つは、対話・支持拡大に足をふみ出し、一刻も早く得票目標を突破し、さらに得票目標の二倍、三倍と支持を広げることです。四月四日の市田書記局長を迎える演説会(札幌)までに、全道の支持拡大目標を突破をめざしています。そして支持対話と一体に、選挙に勝てる強く大きな党づくり、得票目標に見合う後援会員拡大をやりどげることです。特に党勢拡大で一日も早く前回総選挙時の党員と「赤旗」読者の陣地を回復することは、選挙勝利に不可欠な重要課題になっています。
  さらにすべての支部と党員の総決起です。そのためにも総選挙方針である五中総決定を全党員の読了、徹底に力をつくしています。
  「ほっかい新報」読者の皆さん、総選挙で勝利する年にするために、いままで以上の大きなご支援・ご協力を重ねてお願い申し上げます。最後に、皆さんのご健勝を心から祈念いたしまして、新年の挨拶とします。(「ほっかい新報」2007年12月30日・2008年1月6日合併号より)

 

第54回道党会議 「総合計画」

2007年12月9日 第54回道党会議

 

はじめに

 

  この1年間、道党組織は、前道党会議で決定した「総合計画」、3中総・4中総決定にもとづき、いっせい地方選挙、参院選挙の二大選挙をたたかってきました。二大選挙総括は、5中総決定に学び、第5回道委員会総会で確認しました。今期の道党組織の最大の任務は、予想される解散・総選挙で北海道比例ブロックの議席を必ず回復することにあります。「総合計画」は、5中総の方針と道委員会の二大選挙総括をふまえて、今後1年間の活動方針、とくに総選挙で必ず勝利する方針を確立することにあります。

 

第1章 総選挙で必ず議席を獲得し、新しい情勢・道民の願いにこたえよう

 

1、自公政治にきびしい審判。道民が新しい政治を求める激動の情勢が進んでいる

  自公政治と道民生活の矛盾が全国のなかでも一段と鋭く進んでいる北海道で、道民は参院選挙で自公政治に全国以上に厳しい審判を下しました。参院選挙後、道民が自民党政治に代わる政治を求める新しい情勢―「国民の声が政治を動かす」新しい動きが北海道で確実に広がっています。後期高齢者医療制度の実施に反対するたたかいはかつてない規模で全道に広がり、各地の議会で自民・公明をふくむ全会一致で決議が上がっています。介護保険制度の改善、生活保護の母子加算の復活を求めるたたかい。最低賃金の引き上げ、不当解雇反対、非正規労働者のたたかいなど労働者のたたかい。「9条の会」の広がり、米艦船寄港・基地再編強化反対など、道民の運動はかつてない広がりをもって進んでいます。
  また、参院選挙後、10町でたたかわれた中間地方選挙で党は、得票数で参院比例票の180・4%を獲得し、得票数、得票率、議席占有率とも大きな前進をかちとりました。
  「二大政党キャンペーン」は続きますが、参院選挙後生まれている新しい情勢、「がんばれば前進できる」新しい変化が広がっていることに確信をもち、総選挙勝利めざして全力をつくしましょう。

 

2、参院選挙後の政治・政党状況と道党組織の政治任務
  北海道の情勢の特徴は、有効求人倍率が全国の約半分(道0・6倍、全国1・06倍)、生活保護受給率は二倍(道21・7‰、全国11・6‰)、地域社会の崩壊、農林漁業・基幹産業の衰退、相次ぐ米艦船入港、基地強化など、自民党政治と道民生活との矛盾が全国以上に激しく、自公政治批判と自民党支持基盤の崩れが全国以上に早く鋭く進んでいることです。
  参院選挙では、特定郵便局長会が郵政民営化で離反、建設業界、農林水産団体、医師会など、従来の支持基盤がかつてのように動かない事態が広がり、前回参院選挙に続いて得票を大幅に減らしました。自民・公明は参院選挙後も、中間選挙での得票後退など支持率を低迷させています。こうしたなかで民主党は、参院選で前回参院選挙、総選挙に続いて「対決戦術」を強め、「反自公」の受け皿として道民の支持を結集しました。
  新たに誕生した福田内閣は、政策で部分的手直しはするものの「アメリカいいなり、大企業中心政治」の基本路線にしがみつき、新しい政治を求める国民世論と参院過半数割れという矛盾のなかで政権運営に行きづまり、民主・小沢代表との密室協議・「大連立」で切りぬけようとしました。「大連立」にいったん乗った民主党も、五中総決定が分析していたとおり、「対決戦術」と基本路線の矛盾が露呈し、自民党と「同質・同類の党」であることを自ら証明しました。このように「二大政党」の看板が根本からゆらぐ事態がすすんでおり、「二大政党」と道民との矛盾は深まらざるをえません。当面の熱い焦点の課題でも、自民党政治を根本から切りかえる課題でも、党の役割が決定的に重要になっており、党に対する国民の関心も高まっています。
  もちろん、党の奮闘なしに自動的に前進することはありませんが、奮闘いかんで、選挙でもたたかいでも前進できる情勢が生まれています。比例ブロックでの議席獲得は、悪政に苦しむ道民に対するわが党の責任であるとともに、新しい政治プロセスを前向きに発展させるうえで決定的な意味をもつ、道党組織最大の政治任務です。全道の力を結集して何としても総選挙で北海道の議席を回復しましょう。

 

第2章 「大運動」の大規模なとりくみを総選挙勝利の戦略的課題と位置づけて  ―くらしと平和を守る、熱い焦点のたたかいと結んで

 

1、直面する熱い焦点の問題でのたたかいの前進を

 

(1)

貧困打開と道民生活を守るたたかい

@

消費税増税計画を許さず、「逆立ち」税制をただす
  福田内閣は、「社会保障の財源」と称して消費税増税をねらっており、消費税増税反対のたたかいがますます重要になっています。党は、「消費税廃止各界連絡会」「消費税をなくす会」とともに「逆立ち」税制をただすたたかいを前進させます。

A

社会保障切りすてから道民の生存権を守る
  「緊急福祉1兆円プラン」を軸に貧困打開と国民生活を守るたたかいを強め、国民の「命綱」としての役割を発揮します。高齢者医療制度実施反対、医療制度改悪反対、地域医療守る運動、障がい者自立支援法や生活保護の改善など生存権を守るたたかいを強めます。

B

日雇い派遣など非人間的な雇用を規制し、人間らしく働けるルールを求める
  全国平均を上回る失業率、非正規労働者の増大、季節労働者の援護制度の廃止。職場では、人員削減、長時間労働、成果主義賃金導入による、労働災害、過労死、メンタルヘルス問題が多発しています。道・地区労連、加盟組合は労働者の要求を正面からかかげてたたかい、多くの未組織労働者と労組を勇気づけています。時給千円以上の最賃引き上げ、偽装請負根絶、均等待遇のたたかい、季節労働者の生活と権利を守るたたかいをはじめ人間らしく働けるルールを求めるたたかいを強めます。

C

自治体への要求運動を強め、国による地域社会の破壊から住民と地域を守る
  道政・札幌市政・市町村政の分析にたった自治体への要求運動を強めます。病院の縮小・廃止、郵便局の縮小閉鎖、公共交通、地域の産業破壊など「構造改革」の名ですすめられている地方切り捨て政策に反対するたたかいにとりくみます。輸入自由化や品目横断政策などから北海道の基幹産業である農林水産業を守るたたかい、泊原発の安全の確保と増設を許さないたたかい、自然破壊から環境を守るたたかいにとりくみます。福祉灯油の実施・拡充をはじめ、石油製品の高騰を抑えるとりくみを強めます。

 

(2)

海外で戦争する国づくりから北海道の平和を守るたたかい

@

新テロ特措法、海外派兵恒久法、米軍基地強化を許さないたたかい
  新テロ特措法制定も、自民・民主がねらう恒久的な海外派兵法も許さず、イラクから自衛隊を撤退させるたたかいを強めます。相次ぐ米軍艦船の寄港、矢臼別の米軍演習や千歳のF15の移転訓練の実施など、米軍や自衛隊基地強化に反対するたたかいを強めます。

A

改憲反対の道民多数派をめざす運動
  道改憲反対推進センタ―が、署名を86万筆集約、「9条の会」は、465単位に広がり、靖国派に大きな打撃を与えました。靖国派の巻き返しを許さず、憲法改悪反対の道民多数派の結集をめざし、力をつくします。軍事同盟をなくして独立・中立の日本を築く道民合意をつくる方向で運動を発展させます。

 

(3)

革新懇運動の発展
  革新懇運動の意義は、新しい政治プロセスを前進させる上でますます大きくなっています。「政治を変えたい」という国民の巨大なエネルギーを結集し、前進することがいよいよ求められています。
  「全国革新懇ニュース」の購読を広げる運動を強めることをはじめ、あらたな地域、職場に革新懇を広げるために奮闘します。

 

2、「綱領を語り、日本の前途を語りあう大運動」を大規模にとりくみ総選挙勝利を

 

(1)

北海道の選挙勝利の戦略的課題―「綱領を語り、日本の前途を語りあう大運動」
  五中総は、総選挙勝利をめざす政治戦略として、直面する熱い問題で積極的役割を果たすとともに、とりわけ日本改革の方針を語る「二重の構え」でのとりくみを「党の日常活動として、抜本的に強める」ことを決定しました。
  総選挙は、一方で「自民か民主か」の「政権選択」の大キャンペーンによる党しめだしとのたたかいになることは間違いありません。同時に、国民の要求を実現しようとすれば、どの問題でも大企業中心、アメリカいいなりという自民党政治の政治悪にぶつかり、くらしの問題では財源問題をどうするのか、平和の問題では憲法に反する海外派兵を継続するのかが焦点になる情勢が進行しています。行き詰った自民党政治を打開する道を示す党綱領と日本改革の方針が、新しい政治を探求する道民の思いとかみ合うものとなっています。自民党政治の根本的改革の展望を示す日本共産党こそ「自公政治に代わる新しい政治」の担い手であり、この党を伸ばすことこそ、国民が望む新しい政治が前進することを語りぬきましょう。日本共産党はどんな政党か全体像を語ることも重視しましょう。それぞれの党員が、「どういう思いで共産党に入ったか」「日本共産党のここが好き」など、相手の関心にこたえて自由闊達に語りましょう。

 

(2)

「大運動」のとりくみを軸に、選挙活動、党建設と立体的に
  自民党政治への批判が全国以上に強く、民主党がその受け皿になっている北海道では、「二重の構え」でのとりくみが総選挙勝利にとって決定的に重要となります。すべての党組織が「大運動」を必ず成功させましょう。すべての地区、行政区、支部での開催を目標に「綱領と日本の前途を考えるつどい」(名称は多様に)を企画し、これを結節点にした選挙活動・党建設を本格的に前進させて何としても総選挙で勝利しましょう。

 

第3章 総選挙で必ず北海道比例ブロックの議席を獲得する

 

1、年内から来春に予想される解散・総選挙の構えと態勢をただちに確立しよう  ―他党もいっせいに走り出している

 

  どの党も、「年内、来春にも解散・総選挙」に照準をあて必死のとりくみを開始しています。
  自民党は、北海道での政治基盤の維持とまきかえしに命運をかけています。参院選挙の敗北を受けて、「地方重視」「行きすぎた格差是正」を押しだして、従来の支持基盤の立て直しと都市無党派層対策に必死です。自民党本部からのてこ入れも激しくおこなわれています。
  民主党は、全国に先がけて全小選挙区候補者を決定し、「全勝をめざす」(小沢代表)と攻勢的なとりくみを強めています。道内各界と懇談するなど支持基盤拡大の動きを強めつつ、連合北海道などと「合同選対本部」を立ち上げ、こまめに集会を開くなど総選挙体制に入りました。
  公明党は、参院選挙での得票大幅減につづき中間選挙でも得票を減らし危機感を強めています。「生活重視」「高齢者医療制度導入・障がい者自立支援法見直し」など、悪政推進をごまかしつつ「実績」を羅列した宣伝と党勢拡大運動に全力をあげています。
  新党大地は、比例ブロックでの議席維持と得票増・支持基盤の拡大をねらっています。総選挙では自民党からも民主党からも選挙協力を申し入れられ、「自民党も民主党も同じだ」(鈴木代表)と、地方ごとに違った対応策をもち、得票増・支持基盤拡大の策略を強めています。社民党や国民新党も道内での支持基盤の拡大をめざして対策を強めています。
  このように、どの党もこんどの総選挙に党の消長をかけて必死のとりくみを開始しています。総選挙体制をただちに確立して他党に負けないとりくみを強めましょう。

 

2、議席獲得めざし、比例選挙を不断のとりくみにし、全道の力を集中する

 

