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ほっかい新報

 

   2011年1月  

 

米軍・自衛隊派兵問題

   

医療改悪・教育問題

   

労働・雇用問題

   

その他

   

 

 

 

 

米艦の寄港 拒否せよ/平和委など小樽市長に要請

 

  小樽港に米海軍第7艦隊のイージス艦フィッツジェラルドが2月5日から9日まで寄港するとしている問題で、北海道原水協、小樽市平和委員会、博労連、新婦人など平和・民主団体は13日、港湾管理者である山田勝麿小樽市長に対し、同艦の寄港計画を拒否するよう要請しました。日本共産党からは古沢勝則市議が同席しました。
応対した市総務部にたいして、米艦船寄港反対連絡会の斎藤豊氏が要請の趣旨を説明。「毎年小樽港に入ってくる米艦に、小樽市民は不安を募らせている。小樽は非核平和都市宣言をした市でもあり、市長は平和市長会に入って活動もされている。今回きっぱりと(拒否する)判断をしていただきたい」と要望しました。
市側からは、現在、日本政府と米総領事館からの文書回答を待っている段階で、市としては@港の接岸時での物理的安全性A商業港としての機能に支障がないことB核兵器搭載の有無の三つの判断基準で寄港の許可をしていく−などの回答がありました。
これを受け、参加者からは「文書回答に核兵器を搭載していないとの明確な文言がなければ、政府と米国に非核証明を求めてほしい。これらのことを市長として真撃(しんし)に実行することが、小樽市民への責任だ」と重ねて要求しました。('11年1月14日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

 

 

新システムやめよ/現行保育制度の拡充を/札幌市に連絡会要請

 

 

 保育関係者と保護者からなる札幌保育連絡会(木下康典会長)は27日、札幌市に対し▽子ども・子育て新システムではなく、現行制度の堅持・拡充を行う▽待機児童対策を前倒しで行う▽定員を超えた児童の入所を行わない▽保育料の減額について努力する−の4項目の申し入れを行いました。
 応対した生島典明副市長は、「新システムのすべてを良しとはしないが、子どもを社会全体で育てる方向のものと認識している。来年度1300人分の保育所を増やしたい。超過入所をいいとは思わないが、待機児童を少なくしたい。今後、保育需要が増えることに対する財源措置を一生懸命やっていきたい」と答えました。
 参加者から「いい保育を願っているが、新システムは、保育を社会保障から市場の商品に変質させるものだ」などの意見が出されました。
 申し入れには、日本共産党の宮川じゅん市議が同席しました。('11年1月30日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

道教委の管理「戦争中のよう」/北海道の教育守る緊急集会

 

  北海道教育委員会は昨年、「服務規律調査」や、教職員の人権を侵害、密告を推奨する「情報提供制度」の施行に続き12月上旬には、パンフレット『信頼される学校運営のために』を全道の小・中・高校の教職員に配布。教職員の管理・統制の強化をねらっています。
この問題で13日、全教の山口隆委員長、日高教の加門憲文委員長、全教常任弁護団の村山裕氏ら4人の「全教調査団」が道内入りしました。同日夜、道高教組、道教組など7団体が「『北海道の教育を守ろう』緊急集会V」を札幌市で開催し、各地から教師、父母、弁護士、労働組合・民主団体関係者ら80人を超える参加者が結集しました。
道高教組の櫻井幹二・中央執行委員長は、「服務規律調査」で北教組の組合員が戒告処分されたことを報告、「いま2次調査もまとめられている。道教委による(一連の)強権的施策は人権侵害であり、教育の理念・条理を否定するものだ」と糾弾しました。
山口氏は「北海道の教育だけでなく、日本の民主教育を守るたたかいだ」と強調。「調査」は警察の被疑者に対する調査と同様、教師を犯罪者として扱っていると述べ、「教師と子どもの信頼関係から成り立つ教育に真っ向から反する」と指摘した上で、「たたかいの大義と道理はわれわれにあり、必ず勝利できる」と教師・父母の団結をよびかけました。
現場から、「戦争中の学校のようだ」(56歳の空知管内の小学校教師)、「生き方など学習指導要領からはずれたことは教えにくくなっている」(61歳の道南の高校教師)などの実態が相次ぎました。
道高教組の飯塚正樹書記長が「運動を盛り上げ、道教委の″暴走列車″を止めよう」とよびかけ、「アピール」を採択しました。(2011年1月15日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