(1)

新しい方針にもとづく北海道のたたかい方
  北海道比例ブロックで必ず34万票・1議席を獲得する。そのために、比例選挙に全道の力を集中してたたかいます。候補者は全道を走る宮内聡・比例ブロック候補のほかに、道央・道南・道北・道東の4ブロックに比例候補者(小選挙区重複)を立ててたたかいます。また、情勢の激動的進展の中で、比例議席を必ず獲得する立場から新たな小選挙区候補者の擁立を検討します。

 

(2)

比例選挙を「自らの選挙」として全党が力をだしきれば議席獲得は展望できる
  34万票獲得は、得票率では11・1%、参院選比例票23万票の1・48倍、地方選挙の得票30万票の1・2倍です。全道すべての党組織が、比例選挙を文字通り「自らの選挙」とする構えを確立し、もてる力をすべて発揮して、勝利に必要な課題をやりつくすなら議席獲得の展望が必ず開けます。地区・行政区・支部で34万票に見合う得票目標・支持拡大目標を決めて本格的なとりくみを進めましょう。この構えを全党と後援会に確立するために道委員会を先頭に機関は全力をあげます。

 

(3)

総選挙をたたかう具体的方針
  次の内容で総選挙勝利へ本格的活動をすすめましょう。

@

すべての地区・行政区・支部で「綱領と日本の前途を考えるつどい」(名称は多様に)を企画して、これを結節点に選挙活動を本格的に推進しよう。
  「つどい」は、身近な問題と結んで気軽に多彩に何回も企画すること、参加者から質問や意見を気軽に出してもらうことが大切です。案内は、広い団体・個人に思い切って広くおこないましょう。「つどい」を契機に宣伝、対話・支持拡大、党員と読者拡大を飛躍させましょう。

A

年内にすべての支部が、得票目標と支持拡大目標・後援会拡大目標を決め、「政策と計画」に具体化してできることからふみだそう
  「支部を主役」に「四つの原点」の活動(要求活動、宣伝・対話支持拡大、党員・読者拡大、後援会活動)を「政策と計画」に具体化して、党支持を日常的に増やし蓄積する党活動を前進させましょう。募金活動も目標を持ってとりくみましょう。

B

宣伝活動の抜本的強化で、財界・マスコミの「共産党無視」作戦を打ち破る
  道民に党の元気な姿が見える状況をつくりましょう。宣伝活動は支部・党員を元気にして、対話・支持拡大、党員・読者拡大もやりやすくなります。機関・議員(候補者)を先頭にした宣伝、支部のハンドマイク宣伝を強めましょう。いっせい宣伝も企画しましょう。

C

単位後援会を確立し、後援会ニュース網を広げて結びつきを強めることは、選挙活動を日常化していく重要なカナメ
  「つどい」をはじめ、あらゆる選挙活動を後援会と相談して一緒にとりくみましょう。得票目標に見合う後援会員をつくり、さらに系統的に増やしていきましょう。道・地区(行政区)は後援会ニュースを定期的に発行して選挙協力を依頼しましょう。こうして後援会活動を、比例選挙を日常的に進める力にします。タテ線後援会活動計画を持ち、ニュースを定期的に発行して、後援会活動を日常化しましょう。 

D

得票目標実現めざす支持拡大運動を本格化しよう
  対話・支持拡大活動をただちに本格化して、日常的に集約して、支持拡大目標を突破しましょう。全国650万票、全道34万票を実現するために、「全国はひとつ。全道はひとつ」の支持・紹介運動は不可欠な運動であり、誰もがとりくめる活動です。こんどこそ全党員・後援会員のとりくみにしましょう。

 

3、来年の中間選挙、農業委員選挙の勝利、次のいっせい地方選挙、参院選挙めざすとりくみを今から系統的に

 

(1)

中間地方選挙、農業委員選挙の勝利を
  08年は、6町の地方議員選挙(3町が空白議会)、32市町村の首長選挙、7月には第20回いっせい農業委員選挙が実施されます。地方議員選挙の確実な勝利、空白議会の克服に力をつくすとともに、民主市町村政の実現の可能性を追求します。米価の暴落や品目横断対策、生産資材値上げなどによる営農の危機、輸入自由化促進、株式会社による農地取得の動きなど、農業委員会の役割がますます重要になっているだけに、農業委員選挙を重視し、現有委員の確保とともに、さらに前進するために全力をつくします。

 

(2)

2010年参院選挙について
  10年参院選挙を展望して、現職参院議員を先頭にした要求活動、綱領と日本改革プランを語る活動を系統的に強め、新しい結びつきを広げます。

 

(3)

2011年いっせい地方選挙めざしていまから系統的にとりくむ
  11年いっせい地方選挙は、政治目標の実現をめざし、候補者を早く決めて、いまから系統的にとりくみます。道議、札幌市議選をはじめ、それぞれの市町村の政治目標・候補者もいまから決めてとりくみます。候補交代を予定している選挙区は早く候補者を決めてとりくむことが必要です。
  知事選をはじめ首長選挙も必要な体制をつくり、道市町村政の分析、首長選挙をめぐる情勢の分析、要求にもとづく活動と共同の探求などを進めます。

 

第4章 国政選挙で勝てる強く大きな党の建設を

 

  国民が新しい政治を探求する新たな情勢のなかで、情勢を主導的にきりひらく実力をもった、質量ともに強大な党を建設することは、党活動の緊急・中心課題です。
  とりわけ、きたるべき総選挙の比例北海道ブロックで議席を獲得する実力ある党の建設は、死活的に重要な課題です。党活動をになう根本の力は自覚的に結集した党員です。総選挙に向けてすべての支部が新しい党員を迎え、次期党会議までに「50万の党」の目標を実現します。党活動のあらゆる多面的活動を発展させる中心に「しんぶん赤旗」をすえて、読者拡大では、前回総選挙時を一日も早く上回り、有権者比での前進をめざします。党建設の本格的前進へ、第24回党大会決定と5中総決定・「党建設五つの重点課題」を指針に全力を上げます。

 

1、「支部が主役」―この大道を本格的に発展させる
  支部が、「政策と計画」を持って自覚的に活動することは党として一番大事な活動であり、すべての支部がこの道をねばり強く進めてこそ、職場・地域・学園を変え、選挙に勝ち、党建設を前進させる力になります。すべての支部が、5中総決定にもとづいて総選挙勝利めざす「政策と計画」を充実・作成して活動しましょう。
  「支部が主役」の活動の土台は、支部会議の開催、複数の支部指導部の確立と、「党生活確立の三原則」(支部会議の参加、党費の納入、日刊紙の購読)を全党に定着させることです。総選挙に向けて、持てる力を発揮してたたかえる党、全党員が活動する活力あふれた党に成長するために、「党生活確立の三原則」を温かい支部づくりと一体のものとして確立することに全力をあげます。一人ひとりの党員を大切に、党員同士が励まし合い支えあう気風によって結ばれた温かい人間集団として前進することをめざします。
  新入党員の未教育は一刻も放置できない課題です。「三原則」にもとづく援助をつよめ、新入党員学習を最優先で行います。
  「支部が主役」の活動を促進する上で、道・地区委員会の体制強化をすすめ、指導水準を高めることが強く求められます。支部から学ぶ双方向の活動を重視します。補助指導機関の適切な活用をはかります。

 

2、大きく増やしてみんなで成長する党、国政選挙で勝てる党へ
  党員の拡大は、党建設の「根幹」(第24回大会決議)であり、党員にとって喜びの多い活動です。生活相談などで入党した人たちが「共産党に命をすくわれた」と語っています。道民の「命綱」として奮闘する支部や議員の活動に共感する多くの読者や支持者、「政治をよくしたい」と願う多くの方に入党を働きかけましょう。すべての支部で入党者を迎え、次期道党会議めざして、「50万の党」を必ず達成しましょう。

 

(1)

「職場問題講座」を学び、職場での世代的継承の前進を
  党の世代的継承は急務です。すべての職場支部が、必ず入党者を迎える意識的・系統的なとりくみを強めましょう。
  「支部が主役」の前進をつくるため、全党の英知を集めた「職場問題講座」を繰り返し学び「政策と計画」を充実することが重要です。道・地区委員会は、「講座」が提起した@支部の苦労に心を寄せ実情を聞くA短期でなく長期の目で援助B支部を励ます機関独自のとりくみなどを強化するため、職場支部援助委員会の活動をすすめます。

 

(2)

青年・学生分野での活動の前進と党員拡大・民青同盟への援助を抜本的に強める
  青年・学生は、現状打開を切実に求め、政治のあり方について模索を強めており、若い世代を結集できる可能性と条件が大きく広がっています。若い世代を党に迎え入れることは、党の世代的な継承と発展をはかるうえで緊急不可欠な課題です。
  党機関と支部は、要求にもとづくたたかい、知的目覚めへの援助、社会的・人間的連帯―大会決定が提起した若い世代を結集する「三つの観点」を堅持し、「党の総力」をあげて、全戦線・分野で青年・学生党員拡大にとりくみます。
  11月に第23回全国大会を開催した民青同盟は、活動と組織建設の新たな強化方針を決めました。「一専門分野の問題」とすることなく、機関会議で「青年問題」を議題にし、青年・学生支部の会議開催をはじめ、民青同盟への具体的・系統的な援助を抜本的に強化します。
  労働青年、学生、高校生などへの系統的な働きかけを強め、どこにどれだけの青年党員と同盟員を迎えるかの計画を持ち、地区委員会所在地を足場に前進を切り開きます。

 

3、「しんぶん赤旗」中心の党活動を抜本的に強化して
  機関紙活動は党活動全体を推進する力です。機関紙をよく読み、活動の指針とし、読者を拡大し、強い党をつくることは総選挙勝利の重要な課題です。

 

(1)

「しんぶん赤旗」を増やすことは「二大政党づくり」キャンペーンをうちやぶり選挙に勝利する最大の力です。「しんぶん赤旗」は、国民の関心にこたえ、国民の利益にかなう政治と運動の道すじを示し、日々力を発揮しています。よく読み、力にして、紙面の魅力で対話をすすめましよう。

 

(2)

すべての党組織が、毎月の目標をもって達成し、着実に読者を増していくにことに執念をもってとりくみます。そのために、議員、力もちの党員の先頭に立った奮闘とともに、多くの支部・党員が自覚的に拡大の努力をつよめ、毎月目標を達成する支部、1部でも2部でも増勢する支部を大勢にします。

 

(3)

「支部が主役」の配達・集金体制の強化・確立は、読者との結びつきを強め、読者増を安定的な軌道に乗せるうえで不可欠の土台です。読者と日常的に対話をすすめ、党を理解する友人として大切にし、その要望・意見にこたえた活動をすすめます。同時に、さまざまな活動への協力を率直にお願いし、ともに活動にとりくむようにします。読者ニュース、読者会など結びつきを強めます。機関紙活動の前進で財政的基盤をつよめます。

 

4、政治的、理論的、思想的に強靭(じん)な党へ
  歴史的激動と複雑に展開する情勢のもとで、すべての党員が政治的確信をもって党活動を前進させるには綱領的確信が不可欠であり、綱領、党史、科学的社会主義の学習が土台です。「大運動」の推進と一体に全支部が綱領学習をすすめます。
  すべての支部が、系統的な支部学習にとりくみ、新入党員学習や地区党学校、各種講座にとりくみます。すべての支部が5中総を討議し、年内に全党員の読了・徹底をやりとげるため、パンフレット、ダイジェストビデオを届け、読了、視聴、説明などの措置を強めます。
  学ぶ気風を全党にみなぎらせ、政治と理論、思想的に強い党への努力を強めます。そのため、非常勤地区役員や講師資格者で複数の学習教育部を確立し、支部学習係の配置を促進します。

 

5、党費納入を高め、党財政確立と、総選挙をたたかう財政づくりを
  機関財政確立は、道・地区委員会にとって焦眉の課題です。党勢拡大を財政基盤の強化の面からも位置づけ、党財政の根幹である党費の100%納入に努力します。
  党費の納入は、党活動参加のバロメーターであり、党を財政的に支えるものです。
  すべての支部が『財政活動のしおり』を討議し、「政策と計画」に財政計画を持ち、「支部が主役」の財政活動にとりくみましょう。
  早い時期の解散・総選挙を闘う資金の確保が求められています。すべての支部、党員が、読者・支持者・後援会員やつながりを生かした対話・支持拡大にとりくみ、幅広く募金を訴える運動にしましょう。国民と党員の浄財でささえられている党財政に確信をもって、財政活動に攻勢的にとりくみましょう。

 

北海道における2大選挙(いっせい地方選挙、参院選挙)の総括

07年11月8日  北海道委員会

 

まえがき−こんどの選挙総括の視点

 

  北海道における総括では、5中総決定の立場から、第一に北海道の政治的到達点と新たな前進の展望を明らかにし、第二に選挙戦の中心的教訓を明確にして次の総選挙と参院選挙・いっせい地方選挙をめざす活動方向を明らかにします。

 

1、選挙結果について−全国結果をふまえた北海道の分析

 

(1)北海道におけるわが党の選挙結果について

  党は2大選挙を「自民党政治と対決する力を伸ばす」「『2大政党づくり』を押しかえす」選挙と位置づけ、道議・札幌市議選挙で現有議席確保と前進、合併・定数大幅削減のもとでの市町村議員選挙で議席占有率前進と空白克服、参院選挙で比例5議席獲得の責任目標34万票獲得を軸に、はたやま選挙区候補の勝利をめざしてたたかいました。
  いっせい地方選・前半戦では、現職区でせり負け、道議(−2議席)、札幌市議(−2議席)で重大な後退をしました。知事選挙の全道得票、議員選挙で6割の選挙区で得票を前進させましたが、道議と札幌市議の議席を後退させたことについて道常任委員会は深くお詫びし、教訓を明らかにして次の選挙での前進を期します。後半戦では、議席占有率をほぼ維持し、主要都市で議案提案権を拡大しましたが、2市で空白になるなど重大な失敗をしました。空白自治体は1市2町で克服しましたが2市15町村で新空白を生みました。後半戦の首町選挙は3市で公認・推薦候補を立ててたたかい、新たに別海町で民主町政を実現しました。
  参院選は、比例230,107票(得票率8.1%)で前回比−8,716票(−0.6%)、選挙区206,463票(7.3%)で−47,874票(−1.9%)と後退し、得票目標の34万票に大きく及びませんでした。なぜ北海道で前進できなかったかを明らかにして総選挙での前進を期します。

 

(2)北海道における新しい政治プロセスの分析

 

@

自公支持基盤の崩れをはじめ北海道で進んでいる大きな変化をつかんで 
  自民党は全国的には前回参院選挙の得票率39%から今回28%に激減しました。北海道ではすでに前々回31%、前回26%、今回25%に落ち込み、得票率20%台の政党になっており、北海道の自民党支持基盤の崩れは全国以上に激しく進んでいます。
  自公政治の構造改革路線は、北海道のあらゆる分野で矛盾を深刻にし、支持基盤を掘り崩しています。郵政民営化では集配業務廃止計画に反対する町ぐるみの運動。合併の押しつけ・地方行財政改革・三位一体改革、品目横断的経営安定対策など地域破壊と農業切り捨ての政治に対しては保守の首長、地方議員、農協などからも「このままでは地方はつぶれる」「自民党に入っていたがもう止めた」などの厳しい批判がおこっています。医療・介護の改悪や障がい者自立支援法をめぐっては、医師会もふくめて関係者から厳しい批判と自民党離れが進み、医師会を地盤にしてきた比例候補が初めて落選しました。地域の商店街・商業者の変化など、これまでは自民党の強力な支持基盤だった人たちの自民党離れが広く進み、わが党も参加する共同の運動が各地に広がっています。私たちは、北海道で進んでいる大きな変化を受けとめ、「熱い問題・要求にもとづく活動」「綱領・日本改革の方針を語る活動」−「二重の構え」の活動を強める必要があります。
  民主党は、全国的に前回の得票率16%から40%に躍進しました。民主党は、これまでのように自公と同じ基本政策を掲げて実行力を争う戦術は続けられなくなり「反自公」の対決戦術を打ち出して国民の批判票の受け皿になりました。注目する必要があるのは、北海道ではすでに前回選挙で42%に躍進し、今回も43%に伸ばしていることです(前々回は21%)。北海道の民主党はこれまでも、自民党との対決姿勢と「二大政党」を押しだし、大衆団体の平和運動や要求運動とも連動して、道民の自民党政治批判の受け皿になってきました。今回選挙は自公批判がさらに高まる中で「年金問題。生活を破壊する定率減税廃止と住民税増税、格差拡大。数の力で強権政治を続ける安倍自公政権にストップを」(小川勝也氏第一声)と要求を反映した政策と「与野党逆転・政権交代」を押しだして支持を集めました。
  民主党は、「反自公」の対決戦術と第二自民党化した基本路線の矛盾が具体的に問われています。党は、民主党の公約の前向きの要素については実行を求め、一致点で共同を追求しつつ、基本路線上の問題点について明らかにしていく活動を進めますが、北海道では全国以上に「二重の構え」の活動を強め、民主党との違いも基本路線の違いとして太く広く道民に明らかにしていく活動が必要です。
  公明党の悪政戦犯・謀略政党の本質が、道民そして支持母体である創価学会の中でも批判を受けており得票を大幅に減らしました。新党大地も自民党との「対決」を打ち出し民主党と選挙協力を進めましたが、地方では自民・保守陣営と協力するなど、政治的本質は自民党であり道民との矛盾が進むことはさけがたいものがあります。

 

A

日本共産党の得票について
  わが党は北海道で、01年以降の国政選挙でほぼ24万票前後の得票で推移しています。「二大政党」キャンペーンのもとで、参院選比例票で23万票を獲得した意義をしっかりふまえて次のたたかいにのぞむ必要があります。参院選挙では、党の支持層から民主党に投票する傾向が一定規模でおこりましたが、それに匹敵する規模で保守・無党派層からの支持があり、24万票前後の得票をほぼ維持しました。この間、要求にもとづく活動と政策論戦を通じて保守・無党派層に新たな共感・支持が確実に広がっています。 しかし、自民党支持基盤の大きな崩れにふさわしい活動、無党派層・民主党支持層にはたらきかける活動、それをおし進める党建設に成功していません。5中総決定と北海道の選挙総括を生かして努力し次の選挙では必ず勝利をかちとりましょう。

 

2、参院選挙の総括−5中総決定が提起した2つの柱について北海道はどうだったか

 

(1)政治論戦で果たした積極的役割と弱点

 

@

わが党の政治論戦が自公政治を追い詰める大きな役割を果たしたことはたたかった党員・後援会員の実感です。「貧困・格差を正す3つの提起はわかりやすい」「福祉1兆円プランは具体的でいい」「憲法や消費税問題の関心も高く、その問題で話すと共産党という人がたくさんいた」など「これまでになく訴えやすい」「反応は温かい」ものでした。しかし、党の訴えは有権者の一部にしか届いていないのが我々の活動の到達点です。

 

A

また、こんどの選挙では、有権者の中で自公政治批判が高まり、自公に変わる政治を模索する流れが大きくおこりました。こうした中では、直面する熱い問題での政策とともに日本改革の方針を語る−「2重の構え」の活動が北海道でこそ求められました。パンフ「日本共産党はこんな政党です」の全戸配布など努力はありましたが系統性の弱いものでした。「党名問題が話題に」の報告も少なからずありましたが、この問題の宣伝は「法定3号ビラ」3万枚の配布にとどまりました。このように「二重の構え」での活動は弱いものでした。次の総選挙は「自公政治にかわる新しい政治とは」が争点となるだけに「2重の構え」の活動を抜本的に強める必要があります。

 

(2)最大の問題点は「2つの課題」が達成できかったことにある−その2つの要因について
  「公示日までに」と決めた「2つの課題」(@得票目標実現めざし、全有権者を対象にした宣伝と支持拡大目標突破、A党勢拡大の上げ潮でたたかう)の到達は、勝利にふさわしいテンポと規模にしきれませんでした。奮闘でつくった前進面を確信にしつつも、こうした到達点と原因を直視して次の選挙での前進に向かいましょう。

 

@

比例選挙を「自らの選挙」としてたたかい、力を出し切る点で弱点
  参院選挙は、「地方選挙はたたかうが国政とくに比例選挙には力が入らない」「もたれ合う」弱点を克服して、「国政選挙をまともにたたかう党になろう」と努力しましたが、全道的には弱点を克服しきれませんでした。地方選挙の得票は約30万票ですが、参院選挙比例票は約23万票にとどまりました。「2つの課題」の結果も「全党・後援会の力をくみつくしてやるべきことをやりきって」の結果ではありません。5中総が提起したように比例選挙を日常の党活動の中軸としてすえ、比例選挙を「自らの選挙」として全党の力を出しきる必要があります。

 

A

党の実力を引き上げることは切実な課題
  党員・読者の陣地の高い行政区、支部会議・決定の学習・党費納入など質の面でも前進している行政区は北海道でも高い得票を出しています。次の選挙で勝利するためには党の力を引き上げることがどうしても必要です。5中総決定の「5つの強化方向」での一貫した努力を注ぎましょう。


(3)次の総選挙で必ず勝利をかちとろう
  国民が自公政治に変わる政治を探求する新しい時代がはじまりましたが、正面からこたえられるのはわが党だけです。がんばれば新たな支持を広げることは可能な情勢です。全道すべての党組織が、比例選挙を「自らの選挙」としてたたかう構えを確立して、34万票を獲得するための目標を決めて、必ず勝利をかちとりましょう。次の総選挙での全国的前進と北海道の議席獲得で、新しい政治プロセスを前向きに進める歴史的転機をつくり、10年参院選挙、11年いっせい地方選挙でも前進して新たな歴史を切り開きましょう。

 

3、次の選挙で前進するために北海道で努力するいくつかの問題−2つの柱に加えて

 

(1)政治目標・候補者を早く決め勝利の構えを確立し戦略・方針をもって一貫してとりくむ
  選挙は「4つの原点の活動」を日常的に「支部が主役」で推進することが軸になります。同時に、その推進のために道・地区委員会は、早く政治目標・候補者を決め、早くから構えを確立して、戦略・方針をもって系統的にとりくむことが必要です。@早く政治目標と候補者を決定して、A要求、他党動向や他党支持基盤の変化をつかんではたらきかける活動、B「二重の構え」で語る活動、C系統的な政治宣伝活動、D比例選挙を日常化にして支持を積み上げ目標を突破する活動、E強く大きな党づくり−これらを戦略的系統的にとりくむ必要があります。
  その立場から次の選挙に向けてた政治目標を以下のように決めていまからとりくみます。

 

@

総選挙 比例選挙に力を集中して、比例で34万票・1議席を獲得する。新しい方針にもとづく戦略・方針をもって活動する。参院選挙も連動させる。

 

A

いっせい地方選挙では現有議席確保と積極的な前進目標をもってたたかう。道議、札幌市議選での議席増を始め、それぞれの市町村の政治目標・候補者をいまから決めてとりくむ。とくに候補交代を予定しているところは早く候補者を決める。知事選をはじめ首長選挙対策もいまから必要な体制をつくり、道市町村政の分析、首長選挙をめぐる情勢の分析、要求にもとづく活動と共同の探求などを進める。

 

(2)北海道の政治論戦の到達点から今後に生かす課題
  政治論戦が決定的に重要でした。二大選挙の教訓を生かした次のとりくみを進めます。

 

@

要求を出発点にした政策。運動と一体にしたとりくみ

参院選で打ち出した「1兆円福祉プラン」に代表される福祉・医療・教育など切実な要求での運動がますます大切になっています。

住民運動と一体にとりくむことが大切です。アンケート活動は住民と結びつきを強め要求をつかむうえでも、党の値打ちを示すうえでも重要でした。今後もアンケート活動、署名・交渉、保守層・無党派層と共同した運動を強めます。

 

A

「二重の構え」の中でも意識的に党・党議席の値打ちを押しだす政治論戦

参院選挙では「自民も民主もだめ。だから共産党」という訴えでなく、自公政治とキッパリ対決、要求で政治を動かしている党の値打ちを前面にして語って「たしかな野党が伸びてこそ」と訴えました。地方議員(団)の3つの値打ち、国会党議席の6つの役割を参考にしました。総選挙に向けても、党・党議席の値打ちを国政と道市町村政それぞれに即して明らかにして訴えていくことが大切です。

民主党については、わが党の野党共闘の立場を明確にしつつ、「路線」「政策」「党のあり方」と全面的に、かつ「情報提供型」で語りました。この視点と内容は今後も大切です。「民主党論」のとりくみは、道民要求にもとづく政策・運動の探求とともに、北海道の政治開拓にとって不可欠な課題であり道委員会の重要な政治課題です。道委員会自身の活動を改善して日常的分析と資料提供を系統的におこないます。「新党大地」など他党も重要課題です。

 

B

公明党・創価学会の反共攻撃と攻勢的にたたかい打破する選挙になりました。反共攻撃には事実で端的に反撃し、「こうした攻撃は『増税戦犯』『悪政推進』を隠すためです」「悪政のブレーキどころかアクセル」「悪口でなく正々堂々と政策で」と攻勢的に切り返したことは多くの党組織の確信になっています。今後もとりくみを強めます。