 

 

コンクリ会社 職場復帰訴訟/偽装解散 解雇は無効/札幌高裁 賃金支払い命じる

 

 コンクリートミキサー運転手の諏訪部延允さん(55)が職場の改善を求めて解雇され、職場復帰を求めている裁判の控訴審で、札幌高裁(井上哲男裁判長)は27日、「解雇した会社は解散によって消滅した」と主張するグループ企業側の控訴を棄却。諏訪部さんが全面勝訴した一審判決を支持しました。
 諏訪郡さんは2005年4月から道内大手の會澤高圧コンクリートのグループ会社であるウップス(生コン製造・販売)に採用されました。2007年2月、ウップスが労働条件を引き下げようとしたことをきっかけに、諏訪部さんは札幌ローカルユニオン結(ゆい)に加入して団体交渉を行いました。
 ところが、会社は4月に諏訪郡さんを突然解雇。訴訟係属中、會澤高圧グループは便宜上の雇用会社である静興運輸を解散し、「会社は消滅した」としてあらためて諏訪部さんを「解雇」したのです。
 一審の札幌地裁は、諏訪郡さんとウップスとの間に雇用契約があることを認め、賃金の支払いを命じました札幌高裁は「静興運輸との雇用契約は形式的なものにすぎない」と一審を支持。諏訪部さんの3年9カ月に及ぶたたかいは全面勝利となり、子会社の「解散」を理由にした労働者の不当解雇を断罪する結果となりました。
 報告集会では、「結」の組合員らが続々と駆け付け「諏訪部さんの勝利に続こう」と喜びの声を上げました。
 原告代理人の亀田成春弁護士は「諏訪部さん本人が勝利を確信してプレなかったこと、労働組合とともに団結してたたかったことが大きかった」と強調。諏訪部さんは、「このたたかいのおかげで素
 晴らしい仲間と出会うことができました。支えてくれた皆さん、本当にありがとうございます」と話しました。
 「結」では、今後、会社側が上告しないよう運動し、一日も早く諏訪部さんを職場に戻すよう、支援を強めることにしています。('11年1月29日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

賃上げこそ景気回復の道/苫小牧春闘共闘が宣伝

 

 

  苫小牧春闘共闘会議は12日、夜も明けきらぬ午前6時30分から王子製紙工場の西門前で、凍結した路面に足を取られながら出勤してくる一番方の労働者に「消費税引き上げ、法人税引き下げNO! 国民のフトコロを温める景気対策を」の春闘ビラを7人で250校配布しました。
マイナス11度、吐く息も真っ白になるなか、「おはようございます。春闘頑張りましょう」と声をかけると、「ご苦労さまです」の声が返ってきました。
午前8時からは苫小牧市役所門前に17人が勢ぞろいし、出勤してくる職員に630枚の春闘ビラを配布しました。
伊藤富志夫春闘共闘代表幹事、横山傑高教組支部書記長が宣伝カーから「大企業には減税、庶民には消費税増税では景気は冷え込むばかりです。思い切った賃上げ、最低賃金の大幅引き上げこそ、買気回復の道ではないでしょうか」と訴えました。
ビラ配布に参加した勤医労の若い女性は「ビラの受け取りがすごく良いのでピックリした」と語りました。
13日夜には春闘闘争宣言集会、苫小牧地区労連新年旗開きが開催されました。(2011年1月14日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

 

 

TPPで地域は…/ビート壊滅 ダンプ1159台不要に/北見市でセミナー550人

 


「TPP(環太平洋連携協定)に参加すれば、苦労してつくってきたわが地域が壊滅してしまう。農業だけの問題ではない」−。北見市で22日、「食と地域の未来を考えるセミナー」が開かれ、会場満員の550人が参加しました。
北見市、訓子府町、置戸町、きたみらい農協、常呂農協などの主催。行政が旗振り役を務め、実行委員会形式で取り組まれたもの。北見消費者協会が委員長を務めました。
同地域にある商工会議所・商工会、観光協会、建設業協会、土地改良区、森林組合、常呂漁協、北見地区トラック協会との共催です。