 

(3)「支部が主役」の選挙活動の重要な前進面・教訓を生かし総選挙のとりくみを進める
  2大選挙では、「支部が主役」の選挙活動と機関の活動に新たな前進的とりくみがありました。その努力を確信に全党に広げ実力を引き上げましょう。この間、努力しているように、地区・支部の良さを伸ばし、弱点を克服していく姿勢が大切です。

 

@

元気に活動、前進した支部の活動から学んで、すべての支部が元気よく

比例選挙を党活動の軸に位置づけ得票目標・支持拡大目標をすえて活動しています。同時に、職場・地域・学園の政治目標をもって「政策と計画」の活動を進めています。

要求活動にとりくんで党への共感を広げています。アンケート活動や様々な要求活動、憲法を守る活動は選挙でも前進する土台になっています。

宣伝活動の重要性です。ポスター・ハンドマイク・ビラ配布で、他党を上回り、有権者に党が見え、宣伝活動で党が元気になっています。

「支持拡大目標突破なしに得票目標は実現しない」と支持拡大目標突破に挑戦しています。運動論では「演説会や要求活動と結んで日常的に対話・支持拡大」「結びつきで全国への支持拡大」など「みんなが参加して、気軽に、広くあたる対話・支持拡大運動」に努力しています。

「温かい党づくり」「担い手を広げる努力」がカギになっています。この活動では共通して、支部会議と決定読了・学習、支部演説会・小集会・懇談会、後援会ニュース網の広げと協力依頼の3つが軸になっています。

党員・読者拡大を「選挙勝利の最大の保障」と位置づけていつも離さずとりくんでいます。月目標・週目標をもって、行動日などを具体化してとりくんでいます。

総選挙めざし全支部が「得票目標・支持拡大目標」「政策と計画」をもって活動しましょう。

 

A

機関活動上の重要な教訓を生かして、次の選挙に向けてさらに前進しよう

どの地区委員会も「支部が主役」をすえ、支部会議、決定読了と学習に努力し、前進をつくったことは大きな確信です。「党員・読者拡大が『2つの基準』でもっとも試される」と努力した地区のとりくみも教訓的です。機関活動では「政治目標で団結」「双方向循環型」など、大会決定にそった努力がおこなわれました。これらの努力を確信にさらに前進しましょう。

宣伝戦でも組織戦でも機関のイニシアチブの発揮が大切でした。アンケート活動、要求活動と共同のとりくみ、地域浮上作戦、大中小の演説会を節にした飛躍作戦など、全道で発揮した知恵を学びあい次の選挙に生かしましょう。

支部援助・選挙活動の両方を進める体制・活動でも努力しました。非常勤の人たちの力を結集してとりくんだ経験などを生かして、次の選挙に向けていまから体制をつくりましょう。

札幌対策の重要性。いっせい地方選挙でも国政選挙でも札幌共通のとりくみが重要でした。次の選挙に向けて道委員会のイニシアチブをもっと発揮する必要があります。旭川市・函館市をはじめ主要都市のとりくみの交流・前進にも積極的にとりくみます。

 

(4)各分野の要求で広く有権者にはたらきかけ支持を開拓しているタテ線活動の前進を
  2大選挙とくに参院選挙では各タテ線の活動で重要な前進面を切り開きました。宣伝で大いに風を吹かせた分野、支持拡大目標を大きく前進させて突破した分野もあります。それぞれのタテ線分野が2大選挙で切り開いた前進面と今後の課題・方針を明確にして次の総選挙で大きな前進をつくりましょう。別紙にまとめた「タテ線活動の総括と総選挙に向けた課題・方針」にもとづいて道委員会・地区委員会のとりくみを強化します。

 

4、いっせい地方選挙・参院選挙、それぞれの選挙戦で今後に生かす課題

 

(1)いっせい地方選挙
  いっせい地方選挙では、次の諸点を痛切な教訓として次の選挙に生かします。 

 

@

情勢判断と対策の問題−せり勝った選挙区とせり負けた選挙区が出ましたが、選挙戦の全体で「2つの基準」をつらぬいたかどうかが分岐点となりました。これを痛切な教訓にして次のいっせい選挙では、つねに「情勢判断と対策」を正確にして、全党・後援会のすみずみまで徹底して、やるべきことを必ずやり抜いて勝利しましょう。

 

A

4年間をフルに使った戦略的活動の重要性が浮きぼりになりました−せり勝った選挙区は、4年間の政治目標と戦略を立て、候補者活動、要求活動、系統的な宣伝、対話・支持拡大の蓄積、そして一貫した党建設に努力して議席を獲得しました。早く、次のいっせい地方選挙の政治目標・候補者を決め、勝利の構え、戦略・方針を確立して系統的にとりくみましょう。

 

B

道常任委員会の問題−せり負けた道議・札幌市議現職区は、候補決定が大幅に遅れた選挙区、勝利には相当の援助が必要だった選挙区、「大丈夫論」などの問題をもっていた選挙区です。いずれも道常任委員会が問題点に気づきながら徹底して打開しなかったことは重大な反省点です。政治目標にそった系統的対策を進めます。札幌市議選挙を独自に追求する体制もつくります。また、後半戦対策を早くから系統的に進めます。空白克服対策を系統化します。

 

(2)知事選挙・札幌市長選挙・首長選挙について

 

@

知事選挙は、自民・公明推薦の現職高橋候補が1738569票(得票率59.8%)を獲得、民主・新党大地など推薦の荒井候補は981994票(33.8%)、党公認宮内候補は184970票(6.4%)で前回比42891票(1.2%)増でした。道議をたたかった選挙区が前回票を上回るなど、「2大政党キャンペーン」の中で道民の立場からの対抗軸を示したことは意義がありました。しかし争点と公約、「自民・民主候補に違いなし」の論戦は浸透させられず、知事選を後景にする弱点も打破できませんでした。4年後に向け、道政のとりくみを強め、政治・政党状況分析と資料提供を系統的に強める体制を強化します。同時に「明るい会」と一緒に知事選をたたかう方針を確立し、道政革新の運動と候補者選考を早くから進めます。

 

A

札幌市長選挙は、現職上田候補が535023票(得票率57.0%)、自民・公明推薦の清治候補が362154票(38.6%)でした。党と「つくる会」は初めて「自民党市政の復活を許さない立場から独自候補を立てない」でたたかい、この政治目標は達成されました。しかし、市議選挙に相乗させることに成功したとは言えません。今後、上田市政が市民本位の市政へ前進するように、政策論戦でも要求運動でも党として積極的役割を果たし、「つくる会」など市民団体との共同を強めます。また市政における党の立場と役割を系統的に宣伝していきます。

 

B

夕張市長選挙について。全国注視の中でたたかわれた市長選挙で党公認候補は前回票を大幅に下回り敗北し、市議選挙でも議席を失いました。最大の問題は、財政再建団体となり「住み続けられるのか」という不安と、危機をもたらした原因・責任を追求する市民の思いにかみあった正確な戦略・方針をもちきれなかったことです。その結果、有権者の思いにこたえた候補選考も、再生への政策的打ち出しや党の役割を鮮明にする論戦も遅れました。夕張市では重要な意義をもつたたかいが続いており道委員会の援助をつくします。

 

C

道政と市町村政で要求を出発点にした住民運動を強め首長選挙を重視してとりくむ。
この間全道各地で、無党派層・保守層をはじめ広い地域住民が共同して、自公政権の地方自治・地域破壊から地域をまもる運動が広がり、首長選挙でも小樽市・別海町をはじめ新たな共同が広がりました。今後、道政でも市町村政でも要求を出発点にした住民運動を強めつつ、首長選挙をもっと重視していまから系統的にとりくむ必要があります。

 

(3)参院選挙

 

@

「比例を軸に」の活動で重要な努力がありました。総選挙では、比例を中心に党支持を1票1票積み上げていく活動スタイルを確立しましょう。名簿・カードを活用・整備しましょう。また「全国どこの1票も議席に。結びつきで全国に」の運動をさらに強め全党・後援会に徹底しましょう。

 

A

比例区・選挙区の活動をもっと戦略的に検討し要求活動・宣伝活動を強める問題。この間、障がい者自立支援法の問題、タクシー労働者の問題、コンビニの問題など、比例区・紙智子候補、選挙区はたやま和也候補を先頭に要求で共同を広げる活動をおこないました。また道委員会は、自公政治との矛盾が噴出している「高齢者の分野」「子育て・教育の分野」「障がい者の分野」の運動を「3大戦略」として位置づけとりくみました。また候補を先頭に全道キャラバンを展開しました。全国の優れたとりくみに学んで、課題と運動を研究し具体化して、総選挙・参院選挙候補・事務所・機関・地方議員を先頭にとりくむ必要があります。

 

5、選挙をたたかう財政活動

 

 

@

「すべての支部・党員が参加すれば勝てる」と、多くの地区で党費未納党員(未活動党員や決定未読党員なども)に特別によびかける貴重な努力が広がりました。「支部が主役」の活動を前進させ、「励まし合い、温かい、党づくり」に努力をつくして、すべての党員が活動に参加し、党活動をささえる党費納入を抜本的に前進させましょう。

 

A

選挙財政では、道・地区委員会は 05年からの3年間で3つの選挙をたたかう財政方針を確立して、積極的収入確保と節約に全力をあげながら必要な支出を保障してきました。
収入の確保では、「清潔な党だから、『政治とカネ』問題でも厳しく追及できるし財界の横暴ともたたかえる」と訴え選挙募金にとりくみました。すべての支部での「党生活確立の三原則」(日刊紙を読む、会議にでる、党費を納める)と党員・読者拡大、大衆募金活動の一層の努力が求められています。総選挙に備えてすべての支部が「募金計画」を立て募金活動にとりくみましょう。いっせい地方選挙に向けいまから計画的に備蓄する努力をおこないます。
支出では、予算厳守と節約に努めつつ選挙活動を支えてきました。また、ビラ・リーフは最小限枚数を作成しましたが、有権者に見える宣伝活動はますます重要になっており、版下の積極的活用もふくめて宣伝予算を確保する努力をおこないます。

 

第53回道党会議 「総合計画」

2006年11月26日 第53回道党会議

 

はじめに

 

  道党組織は、前道党会議で決定した「総合計画」、二中総決定にもとづき、来年の二大選挙での勝利を正面にすえて活動してきました。特に、政治の“流れの変化”を確信に、憲法、教育基本法、米軍基地移転、社会保障拡充、雇用と労働、地域社会を守る運動など、切実な要求を基礎に、広範な保守層や無党派層の人々との共同を広げてきました。また、中間地方(合併)選挙、首長選挙をたたかい、新たに枝幸町、長万部町で民主町政を実現しました。
  党の実力をつける活動では、党大会決定と新しい綱領の全党学習、「政策と計画」を持った「支部が主役」の党づくりと党勢拡大にとりくんできました。この到達は、まだ全道的には「道半ば」ですが、党発展の新しい息吹が広がりつつあります。同時に、党員と読者拡大では、本格的な前進を切り開くにはいたっていません。
  今期の「総合計画」は、07年二大選挙勝利をすえた前道党会議の「総合計画」の実践の到達点に立って、活動方針を充実・発展させるところに目的があります。いっせい地方選挙まで4カ月、参院選挙まで半年余です。いよいよ正念場です。勝利をめざす活動を「逆算方式」で推進させ、掲げた政治目標を総達成させるために全力をつくします。

 

1、政治の“流れの変化”、「党の出番の情勢」を確信に、道民要求に応える活動を攻勢的に大規模に

 

  小泉「構造改革」と高橋自公道政のもとで、道民には平和と安全、暮らし・雇用、医療・福祉など各分野に深刻な矛盾がひろがり、道民いじめの自民党政治に反撃するさまざまな闘いが巻き起こり、自民党員の激減など保守基盤の崩壊が進みだしています(自民党員数…97年・14万人が06年8月・3万8千人に)。そして切実な要求で、これまでわが党と結びつきのなかった新しい層との共同が広がり、北海道でも政治の“流れの変化”が始まっています。高齢者負担増反対での各地の老人クラブをはじめとする高齢者団体との共同、医療改悪反対で各種医療団体との共同、障害者自立支援法の抜本的改善を求める障害者団体・施設との共同、「品目横断的経営安定対策」の農家切りすてに反対する農民と農業団体との共同、教育基本法改悪反対でのナショナルセンターの枠を超えた共同がすすみました。また、地方切り捨てによる財政破綻、新たな市町村合併の強要、郵便局の集配集約化、公立高校の統廃合など、地域破壊を許さない住民ぐるみの運動が広がりました。
  わが党は、この間、さまざまな要求でのシンポジウム・懇談会の開催や、草の根の訪問・懇談活動を通じて党の政策提言を示して一致点での共同をすすめるなど、政治の”流れの変化”を促進する積極的役割を果たしています。そのなかで、政治の抜本的打開の方策を示す綱領と大会決定の先駆性が浮き彫りになり、それが多くの道民に無理なく受け入れられる状況が広がっています。まさに、党の出番の情勢です。
  同時に、この政治の”流れの変化”が自動的に党の前進につながるものではなく、“流れの変化”にふさわしく、広い視野にたった攻勢的なとりくみを、国民運動でも、選挙闘争でも、党づくりでもダイナミックに展開し、道民要求実現と党の新しい前進の波をつくりだすために奮闘します。

 

 道党組織は、二大選挙勝利への政治戦略課題として、@憲法・教育基本法改悪反対のたたかい A雪だるま式負担増と消費税増税に反対するたたかい B障害者自立支援法の改善・医療制度の改善をもとめるたたかいに全力をあげます。

 

(1)憲法・教育基本法改悪に反対するたたかい

 

  安倍内閣は“アメリカと一体に戦争ができる国づくり”を狙い、五年以内の明文改憲と、それ以前の“集団自衛権容認”=解釈改憲への策動をつよめ、国民投票法案を今国会で成立させようとしています。こうしたもとで全道400単位に発展している「9条の会」の運動がさらに広げ、署名推進センターの「07年中に道民過半数署名達成」の運動促進が成功するよう、党として憲法改悪の狙いを広く道民に明らかにする政治的イニシァチブを発揮し、憲法改悪を阻止する共同の前進のために力をつくします。
  千歳市への米軍戦闘機の訓練移転、矢臼別での米軍訓練の強化、米軍艦船の道内寄港増加など、北海道の基地強化に反対する運動をつよめます。
  安倍内閣は、憲法改悪とともに、今臨時国会での教育基本法改悪案の成立を狙い、まともな審議を拒否しながら衆議院での採決を強行しました。政府の改悪案は、@憲法19条の「国民の内心の自由」を侵害し「愛国心」など徳目の強制をはかる、A憲法で保障された教育の自由、自主性を侵害し教育への無制限の統制をはかるもので、絶対に許せません。
  教育学者・研究者の「改悪反対アピール」発表、教育関係労組をはじめナショナルセンターの違いをこえた共同、校長会や教頭会などの“慎重姿勢”の表明など、反対運動が急速に広がっています。党は、こうした運動と連帯し、参議院での廃案にむけて全力でたたかいます。
  北朝鮮の核実験問題をめぐり、自民党幹部や現職閣僚から、衆・参両院と国連が一致して決議した「平和的・外交的解決」に反する核武装論や「周辺事態法」適用発言など軍事的対応論が強まっているだけに、北朝鮮問題の平和的・外交的解決とともに、被爆国としての日本が核兵器廃絶を世界に広げるイニシアチブを発揮すべきとの世論と運動をいっそうつよめます。

 

(2)雪だるま式負担増と消費税増税に反対するたたかい

 

  6月に実施された住民税の大幅増税が、国保料・介護料などに影響し、負担が雪だるま式に膨れあがり、高齢者にたえがたいものになり、小泉「構造改革」への怨嗟(えんさ)の声が急速に高まっています。大企業には大減税、庶民には増税と消費税増税という「逆立ち税制」をただし、庶民増税と負担増の撤回、消費税増税反対、地方自治体による軽減措置の実施を求める運動をつよめます。また、現行制度を最大限に生かした払いすぎの是正、生活相談や対話の中で負担軽減を援助する活動にとりくみます。

 

(3)障害者自立支援法の改善・医療制度の改善をもとめるたたかい

 

  障害者自立支援法による矛盾が噴出しており、社会保障の充実・改善をもとめる諸団体とわが党の奮闘で、独自の負担軽減措置を実施する自治体が広がっています。この運動をつうじて障害者施設・団体との新しい結びつきが広がっていることは重要であり、今後さらに運動をつよめます。
  医療改悪の結果、“医療難民”“介護難民”を生み出すという深刻な矛盾が広がっています。診療報酬の改定や、医師・看護師不足による病床閉鎖や診療科目が削減される病院が相次ぎ、道民生活に深刻な不安をもたらしています。患者団体や医療団体との共同をひろげ、制度改悪の実施に反対し、負担軽減・改善と医療確保をもとめるたたかいをすすめます。

 

(4)道民各層、各分野のたたかいについて

 

 

@

雇用と労働

  パートなど非正規労働者が雇用者の3人に1人、80万人をこえる中、道労連、青年協などが最低賃金引上げのたたかいを広げ、マスコミにも取り上げられました。季節労働者の冬期雇用援護制度、50日特例一時金存続のたたかいがつよめられています。
  結成一年で4倍化した札幌ローカルユニオンなど道労連加盟組合、地区労連の運動と組織の拡大・強化は切実な課題です。
  NTT、北洋銀行など大企業の責任を追及するリストラ・過労死裁判の勝利判決、また国鉄闘争、憲法・教育基本法改悪反対での共同の前進は多くの労働者、労働組合を激励しています。党機関と職場党支部が、サービス残業、成果主義、偽装請負、公務員攻撃などに、社会的連帯で反撃するとりくみをつよめます。

 

 

A

地域破壊から住民を守るたたかい

  財政再建団体化になった夕張市などの旧産炭地域をはじめ、過疎地域における、郵便局集配業務の集約化、公立高校の廃校、あらたな市町村合併の強要、病院の民営化・撤退など、地域社会の破壊がすすみ、これに反対し「住み続けられる街」を守る住民ぐるみの運動が広がっており、党は地域ぐるみ、住民ぐるみの運動をつよめ、国や道への要請など積極的な役割をはたします。
  大型店の無制限な出店と撤退を規制する条例制定や、地域の活性化のために活動する中小企業団体、経済団体、商店街組合などとの共同をつよめます。

 

 

B

農林漁業

 農産物輸入の拡大や価格保障の削減によって農産物価格が下落し、北海道農業は存亡の危機にあります。十f以下の農家を「担い手」からはずす「品目横断的経営安定対策」の抜本見直しと、価格保障確立をもとめる運動を前進させます。
  政府は、「安全」の保証がないまま、米国産牛肉の輸入を再開しました。安全な食料を求め、道民、消費者の世論と運動を広げるために奮闘します。
  水産資源の保全・管理を国の責任ですすめ、魚付保安林の倍増、コンブの輸入制限堅持など、沿岸漁業の振興、水産物自給率の向上に力をつくします。道産材の積極的活用など、道や市町村の援助で需要の拡大をはかります。
  台風や異常気象による農林漁業への被害から農漁民の生活と地域を守る対策・補償の充実にとりくみます。

 

 

C

各分野の活動

  産婦人科や小児科の整備・拡充、子供の医療費無料化の拡充、保育所や学童保育の公的拡充など、安心して子どもを産み育てる環境の改善にとりくみます。女性差別撤廃と均等待遇を求める運動など男女平等の前進をめざすとりくみをつよめます。
  アスベスト・産業廃棄物・ゴミ・景観などの環境問題、泊原発の点検体制の強化と点検結果についての公開をもとめ、プルサーマル化反対の世論と運動をつよめます。

 

(5)革新懇・共同闘争の発展

 

  道革新懇は、無党派の人々と党との共同をひろげ、民主的改革の多数派をめざす様々な運動をとりくみ、道内での革新統一戦線を独自に系統的に追求する役割を発揮しています。党は革新懇運動の提唱者として、その量・質ともの発展のために積極的な役割をはたします。特に、職場革新懇の組織化・前進に特別の努力をはらいます。
 

2、参議院選挙、いっせい地方選挙をたたかう方針

 

(1)二大選挙勝利の政治的意義、目標と構えについて

 

 

@

政治的意義について
  来年の二大選挙は、日本の進路にとってきわめて重要な政治戦であり、@自民党政治の平和とくらしを破壊する暴走に正面から立ち向かう力をのばす、A「二大政党づくり」の動きを本格的に押し返す選挙にしなければなりません(二中総決定)。
  北海道は、全国以上に自民党政治の悪政の集中点となっているだけに、「政治を変えてほしい」の道民の願いが強まっています。また、民主党の全国的な拠点の地域であり、道党組織のはたす役割は、全国の中でも重要な位置を担っています。

 

 

A

道党組織の政治目標と実現する可能性
  二大選挙をたたかう道党組織の政治目標は、参院選挙の比例票で34万票を必ず獲得し、全国比例五議席の確保と紙智子参議再選に責任をはたすとともに、はたやま選挙区候補の勝利をめざすことです。道党の歴史を見ても、参院比例票で34万票をこえる得票を得たのは98年参院選(45万票)のみであり、それに次ぐ峰をきずくたたかいです。この得票は、次の総選挙(比例)での北海道の議席回復につながる目標です。
  道議選挙は、全道の力を集中し現有4議席を必ず確保するとともに、さらに議席を前進させます。
  札幌市議選挙は、現有8議席を必ず確保し、11人の立候補者全員の当選をめざします。一般市・町村議選挙は、市町村合併と大幅な定数削減のもとでのたたかいです。掲げた政治目標を達成し、議席占有率を引き上げ、議案提案権の拡大をめざすとともに、空白議会の克服に積極的に挑戦します。
  いっせい地方選を前後して20の市町村で中間地方議員選挙がたたかわれます。これらの選挙も二大選挙と一体に「比例を軸に」を共通の土台としながら、立ち遅れることなくそれぞれの勝利に必要なことを独自にとりくみ、相乗的に推進する姿勢をつらぬき、一つひとつ確実にかちぬきます。
  前道党会議以降の中間・合併地方議員選挙では、全体として三割を超える定数削減のなかで、議席占有率を6・31%から6・76%に前進させ、得票数では昨年の衆議選比例票の125・0%です。政治の“流れの変化”にふさわしく、新しい政治を模索している無党派層、保守層に対して、攻勢的に働きかけ、党の訴えを届けきるならわが党の新たな前進をつくることは可能です。従来の枠にとらわれず、視野を大きく広げ、攻勢的にダイナミックな選挙戦を展開し、必ず勝利を勝ち取りましょう。

 

 

B

各党の政治、組織動向を踏まえて
  各党は目前にせまった二大選挙を党の消長をかけて、国政選挙を軸に二大選挙を一体にした政治・組織戦略で必死にとりくんでいます。地方選挙も激しい党派間闘争=政党選択選挙になっています。
  他党の動向をふまえ私たちは、「比例を軸に」政党選択を前面に党そのものへの支持をひろげる活動をはじめ、選挙勝利への諸課題を勝利をかちとるにふさわしい規模とテンポに思い切って引き上げる必要があります。「いまが正念場」の構えを確立し他党の動きを上回る活動で、必ず勝ちぬきましょう。

 

 

(2)連続選挙をどうたたかうか

 

 

@

参院選挙の勝利を前面に、「比例を軸に」のたたかいを
  全道すべての地域でたたかわれるのは参院選挙です。参院選の勝利を前面に、「比例を軸に」の立場を堅持して、党への支持を「全国は一つ」「北海道は一つ」で執念を燃やしてとりくみます。いまの時点では、党が総力をあげて、いっせい地方選挙で必ず躍進・勝利をかちとるという関門を突破し、党の上げ潮をつくり、つづく参院選挙でも前進・勝利を勝ち取るというカマエが大事です。同時に、「参院選挙はいっせい地方選挙が終わってから」という段階論におちいらず、「比例を軸に」を共通の土台にすえてたたかいます。
  「比例を軸に」の活動とは、「党とその議席の値打ちを太くおしだし、党そのものへの支持を獲得する活動をたたかいの軸にすえること」です。このことは、有権者の最も強い関心が国政にむいていることからも重要です。そのためにも、▼「記念講演ビデオ」を観て、感想を出し合う小集会、懇談会を支部主催で開く、▼対話リーフを支部で読み合わせ、感想を交流し、あらゆるつながりを生かして、党への支持を訴え候補者の支持にむすびつける対話・支持拡大にとりくみます。
  日本共産党と議員(団)の役割、値打ちに光をあて、道知事・道議選挙アピール、札幌市長選・市議選挙アピールなどを参考に、大いに語りひろげます。

 

 

A

「支部が主役」の選挙戦で勝利を
  二大選挙を勝ちぬく最大のカギは、「支部が主役」の選挙戦をつらぬくことです。そのためにもすべての支部が「投票日からの逆算で」選挙戦の諸課題を確実にやりぬきます。

 