◆  ◆

 山川尚子北見消費者協会会長、小谷毎彦北見市長の主催者あいさつに続いて、東京大学大学院の鈴木宣弘教授が「TPPと私たちの食・くらし・地域の未来」と題して基調講演。
菅政権は「平成の開国」と言っているが、日本はすでに世界的にもっとも「開国」が進んだ国であり、わずかに残った1割の品目(コメや乳製品)の関税撤廃で、食料自給率が14%まで下がる。世界的にも戦略物資である食糧のほとんどを海外に依存することになる。「菅政権がめざす『国益』とは、『一部の輪出産業(の経営陣)の利益』であって、これによって失う本当の国益の大きさを考えなくてはならない。国民が本当のことを知る必要がある」と指摘しました。

◆  ◆

70万本の植林 努力が無になる

 続いて、北見商工会議所女性部、きたみらい農協青年部、常呂漁協女性部、北見トラック協会から4氏がそれぞれの立場で発言し、常呂漁協の新谷恭子女性部長は「私たちは、100年前の豊かな海を100年かけて取り戻そうと70万本以上の木を山に植えてきたが、この努力が無になる。コンプ漁も壊滅し浜がなくなる。この国は一体どうなったのか」と訴えました。
トラック協会の中山登農産部会長は、特に砂糖原料のビート(テンサイ)が壊滅すればオホーツクと十勝でダンプカー1159台が不要になる。札幌方面から、排雪用トラックの引き合いが来ているが、そんなことにも応じられなくなると発言しました。
鈴木教授は「農業対策をすれば、OKでないかとしている点について、対策は無理だということを主張していく必要がある。農業者の意思統一の集会は全国でたくさんあるが、多様な人が集まって集会ができたことが良かった。全国に広げなければならない」と語りました。
きたみらい農協の西川孝範組合長は閉会あいさつで「地域を崩壊させるTPPの問題で、さまざまな団体が集まってこの集会が成功したことが本当に大事だ、みなさんに感謝します」と締めくくりました。('11年1月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

農業への救済ぜひ/岩見沢市に党南空知地区委員会

 

 日本共産党南空知地区委員会(上田久司地区委員長・岩見沢市議)と岩見沢市委員会(山田靖廣市委員長)は21日、豪雪で交通障害が起きている道路の除排雪の徹底や、ビニールハウスなどの農業被害に対する支援を求めて、岩見沢市長、空知総合振興局長、北海道開発局開発建設部岩見沢道路事務所長に要望しました。
市役所で応対した阿部啓吉副市長は「大雪が岩見沢以外にも広がり、排雪用のダンフの確保に苦労している」「ボランティア除雪を行っている1524世帯を調査し、緊急的に対応が必要な29世帯の除雪を行っている」「農業ハウス倒壊については人的支援も行っている。さらに緊急雇用の活用も行い、20人くらいの雇用を考えている」と話しました。
空知総合振興局長は、「農協や岩見沢市と協議し、何ができるか検討している」と農業ハウス被害についての対応を語りました。
国道の除雪を担当している道路事務所へは、「国の予算削減という中で、住民生活に支障をきたすことなく、国へ必要な経費をしっかり要望してほしい」と訴え、道路事務所からは「予算はまだ大丈夫。国への要望については貴重なご意見をいただきました」「現在、排雪は特にひどかった幌向と上幌向を終えた。今日から明日、明後日にかけて岩見沢市内の国道の排雪を行う。雪が異常に多いので例年のように歩道も含めた完全排雪はできないが、まずは車道を広げ、渋滞をなくすことができるようにしたい」と答えました。(2011年1月23日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

目の不自由な私 命がけの交差点/音響式信号機設置へ/札幌・清田区羊ケ丘通

 

 