 ─

すべての支部が、支部の得票目標と支持拡大目標を決めましょう。そして、得票目標達成にふさわしい作戦計画(選挙をたたかう「政策と計画」)をもちましょう。すべての支部が「選挙型」の活動に直ちに踏み出しましょう。

 ─

対話・支持拡大は、得票目標を超える支持拡大を年内に到達させ、四月までに過去最高を超える規模まですすめます。対面対話を重視し、対話したら「対話カード」に記入しましょう。すべての支部が、後援会員名簿、支持者台帳(カード)、この間のあらゆる結びつきを整理し、名簿と地図にして、対話リーフ、宣伝紙などを持って、訪問・対話活動にとりくみましょう。

 ─

対話・支持拡大と結んで、単位後援会の確立と得目を超える後援会員の拡大と党員と「しんぶん赤旗」の読者拡大を結びつける意識的な努力をつらぬき、党勢拡大の大きな上げ潮をつくりましょう。

 ─

アンケート活動をはじめ、要求をとらえた運動にとりくみ、支部の職場・地域新聞を発行し有権者との結びつきをつよめましょう。

 ─

ハンドマイク宣伝を重視しましょう。月々の計画をもってとりくみます。

 ─

支部が「選挙型」の活動に踏み出す結節点として、支部主催の演説会を開催するとともに、懇談会、小集会をふくめ年内にすべての支部で一回以上は開催しましょう。その際、「党そのものを語る」弁士の役割分担などの工夫をしましょう。

 

 こうした活動を系統的、持続的に発展させるためにも、すべての支部で「選挙係」「カード係」を決めましょう。
  地区機関は、選挙闘争本部の確立とともに、個別選対の体制の確立と機能発揮への援助をつよめましょう。後半戦の候補者が決まっていない行政区は、一刻も早く決定しましょう。空白議会の克服へ特別の対策をとり、移住立候補など全党の英知を結集して挑戦しましょう。

 

(3)知事選、札幌市長選挙をはじめとした首長選挙について

 

 

@

知事選挙をめぐる情勢とたたかい
  高橋はるみ知事は、再選をめざし準備をすすめています。民主党も“道政奪還”を掲げ候補選考をすすめていますが、高橋自公道政への明確な「対抗軸」をもてていません。明確な対抗軸を示し、「たしかな野党」を貫いたのは日本共産党道議団であり、「明るい革新道政をつくる会」(「明るい会」)に結集した民主団体です。「明るい会」は、道民へのアピールと道民が望む知事像を発表、候補擁立をすすめています。党は、道政の転換をめざして共同を広げ、知事選挙勝利にむけ、「明るい会」に結集する唯一の政党としての責任を積極的に果たします。道内全地区と主要な地域で「明るい会」を早期再開します。

 

 

A

札幌市長選挙をめぐる情勢とたたかい
  「明るい札幌市政をつくる会」(「つくる会」)と札幌市議団は、上田市政についての論議をすすめるとともに、上田市長との懇談、申し入れや住民運動と結んだ要求実現の運動をすすめてきました。
  党はこの間、「検証・上田市政の3年」を発表し、「つくる会」とともに市長選挙をたたかう方針の確立に努力してきました。要求運動をつよめ、これに上田市長がどういう姿勢を示すかを見極めながら攻勢的にたたかいます。

 

 

B

各首長選挙を攻勢的にたたかう
  財政破綻をはじめ地域破壊攻撃が全道各地に広がる中で、保守を含めた無党派の人々とも共同の可能性が広がっており、市町村政の分析・評価、転換方向の旗印を明確にし、各首長選挙を積極的にたたかいます。

 

(4)タテ線の特徴を生かした活動の前進を

 

  他党派が、企業や団体・労働組合ぐるみの選挙、「二大政党づくり」をつよめていますが、自民党の支持基盤がくずれ、民主党と労組・団体との矛盾もでているだけに、要求実現運動に沿ったタテ線の活動は、かつてなく重要です。タテ線が、それぞれの戦線分野の広範な団体・個人との結びつき、要求運動での信頼も生かして、活動を抜本的につよめましょう。
  地区は、タテ線担当者を配置し、作戦計画をもって、促進しましょう。

 

3、「選挙で勝てる、強く大きな党」を ― 「支部が主役」の党建設のとりくみ

 

  前道党会議以降、「この年を党建設の前進の大きな波をつくる画期の年」とするために新しい探求と努力をしてきました。大会決定と綱領の文書を全党員に届け学習するとりくみ、「政策と計画」をもった「支部が主役」の党づくりの努力は、道党組織に新しい活力をひろげつつありますが、まだ「道半ば」であり、いまこの打開に執念を燃やした努力が切実に求められています。
  二大選挙勝利を党活動の前面にすえて、「選挙で勝てる、強く大きな党づくり」をめざして、この間の努力方向をさらに発展、加速させます。

(1)二中総決定の読了・討議の促進、党綱領と大会決定の学習に執念を燃やして

 

  支部、党員が理論的・政治的力を身につけることは、党づくりの第一義的な優先課題です。選挙戦、党勢拡大で前進をかちとるうえでも、すべての党員、すべての支部の自覚的力を発揮できる活動をつくることが、切実にもとめられています。そのカギになるのが二中総決定の徹底です。このとりくみを中途半端にしないで、執念を燃やした努力をつらぬきます。
  未討議支部は一日も早く討議をはじめ、すべての支部が全党員の読了をめざしましょう。そのために、機関は正面から読了・討議を提起し、支部に直接足を運んで親身な援助をつくしましょう。名簿にもとづいて一人ひとりに対して適切な援助、激励をおこなうなどの努力をつよめましょう。
  二中総決定の討議・読了とともに、すべての党員に大会決定と綱領文書を届けて読んでもらう活動をつよめましょう。綱領や科学的社会主義、党史などを系統的に学ぶ支部学習や各種講座、党学校にとりくみます。
  こうした活動を支える地区学習教育部の体制の強化、すべての支部に学習係を配置しましょう。

 

(2)「政策と計画」をもった「支部が主役」の自覚的な支部活動を

 

  この活動は、二大選挙勝利と地域・職場・学園を変える政治目標をもって、できることから具体化して、一歩一歩前進する−楽しく発展性のある活動として支部の変化が広がっています。活動では、結びつき、要求活動や大衆組織の活動が活発におこなわれ、選挙の活動、党員・読者拡大が積極的にとりくまれています。
  また「支部が主役」の党づくりの土台は、支部会議の確立・定例化と学習、全党員参加の努力(支部会議に参加する、日刊紙を読む、党費を納める=党生活確立の三原則)にあることも浮きぼりになっています。すべての支部が支部会議の定期開催を確立し「政策と計画」をもって前進しましょう。2大選挙勝利をめざす「政策と計画」の充実をおこない、支部指導部を強化しましよう。
  道・地区委員会は、支部援助の体制・活動をさらにつよめ、交流会議も適宜おこない「支部が主役」の活動の定着・前進に全力をつくします。

 

(3)「50万の党」「三割増の読者」を必ず実現し、どんな条件のもとでも勝ちぬける党の建設を

 

<「50万の党」の実現めざして>

 

  この間、「選挙で勝ち地域・職場・学園を変えるために党の根幹を太くしよう」と「政策と計画」に位置づけ目標をもって系統的にとりくむ支部が広がっています。入党者は若い世代から高齢者まで、また、職場の結びつきとたたかいのなかで労働者の入党者も増えています。入党にいたらなくても、働きかけたすべての人が党への信頼を高めています。
  機関と支部が「党建設の根幹は党員の拡大」「党員拡大も『支部が主役』で」の位置づけを確立して、対象者を広く具体的にあげ、率直に訴えていけば「50万の党」の実現は可能です。党員拡大を「脇におく」「狭くする」弱点を打開して、すべての支部が毎月党員拡大に意識的にとりくみ「50万の党」をめざします。道・地区委員会は、戦線・分野ごとの党員拡大計画をもってとりくみます。

 

<「三割増」の読者拡大と、読者とともにたたかう選挙に>

 

  機関紙拡大では、「03年総選挙時比三割増の読者」の達成めざして、毎月前進に全力をあげてきました。10月度のとりくみで、わずかではあるが日刊紙、日曜版ともに増勢し、前進への一歩をふみだしました。
  読者拡大を本格的な前進の軌道にのせること、年内までに少なくとも03年総選挙時を突破し、来年の四月迄に「三割増」目標に挑戦する決意をかためあい、新たな意気込みでとりくみましょう。
  すべての支部が、読者拡大の三割増目標を「政策と計画」のなかに具体化し、選挙勝利めざして月々の目標達成めざしてとりくみ、支部の「三割増目標」達成に挑戦しましょう。
  読者拡大では、「真実を伝え」「世論をおこし、運動に役立つ」「しんぶん赤旗」の役割・値打ちを語ることです。また、「しんぶん赤旗」発展の大黒柱である日刊紙の位置づけを高め、未購読党員の克服とともに、狭くせずに積極的に購読を働きかけましょう。対話・支持拡大のなかで、独自に読者拡大をすすめること、一人ひとりの党員のつながりをいかして「全国は一つ」で読者を増やしましょう。
  未集金の一掃、地方議員や一部党員の配達・集金の過重負担の解消は緊急の課題です。@「支部の機関紙活動の手引き」をすべての機関、支部が討議すること、A党員1人あたり20人以内に配達・集金を改善する、B早め集金で読者と結びつき、「25日集金」の定着化に努力し、月内100%集金をはかる、C地方議員の過重負担の実態を「地図化」して対応する支部と協議し、「支部が主役」の配達・集金体制に移行できるよう援助をつよめましょう。

 

(4)すべての職場支部に、「職場問題・学習交流講座」の成果を伝え前進を

 

  非正規雇用、成果主義、サービス残業などの解決をめざす党の国会論戦と職場のたたかいが、「偽装請負労働」是正の厚労省通達を実現させました。「職場問題学習・交流講座」で紹介された、「出発点はあいさつから」「悩みの相談相手にならなれる」など、全国の職場支部の実践に励まされ、「政策と計画」にもとづく活動に足を踏み出す支部が広がっています。
  職場に強く大きな党をつくる事業は、党と日本の未来がかかった大事業です。全党の英知を結集した「講座」を、すべての支部で討議し、すすんだ経験を学び、困難を打開し、一歩でも二歩でも前進するため、機関をあげて、また職場援助委員会など、系統的なとりくみを強化しましょう。

 

(5)若い世代での活動

 

  若い世代は、非人間的な長時間労働・「ワーキングプア」・就職難、競争教育と世界一高い学費など、劣悪な状態にさらされ、その解決を切実に求めています。そのなかで、端緒的とはいえ、雇用、平和・憲法などの要求をかかげ、青年・学生が一歩踏み出しつつあることはきわめて貴重です。党は、それらの運動を激励・前進させるなかで、青年支部、学生支部をつくり、迎え入れた青年・学生党員の成長と活動発展のため、援助を中断させることなく推進します。
  若い世代とベテラン世代との「交流と共同」の活動を発展させるために機関がイニシアチブを発揮します。
  学生の知的・理論的関心、生き方への模索に正面からこたえる党綱領、科学的社会主義を語る講座・集いなど多種多彩に開催します。「新歓運動」をとりわけ重視して位置づけ、年内から方針を明確にしてとりくみをすすめます。
  党機関として民青の方針を学び、懇談会をおこない援助をつよめます。同時に、党として民青地区委員会の再建計画をもち、その実現へ粘り強く系統的なとりくみをすすめます。

 

4、機関活動の思い切った改善・強化について

 

  大会決定、二中総決定を受けて、各地で機関活動の改善めざす努力がつくされてきました。これらの経験と教訓を交流・促進するとともに、地区への個別の援助をさらにつよめます。
  この間、要求にもとづく活動と幅広い層との共同にとりくんできましたが、当面する戦略的課題(憲法・教育基本法、高齢者負担増・増税問題、障害者支援制度改悪から障害者をまもる課題)をはじめ、切実な要求での活動と共同をいっそうつよめます。また地方政治の変革のために、「明るい会」をはじめ幅広い人たちとの協力・共同をつよめます。
  道・地区委員会は、「政策と計画」もった「支部が主役」の活動を抜本的につよめる努力として、支部長会議の充実や交流会議、地域の条件に応じた支部援助体制や補助指導機関の強化、職場支部援助委員会の確立、会議未確立支部に系統的援助者を配置するなど、一つひとつの支部にそくした援助をいっそうつよめます。また地区専門部の強化のために、地区役員の支部長兼務をなくし、機関活動への効率的な力の結集を図るとりくみをつよめます。
  道・地区委員会の政治的理論的力量を高める機関学習をはじめ、支部長会議での学習、政治討議、綱領・大会決定の多様な講座の開催をつよめます。また、機関活動の継承のために中・長期的視野にたって、若い幹部を意識的に育てる努力をつよめます。すべての常任活動家が週1回の休みをとり肉体的にも精神的にも健康を維持する努力、そのための科学的で合理的な機関活動の改善につとめます。