住民と共産党 署名運動1年

 札幌市浦田区の美しが丘市営住宅に住む全盲の篠原光陽さん(34)や視覚障害者団体が「羊ケ丘通の美しが丘4条6丁目交差点に音響式信号機の設置を」と署名を集めて豊平警察署に要望していた問題で17日、篠原さんらに「今年度に予算がついたので3月中には設置できます」と同警察署が回答、1年余の運動が実り、近く実現することとなりました。
この音響式信号機設置の運動は、篠原さんの「羊ケ丘通は交通量が多く、目の不自由な私たちには渡るのが危険で命がけ。音の出る信号機にしてほしい」という要望がきっかけで始まったもの。
北海道視覚障害者協議会(道視協)と日本共産党の吉岡ひろ子市議候補や、地域の共産党支部が協力・共同して署名活動などにとりくんできました。
昨年夏には、市の土木センターが交差点の歩道に点字誘導ブロックを設置しましたが、信号機設置の見通しは立たないでいました。
このため年が明けた17日、篠原さんの声を直接届けようと道視協の片石松蔵さん、吉岡候補らが同警察署を訪れた際、担当官から設置が決まったことを知らされました。
篠原さんは「いや−、よかった。最近、大型店ができて交通量がいっそう激しくなったので、これでひと安心」と喜び、片石さん、吉岡候補らとがっちり握手。
翌18日にはさっそく、吉岡候補や地域の共産党支部長らと、署名に協力してくれたコンビニや焼き肉店、ガソリンスタンド、郵便局に出向き、報告とお礼をすると、どこでも「よかったですね」と声をかけられました。(2011年1月21日付「しんぶん赤旗」掲載記事より) 

 

道民要求署名を提出/実行委 道に2万7000人分

 

  国民大運動北海道実行委員会は14日、雇用と暮らしの切実な道民要求の前進をめざし、北海道庁と意見交換しました。
意見交換に先立ち、2万7000人分の要求署名を道側に手渡し、雇用、農業・中小企業対策、医療、教育、介護・福祉など各分野から実態告発と問題提起が行われ、それを受けて道が回答する形式で進められました。
良質な雇用と品質を確保する「公契約条例」の制定を求める声について道の担当者は、以前、道が検討した時は(時期尚早として)、条例制定の必要がないということだったが、決して未来永劫(えいごう)制定しないというものではなく、現在では川崎市などの(前向きな)事例もあり、検討する必要があると回答しました。
農業・中小企業支援について「道の産業振興は、自動車などの大企業誘致ばかりで、北海道経済の大半を占める中小企業に対するものになっていない」と厳しい指摘がありました。これに対し道の担当者は、自動車産業は下請けを含めて需要があると答える一方で、中小企業支援について明確な答えがなく、「NTT−テレマートのような(人材派遣の)ピンはね企業に道としてお金を出す必要がどこにあるのか」と怒りの声が出されました。
医療分野では、看護師の不足問題で「劣悪な労働環境にあることが多くの人が辞めていく要因なのでは」と危惧する声に対して、道の担当者は「そうではありません」と即座に否定。「本気で看護師を増やす気持ちがあるのか。ならばなぜ道が真っ先に道立衛生学院を廃止するのか」と迫られると担当者は言葉を失う事態もありました。
3ワクチンの助成についても、知事が以前に道が財政を支援することを考えるとした表明からも後退している立場を明らかにしました。(’11年1月18日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

旭川医師会長と懇談/TPP問題 真下道議と党地区委員会

 

  日本共産党旭川地区委員会と真下紀子道議は14日、旭川市医師会の増田一雄会長と懇談しました。佐々木卓也副議長、小松晃市議団長、能登谷繁幹事長、太田元美市議、石川厚子くらし・子育て相談室長が参加しました。
真下道議が、国保や後期高齢者医療制度、TPP(環太平洋連携協定)問題などでの党の見解を伝え、「ぜひ意見を聞かせてほしい」と話しました。これにたいして増田会長は現在の国政について「筋と考えがない」「評価のしようがない」「自民よりもっと悪い」と率直な思いが語られました。地域医療について、旭川市のこと、道北全域の医療の改善方向など、詳しい話がされました。
党の側から、TPPへの全国医師会の見解の話なども説明し、混合医療に対する問題点などでも話が深められました。
増田会長からは、長く羽幌町や紋別市などへ出向いての医療活動の経験に支えられた問題意識が語られました。(2011年1月16日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