 

5、攻勢的な財政活動と、財政再建計画の確実な実践を

 

  党費は「党財政の根幹」であるとともに、党員の自覚的活動参加のバロメーターです。全党員への綱領と大会決定の届け、活動参加の働きかけと一体に党費納入を呼びかけ確実に前進をかちとります。
  二大選挙を攻勢的にたたかうために、選挙資金を年内に準備することをめざします。そのためにもすべての支部、党員が対話・支持拡大に取り組む中で、「二大選挙勝利めざす募金」への協力を広く読者・支持者にお願いする運動をすすめます。
  国民に依拠した財政活動を貫く日本共産党だからこそ、国政でも地方政治においても「国民・住民が主人公」の政治信条で国民のためにはたらくことができる何よりの保障である事を大いに宣伝していきます。
  地区委員会・道委員会財政の健全化のために、党を大きく強くすることを土台に、財政活動の四原則にたった努力をつよめていくことを、「支部が主役」の活動のなかに位置づけていきます。すべての支部と党員の力を集めて、専従活動家の活動と生活を支える気風を確立します。

 

 

第52回道党会議「総合計画」

 

2006年2月12日 日本共産党北海道委員会(第52回道党会議)

 

はじめに

 

 道党組織は、前道党会議で決定した「総合計画」にもとづき、2007年に予想される3大選挙(総選挙はすでに実施)での新たな前進をめざし、三中総決定が呼びかけた「第24回党大会をめざす党勢拡大の大運動」の成功へ力を尽くしてきました。同時に、憲法改悪反対、靖国問題、「米軍再編」による基地移転・強化反対、大増税をはじめ暮らし破壊反対などの国政をめぐるたたかい、党道議団を先頭にした道警裏金問題の追及、市町村合併押し付けを許さないたたかい、難病患者への医療助成廃止反対など、道民生活を守るたたかいを積極的にすすめてきました。
  昨年の衆議院選挙では、小泉首相の「奇襲攻撃」的な解散・総選挙に対し、比例ブロックでの議席回復をめざし果敢にたたかいました。総選挙の結果は、小泉「構造改革」の本質を知らせ、「たしかな野党」としての役割を訴え、有権者の中に共感をひろげたものの、“小泉突風”に加え、新党「大地」の影響や民主党の策略的宣伝を打ち破ることができず、目標を果たすことができませんでした。しかし、党の前進をはばむ難しい条件のなかで“善戦・健闘”し、今後の前進の土台となる教訓をつかみました。
  日高令子道議の死去を受けて、定数2でたたかわれた函館市道議補欠選挙での勝利は、わが党の道議選史上初めての画期的勝利です。同時に、会派交渉権を復活させる重要な成果であり、今後のたたかいの前進にとって重要な教訓をつくりました。
  第24回党大会決議は、歴史への無反省、アメリカいいなり、大企業中心主義という世界でも類例のない異常な特質を持つ自民党政治が、国民との矛盾、世界の流れとの矛盾を深め、どの分野でもいよいよ立ち行かなくなるもとで、「いまの日本の情勢は、大局的にみれば、国民中心の新しい日本への条件をはらんだ歴史的転機をむかえている」と解明しました。そして、その打開の道が、新しい綱領と日本改革の方針にあること、「苦難あるところ日本共産党あり」の発揮と国民分断を打ち破る社会的連帯と反撃をひろげる党の役割、2007年の2大選挙をたたかう方針と、それをかちぬく強く大きな党建設の発展方向を示しました。
  道党組織は、新しい綱領と大会決議を力に、切実な道民の願いに応える活動を旺盛に展開しつつ、2007年の二大選挙をかちぬく実力を持った党を建設するために、全力を尽くします。

 

1.道民要求に応える活動、多数派結集をめざす国民運動の発展を

 

  道党組織は、「国民の苦難あるところ日本共産党あり」の立場に立って、切実な道民要求に応える活動に全力を尽くすとともに、生活破壊攻撃と一体に仕掛けられている国民分断攻撃に対して、社会的連帯の運動で道民とともにはねかえし、「国民の命綱」としての役割をあらゆる分野で発揮します。
 

(1) 大増税、憲法改悪、基地移転反対のたたかい

 

<庶民大増税・社会保障改悪>
  2006年度政府予算案では、定率減税を1月から半減させ、引き続きこれを全廃、年間3.3三兆円もの大増税を押しつけ、さらに消費税を上げようとしています。
  党は、すべての党支部が、職場・地域・学園で、町内会、商店会、労働組合、中小企業団体などと広く共同し、懇談会・学習会にとりくみ、草の根から増税反対の社会的反撃を起こすために力をつくします。また、「消費税廃止各界連絡会」「消費税をなくす会」などとの連帯をいっそうつよめます。政府が強行しようとしている医療・介護改悪、生活保護や就学援助の切捨てを許さず、道社保協などとの共同で社会保障改悪に反対するたたかいを前進させます。

 

<改憲反対、「米軍再編」問題>
  全道の地域・職場・学園に結成された「九条の会」は、多彩な活動をひろげ、新たな連帯と共同ひろげる力になっています。党が果たすべき二本柱に立って、すべての地区委員会所在地、主だった都市に「推進センター」を確立するとともに、機関が先頭にたち、各戦線・分野、全行政区、学校区単位など、草の根の「九条の会」を全道津々浦々にひろげるために全力を尽くします。
  住民過半数の憲法署名をめざす「推進センター」は、道段階とともに、札幌全区と24市、7町村で結成されています。党は、道民過半数をめざして奮闘します。
  いまの通常国会に、自民、公明、民主3党が、国民投票法案を提出する動きを強めているだけに、それを許さない運動を発展させるために全力をあげます。
  政府は、沖縄嘉手納基地の米軍戦闘機F15の訓練を、千歳基地に移転するという重大な構想を明らかにしました。党は、矢臼別での米軍演習の中止を求めるたたかいをふくめ、草の根とともに、自治体ぐるみの移転反対のたたかいをさらにつよめます。

 

(2) 道政・地方政治の現状と道民生活を守るたたかい

 

  小泉内閣の「新自由主義」の経済路線のもとで、道民の暮らしと営業は深刻な状態になっています。雇用破壊と低所得層の拡大は、生活保護世帯や就学援助受給児童の急増(それぞれ全世帯比3.75%、全児童の16%)など、深刻な影響をひろげており、道民生活を守るたたかいは、緊急の課題となっています。同時に高橋道政は、政府・財界のすすめる「構造改革」「小さな政府」論をストレートに受入れ、「コンパクト道庁」論をかかげ、私学助成や難病患者への支援などの道単独事業の見直し、試験場など研究機関の民営化、高校の再配置計画、道教職員給与の一割削減、道職員の3割・6千人の大幅削減を計画。また、新たな市町村の大規模合併を強行するとともに8支庁の廃止、さらに道州制の先行実施をねらっています。各自治体でも、総務省の「新行革指針」を受けて、自治体リストラ、介護、福祉、教育の切捨てが大規模に進行しています。
  小泉内閣の「三位一体改革」の名をかりた地方財政の削減に反対するたたかいをつよめます。
道党組織は、こうした自治体リストラや道民生活切捨ての口実にしている「民間活力を生かしたビジネスチャンス」「赤字再建団体必至」というごまかしと脅しの本質を暴露し、北海道のもつ可能性を生かした発展方向を探求し、新しい北海道づくりをめざします。また、多くの自治体が国や道の介入に不信をつよめ、「自立と連帯めざし住民本位の町づくり」の道を模索し、党との共同も広がっています。党と自治体、住民ぐるみの「新しい町づくり」運動を発展させるために力を尽くします。

 

(3) 道民各層、各分野のたたかい

 

<労働組合運動>
  この一年、労働戦線では、憲法闘争、労働裁判の勝利、各産別の要求闘争、最賃闘争、非正規労働者の要求実現と組織化、労働相談や個人加盟ユニオン結成など前進をかちとり、所属全国組織をこえた共同がうまれています。職場での要求活動と憲法闘争の前進を基礎に、非正規・未組織労働者との要求での連帯と組織化、公務員攻撃を道民の連帯ではねかえすたたかい、道労連・地区労連の拡大強化をはじめ、労働組合運動の前進・強化にとりくみます。建設・季節労働者の生活と地域経済に重大な影響をおよぼす冬期雇用援護制度の継続、充実を求めるたたかいをつよめます。

 

<食料と農林漁業>
  2005年の北海道の米作は、作況指数109の豊作となりましたが、“過剰米処理対策”(一律に60`あたり3000円)で、稲作経営は甚大な打撃をうけました。生乳減産の押し付け、乳価の切り下げは、酪農経営を圧迫しています。米作・畑作農家の約半分が対象外となる「品目横断的経営安定対策」に反対するとともに、生産費をつぐなう価格保障と直接所得補償制度の確立で、北海道農業の再建と食料自給率の向上をめざします。輸入拡大をおさえ、食の安全を守る運動、産直運動、地産地消運動などを重視します。
  「米産牛肉禁輸」問題は、アメリカいいなり政治の異常さをあらためて示しました。国内基準同様の全頭検査、危険部位の除去を要求したたかいをすすめます。
  水産資源の保全・管理を国の責任ですすめ、魚付保安林の倍増、昆布の輸入制限堅持など、沿岸漁業の振興、水産物自給率の向上のために力を尽くします。

 

<中小企業と地域経済>
  党は、大型店の身勝手を規制する条例制定や公契約条例、さまざまな雇用確保、地域活性化を求める運動をすすめている中小企業団体、経済・労働団体、商店街の振興に努力している人々などとの共同を強め、地域のネットワークを守り、中小企業と地域経済を守る運動をいっそうつよめます。

 

<各分野のたたかい>
  道党組織は、各層のたたかいとともに大会決定にそって、道内一四一局の集配業務の廃止が計画されている郵政民営化の問題、社会不安を巻き起こしている耐震構造問題、安心して子どもを生み育てることができる子育て環境の改善をはかる運動を発展させます。教育基本法改悪を阻止するために全力を上げます。過度の競争と管理を特徴とする教育政策の転換をはかります。女性差別撤廃条例を求めるとりくみをはじめとした男女平等の前進、教育予算削減に反対し自主的民主的改革をめざす大学のたたかい、台風や地震などの自然災害から国民を守る制度の拡充を求める運動、アスベスト、産業廃棄物やごみ問題など環境を守る運動を発展させます。ゆきづまりが激化している原発問題、アイヌ問題など、切実な要求をかかげる各分野のたたかいの前進のために積極的にとりくみます。また、千島領有を正当化し固定化を強めるロシア政府の主張にたいし、わが党の千島問題での政策をひろげる運動に力を尽くします。
 

(4)革新懇・共同闘争の発展

 

  道革新懇は、「九条の会」など憲法運動の発展の大きな推進力になっているのをはじめ、無党派の人々と党の共同をひろげ、民主的改革の国民的多数派をめざす組織としての役割を発揮しています。
  地区委員会所在をはじめ、すべての市、主だった町村に革新懇をつくるとともに、職場、学園にも積極的につくり、質・量ともに発展させます。また、各分野の共同闘争の発展にとりくみます。
 

2.2007年の2大選挙に勝利する活動方針について

 

(1)いっせい地方選挙をたたかう方針

 

  道民生活の破壊がつよまるもとで、住民の利益を守り、「住民が主人公」の地方政治をきずくうえで、党議員(団)のはたす役割は、いよいよ重要になっています。道党組織は、住民の願いに応える力をもった強力な道議団をはじめ、市町村議会におけるわが党の政治的比重を高めるために全力を尽くします。
  道議選は、あらゆる力を集中し現有四議席を必ず確保するとともに、さらに議席の前進をめざします。また、可能な選挙区で候補者を擁立します。札幌市議選は、現有議席を必ず確保するとともに、全区での議席獲得をめざします。一般市・町村議選は、住民の声を著しく制限する「定数削減」に反対するとりくみをつよめるとともに、「議席占有率」「空白克服」「議案提案権」の三つの目標を明確にし、全行政区の政治目標をすみやかに決定します。
  住民アンケートなどをとおして住民の要求や願いをつかみ市町村政の分析をすすめ、党議員(団)の実績とともに、党の議席の値打ちと存在意義を鮮明にした政治論戦を構築し、宣伝物の発行をすすめます。
  特に、道政問題のとりくみを政策・運動・組織の全分野にわたって抜本的に強化します。
  道政が市町村政と道民にとって深い係わりをもっていること、党道議団の実績とともに、強力な道議団を確立していくことの意義を党内外にひろげる日常的努力、道政問題での政策活動もつよめ、地区や支部が日常的に道政問題に取り組めるよう系統的に推進します。
  統一選対、個別選対を直ちに確立し、「四つの原点」にもとづく系統的、計画的活動を開始します。
  来年のいっせい地方選までの中間選挙は、四月の8新行政区(旧18行政区)の合併選挙をはじめ、12市町村の議員選挙が実施されます。その一つひとつのたたかいを、確実にかちぬくために全力を尽くします。
 