「住民からヒアリング」環境事務所が党に表明/風力発電・騒音の研究

 

 

  日本共産党北海道委員会と党国会議員団北海道事務所は7日、環境省が公募方式で実施する風力発電施設にかかわる騒音・低周波音の委託研究事業(平成22〜24年度、対象施設36カ所)について、住民からの聞き取り調査の実施や、昨年5月に本格稼働した江差町の大型風力発電施設を対象に加えるよう、環境省北海道地方環境事務所に申し入れました。
応対した環境対策課の伊藤孝男課長らは、「委託研究では、周辺住民からもヒアリングをおこなう」と表明。「研究対象の選定は委託機関がおこなうが、大きな方針は本省が出すので要望は伝えたい」と答えました。
同省が昨年実施した騒音・低周波音の実態把握調査(実態調査)では、対象が4月1日時点で稼働中のものに限られ、調査方法も自治体と設置事業者へのアンケートにとどまりました。
申し入れには、花岡ユリ子道議、井上ひさ子札幌市議、菊地よう子小樽市議、小野寺真江差町議らが参加。「日本風力開発株式会社の子会社が設置した江差町の施設では、夜、気になって不安になると周辺住民から騒音の苦情が寄せられている」「現在、風力発電施設を環境影響評価法(アセス法)の対象に加える議論が有識者検討会で進められているもとで、日本風力開発が小樽市銭函に設置しようとしている大型風力発電施設計画は進めるべきではない」と要請しました。(2011年1月9日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

カーリング新チームに沸く/キャプテンに本橋麻里選手/北見市常呂町

 

  北海道北見市常呂町(ところちょう)は昨年、カーリングの新チーム「ロコ・ソラーレ」の結成に沸きました。太陽の常呂っ子を意味し、「元気なチームにしたい」との願いが込められています。キャプテンは、2度の冬季五輪を経験し、マリリン≠フ愛称で親しまれている本橋麻里選手(24)。昨年末、オホーツクカーリング選手権が行われていた常呂町カーリングホールを訪ねました。(北海道・森英士)

 

  同選手権に出場したのは男子12チーム、女子5チーム。氷上では白熱した試合が行われていました。難しい投球への挑戦は、成否にかかわらず、観客席や相手チームの選手からもエールが送られます。
高校3年の息子を応援しに来ていた50代の母親は「カーリングに対する周りの目も変わると思う」と本橋選手の帰郷を喜びます。
「でも、私たち(常呂の人)の見る目は変わりません。成績が上の人でも、リンクに入れば分け隔てなく声をかける。みんな小さいころから知っていますから」と笑います。
「そこが常呂カーリング倶楽部のいいところです」と本橋選手。「誰に対しても応接してくれ、ときにば叱ってくれる。常呂に帰ってきてよかった」

◇   ◇

  「ロコ・ソラーレ」は、チームが結束して勝ち進み、2010年最後の公式戦を優勝。北海道選手権の切符を手に入れました。
本橋選手はキャプテンとしてチームを「自分色」に染めないようにしているといいます。「メンバーの個性を出せるようにしたい。それぞれが意思を持つことで、理想的なチームになっていくと思います」と意気込みます。
競技の進行を見つめていたのは常呂カーリング倶楽部の江田哲会長(48)。自身も競技歴22年の選手です。本橋選手から帰郷を聞いたとき、「競技生活を続けられるか戸惑った」と振り返ります。
「『ロコ・ソラーレ』はこれからが勝負です。本橋選手だけ突出することなく、いいチームになってほしい」
カーリングはまだメジャーではないという江田会長。「各地で競技のレベルが上がり、いくつもクラプがつくられ、互いにサポートし合えるようになれば」と期待します。

◇   ◇

党市議「リンク改修市街に親しめる場所も」
本橋選手は昨年、老朽化が進む常呂町カーリングホールのリンク新設を北見市長に要望しました。「私だけでなく、地元の選手みんなの願いです」と本橋選手。市長はリンク改修を表明しています。
日本共産党の菊池豪一市議は「北見市全体が『カーリングの街』となるよう、(同ホールの)改修とともに、市街地にもカーリングに親しめる場所をつくりたい」と話します。('11年1月6日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)