(2)函館市道議補欠選挙の勝利とその教訓を生かして

 

  函館市道議補欠選挙での勝利は、今後の道議選挙をはじめ、いっせい地方選挙をかちぬくうえで学ぶべき重要な教訓があります。
  第一は、道政と道議会における党議員団のかけがえのない値打ちと役割を鮮明にし、大量の宣伝と対話で住民の共感をひろげたこと、第二は、必ず勝利するという構えに立った攻勢的な政治指導です。
  函館の結果は、今日の情勢の特徴をつかみ、勝利への構えを確立し、攻勢的に打って出れば党への期待をひろげ結集することができることを示しました。
 

(3)知事選挙・札幌市長選挙をはじめとした首長選挙

 

  高橋自公道政は、小泉内閣の国民生活切り捨ての「小さな政府」論を全国に先駆けてすすめ、無駄な開発は温存しつつ、道民生活切捨ての「新行財政改革」を強行しています。道警報償費裏金問題での知事と道警の対応は、全容解明にはほど遠いものです。
  「明るい革新道政をめざす会」とともに、無党派の人々との共同を追求し、道政革新をめざし知事選挙をたたかいます。
  上田市政は、「憲法九条を守る」「市民との対話を重視する」など従来の「オール与党」市政とは違った態度をとっていますが、住民生活をまもる防波堤としての役割を果たす姿勢は弱く、大型開発は継続し、新たに一三三億円もの市民負担を負わせる「札幌市財政構造改革プラン」をおしすすめています。次の市長選挙については、上田市政の評価や選挙情勢を含めて「明るい札幌市政をつくる会」をはじめ、関係団体とよく意見交換し準備をすすめます。
  市町村合併の押し付けや地方財政の悪化のもとで、“自立した町村づくり運動”など、保守を含めた無党派の人々との共同が広がっています。日本共産党が与党の革新・民主の自治体を守るとともに、あらたな拡大に意識的努力を払います。
 

(4)参院選挙――本格的な前進への転機に

 

  2007年参院選を、国政選挙での本格的な前進に転ずる選挙として位置づけ、勝利のために全力を尽くします。
  比例代表で紙智子参院議員の再選とともに比例代表の五議席獲得に責任をはたし、畠山和也選挙区候補の勝利をめざします。
  「全国はひとつ」「比例を軸に」を一貫してつらぬき、訴えは「政党名での投票」を基本とします。いっせい地方選挙と参院選挙の相乗的、効果的なとりくみに知恵を発揮し、紙智子参院議員、畠山和也選挙区候補と地方議員(候補者)との連携を重視します。
 

(5)常に解散・総選挙に備える構えで

 

 衆院選挙は、いついかなるときにも対応できる構えでのぞみ、比例ブロックでの宮内さとし候補の当選を必ずはたします。小選挙区候補者の決定を急ぎ、日常的なとりくみをつよめます。新しく創設された「供託金支援基金」への全党員の参加を呼びかけます。
 

(6)新しい綱領と日本改革の方針を日常の活動で大いに語って

 

 新しい綱領と日本改革の方針を、広く国民に語り、国民の多数の共感と支持をかちとるとりくみを、党の日常の活動としてつよめます。
  すべての支部、道と地区委員会は、各分野・各層で、党を語る懇談会や懇話会、演説会を多彩に開催し、新しい綱領と日本改革の方針を大いに語るとりくみをつよめ、「生きた言葉・生の声」で党を語る運動をすべての有権者を対象に発展させます。わが党の姿を広範な国民に伝える基本に、「しんぶん赤旗」をあらためてすえ、その拡大にいっそう力を入れます。
 

3.党建設の前進を――歴史的画期の年に

 

  道党組織は、前党大会が決定した「50万の党、三割増の読者」の実現めざして力を尽してきました。
  党勢拡大で前回党大会を突破した地区の努力、「50万の党」「130%読者拡大」の目標や「大運動」目標を突破した支部の経験と教訓を深く学び、全道に普及する努力をつよめます。
  大会決議は、「どんなに難しい条件のもとでも、自らの力で『風』をおこすことできる実力をもった党をつくりらなければ、選挙戦で本格的な前進をかちとる道が開けない。これは、この間の数回の国政選挙をたたかっての最大の教訓です」と強調しました。そのうえで、いま党建設にとりくむ意義を三つの角度から明らかにし、来年四月までに、今度こそ「50万の党」「2003年総選挙時比3割増の読者」を達成することを決定しました。また、「この年を党建設の前進の大きな波をつくる歴史的画期の年とする」と全党に呼びかけ、「党建設を本格的に前進させる基本方向、大胆な活動の強化が求められる問題」として五つの問題を提起しました。
  道党組織は、大会決定の提起を正面から受けとめ、これまでの延長でない、大胆な活動の発展をつくりだし、「50万の党」「三割増」目標の達成に正面から挑戦します。
 

(1)いっせい地方選挙をたたかう方針

 

<2007年四月までに50万の党の建設を>
  党建設・党勢拡大の根幹である党員拡大を、すべての支部が「政策と計画」で位置づけ、自覚的目標をきめてとりくみ達成する活動を特別に重視します。
“二つの広く”の方針を堅持し、後援会員はじめ党支持者、読者、たたかいや生活相談などで結びついた人に広く入党を呼びかけ、新しい党員を迎えます。地区、支部が“党を語る会”や懇談会・懇話会を開催し、党員を迎える目的意識的とりくみをつよめます。全支部が青年を迎え入れるよう特別の努力をします。機関は、各グループとよく相談し、戦線ごとの党員拡大計画を立て推進します。

 

<2003年総選挙時比三割増の読者拡大を必ず>
  (一)党員と党支部、党機関が「しんぶん赤旗」をよく読み、討議して活動する。(二)持続的拡大と配達・集金体制の強化をはかり、党と国民とのつながりを「しんぶん赤旗」を軸にしてひろげていく。(三)どんな活動にとりくむさいにも読者と協力して、党活動を発展させます。(四)党財政をささえるという観点からもこの活動を重視する。こうした「しんぶん赤旗」中心の党活動を機関、支部まで定着させるために力をつくします。読者拡大の独自追求のあり方として、「しんぶん赤旗」の国民的使命と役割を常に鮮明にする努力、日刊紙を全党員が読むことの重要性、「全支部成果」「全支部前進」の追求など、これまでに試されているあらゆる努力を駆使しつつ、創意を発揮して発展させます。
  「三割増」の読者拡大とともに、「支部が主役」の配達・集金体制の確立に努力します。「Q&A支部の機関紙活動の手引き」を学習し、「支部が責任をもつ地域内のすべての読者への配達・集金に責任をもち、読者と結びついて活動する四つのしくみ」確立し、地方議員・幹部の配達・集金の過重負担の解消に系統的にとりくみ、安定した配達網の確立、対読者月内100%集金で未集金の解決と地区機関財政の確立に努力します。こうした努力を通して、読者を身近な友人として、よく知りあい、人間的な結びつきをつよめ、読者の要望や意見をよく聞き、読者とともに前進する活動に力を入れます。
 

(2)党建設、党勢拡大を本格的な前進の軌道にのせるために

 

<全党員が新しい綱領、大会決定を学ぶ運動を>
  党員の学習を三つの分野――@綱領と歴史の学習、A科学的社会主義の理論学習、B政策と方針の学習――でとりくみます。道党学校、地区党学校の計画的な開催、すべての支部が学習を軸にした活動を確立できるよう援助をつよめます。
党員が不屈性、先見性を発揮して活動する土台となる綱領学習を特別に位置づけ、新しい綱領と大会決議をすべての党員が学習することを、今期の「総合計画」実践の「第一義的優先課題」として、執念を持ってとりくみます。
<「政策と計画」を持った「支部が主役」の党づくりを>
  すべての支部が、大会決定の学習をすすめる中で、「政策と計画」を作成・充実させるとりくみを直ちにすすめます。
  支部が責任をおっている職場、地域、学園をどう変えるのかという生きた政治目標と、つぎの全国選挙での得票目標をみんなで議論して決め、どんな要求をもっているかよくつかみ、その要求を実現するための活動方針と計画をもって実践します。国民要求と政治目標を実現するうえで職場、地域、学園に質量ともに強大な党をつくるために、学習の計画、党員と読者の拡大目標をもち目的意識的に増やすとりくみをつよめます。
  選挙のとりくみでは、支部に対応した単位後援会をつくり得票目標達成にふさわしい会員拡大目標をもち、後援会ニュースを発行し、つねに後援会員と相談し、後援会とともに選挙をたたかう活動を重視します。
  支部と党員は、職場、地域、学園の人々にとって身近な相談相手になり、要求実現のかけがえのない存在になるよう、生活相談活動、労働相談活動に積極的にとりくみ、なんでも話し合い、親しくつきあう活動を重視します。党員のさまざまな要求や趣味、関心にそくした多彩なむすびつきを大切にする支部活動を広げます。
  週一回の支部会議の開催を軸に、全支部の支部長の配置、支部指導部の確立、「党生活確立の三原則」(日刊紙を読む、会議に出る、党費を納める)を全党に定着させます。道・地区委員会は、“「政策と計画」をもった「支部が主役」の党活動”交流会議を開催し、とりくみの促進をはかります。
 

(3)職場支部の活動の抜本的強化を

 

 いま労働組合運動の前進をはかりながら、職場のなかに強く大きな党つくることは、全国民的意義をもつ重要な任務です。大会決議を指針にすべての職場支部が、「政策と計画」をもって活動します。とくに、@支部会議を軸に、党員同士の連帯が実感できる支部づくり、綱領・政策の学習を土台にして、A職場情勢を討議し、労働者との結びつきを強める活動、切実な要求をとりあげる活動、労働組合を強める諸活動、B職場「九条の会」のとりくみ、C視野をひろげて入党と購読よびかける−これらを具体化します。
  職場支部といっしょに考え前進していく機関の援助体制(労働部、職場支部援助委員会など)を抜本的に強化します。また支部のない職場での党づくりを機関・地域支部が意識的にすすめます。
 

(4)若い世代のなかでの活動の強化と党建設

 

  全党が総力をあげて、雇用や平和など、青年・学生の切実な要求にこたえる活動を抜本的につよめ、青年・学生党員と民青同盟員の大きな拡大に挑戦します。地区委員会所在地、および主要な都市部に青年支部をつくり、迎えいれた青年学生党員の成長と活動の発展のため系統的な援助をおこないます
  青年・学生のなかに新しい綱領と日本改革の提案をひろげ、「党を語るつどい」や学習交流会を多彩にすすめます。すべての支部が、若い世代とベテラン党員との「交流と共同」にとりくみ、後継者対策に挑戦します。
  札幌北区の民青地区委員会再建の教訓は、@青年の関心にこたえて多彩な学習を援助、A党が青年の悩みをよく聞き、相談しあって解決、B毎週の青年支部会議や民青班会議を重視して、会議の開催と成功の援助をつよめたことにあります。これに学び、すべての地区委員会が民青地区再建の計画を持ち、青年・学生党員の自覚を高め、リーダーとして成長できるよう親身に援助して、新しい班の建設、地域協議会の確立をめざします。
 

(5)道・地区機関の体制と活動の抜本的強化を

 

  道委員会と地区委員会が、地方政治に責任をもち国民運動にとりくむとともに、「支部が主役」の活動をひろげる任務をはたすために、年金生活に入ったベテラン党員の力の結集をはかるなど、体制的にも充実した幹部集団をつくる努力をつよめます。
  地区委員会が自治体活動に的確に対応するとともに、党活動、党建設を前進させるために、必要な補助指導機関の確立を積極的、計画的にはかります。
  若い機関幹部の養成を特別に位置づけ、「特別講座」の開催など計画的にすすめます。
 

3.党建設の前進を――歴史的画期の年に

 

  党財政の根幹である党費の100%納入めざします。支部での「財政活動のしおり」の学習・討議を重視し、読者後援会員・支持者はじめ、広く国民に依拠した募金活動の推進、機関紙・書籍、広告などの事業活動など、「四原則の財政活動」を「支部が主役」でつよめます。
  2007年のいっせい地方選と参院選をたたかう資金を確実に備蓄・確保します。