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ほっかい新報

 

   2011年5月  

 

災害・原発問題

   

その他

   

 

 

 

 

「安全神話」は崩壊 自然エネルギーに/道原発連が署名呼びかけ

 

 原発問題全道連絡会(道原発連)は26日昼、JR札幌駅北口で原発からの撤退を求める請願署名の協力を呼びかけました。加盟団体から8人が参加し、23人が署名をしました。
 道原発連の石橋哲郎代表委員、米谷道保事務局長らがハンドマイクで「原発がつくりだす放射性物質を、完全に閉じ込める技術は存在していません。世界有数の地震と津波の多い日本で、原発を集中立地することはあまりにも危険です」「国の原発『安全神話』は完全に崩壊しました。再生可能な自然エネルギーヘの転換をはかるべきです」と訴えました。
 「泊原発のプルサーマル反対」「泊原発の地震防災対策を」と書いた黄色いノボリが目を引き、駅利用者らが次々とビラを受け取っていました。
 60代の女性3人は、「不自由は我慢してでも、電力を節約して原発依存をやめるべきです」「原発は早く全廃してほしい」と話して署名をしました。('11年5月27日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

津波被害の浦河に活気

 

 「今年は去年の倍くらいの漁獲量になるかな」−。北海道の浦河漁港の朝が一段と活気づいています。(写真)
 8人が乗り込んだ漁吉丸が岸壁に着くと、いっせいに水揚げが始まりました。定置網の漁船から、トキシラズやサクラマス、キングサーモン、カレイが陸揚げされ、「こりゃいい」「マスが多い!」と仲買人からうれしい声が飛びます。
 船いっぱいにとれたスケソウダラも大きな網ですくい上げられ、タンク、そしてトレーラーに移されました。「スケソウだけで6dくらい」とのこと。
 午前5時すぎに出港し、港に戻ってきたのは8時半すぎ。4月末から6月いっぱいの漁です。定置網は「沖合3、4`地点」です。
 「浦河も津波の被害はあったけど、東北に比べたら…。原発事故で東北の漁師は大変。気の毒で涙が出る」と仲買人が話していました。('11年5月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

自然エネルギー活用/雇用増やし原発なくせる/東川町で講演会

 

 東川町で22日、「自然エネルギーによる平和な地域づくり」をテーマに講演会が開かれ、会場があふれるほどの70人が参加しました。「東川9条の会」の主催です。
 元北海道大学大学院教授で自然エネルギー研究センター長の大友詔雄氏が、原発の安全性について、世界の技術的な到達点をわかりやすく解明しました。(10bの厚さのコンクリートで覆う)日本の「安全炉」の提唱者ですら、地震による炉の破壊の可能性を予測していたが、「致し方が無い」と文献(1985年)で書くしかなかったことを紹介し、「命を危険にさらさないという点では完璧に近く作っても安全ではない」と強調しました。
 さらに大友氏は、福島原発の事故と事態を正確に国民に知らせるべき東京電力や行政、研究者たちが「事実を隠そうとしていたのか、あるいは原子力発電の専門家としての水準が恐ろしく低すぎたのか」と指摘し、「電気が足りなくなるようなうそ」や「放射線量の危険性の過小評価」など正しい情報が伝わっていないと述べました。
 そのうえで大友氏は「電気をふんだんに消費する社会が本当に人間的な暮らしなのか」と問題提起。「地域単位で自前のローテクノロジーの自然エネルギーをつくる取り組みによって、地域経済を発展させるだけでなく、森林の管理・保護、地域の雇用も増やし、原発ゼロの社会が実現できる」と道内の実践例も紹介しました。
 参加者は「原発をなくすために地域単位の自然エネルギーを活用との提起は、住民と自治体が本気になればできるし、地域おこしにもなる」と話していました。('11年5月25日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

「原発撤退求める署名」作成/日本共産党が一大国民運動を呼びかける

 

 日本共産党はこのほど、「原発からの撤退を求める署名」をつくりました。衆参両院議長あての請願署名で、「日本政府が原発からの撤退を決断し、原発をゼロにする期限を決めたプログラムをつくることを求めます」という内容です。党機関や党支部が活用するのはもちろん、原発からの撤退の一点で一致できる個人や団体も広く活用することを呼びかけています。
 日本共産党の志位和夫委員長は、メーデー中央集会で、福島原発事故が(1)いまの原発技術は本質的に未完成で危険をはらんだものであること(2)そうした原発を世界有数の地震・津波国である日本に集中立地することは危険きわまりないこと(3)歴代政府が「安全神話」にしがみつき、警告を無視して安全対策をとらなかったことが大事故につながった―と指摘。全国津々浦々から「原発からの撤退を決断せよ」の旗を掲げた一大国民運動をおこそうと呼びかけました。
 今回の署名は、この国民運動を推進するためのものです。署名用紙はこちら。('11年5月22日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

福島第一原発震災から泊原発を考える/安全神話の破たん認め、万全の耐震対策と緊急時対策を/道原発連・米谷道保事務局長

 

 「ほっかい新報」4月24日・5月1日合併号

 

 

 

介護に笑顔を/制度改悪ノー 署名に300人以上/札幌

 

 介護現場の労働者、事業者、利用者が介護保険制度の改善を求めて運動を進めている「介護に笑顔を!道連絡会」は22日、介護保険法改悪反対の街頭宣伝を札幌市の大通公園で行い、50人が参加しました。
 国会で審議中の介護保険制度「改正」案は、「要支援」の利用者について、訪問介護やデイサービスなどを介護保険から外すという給付の削減が大きな柱です。利用者や家族、事業者から、不安と怒りの声があがっています。
 連絡会共同代表の石井秀夫さん(特養かりぷあつべつ施設長)は「震災と原発事故のどさくさに紛れ、火事場泥棒のように改悪案を通そうとするやり方は絶対に許せません。時間はあまり残されていませんが『改悪反対』の世論を広げましょう」と呼びかけました。
 訴えを聞いた高校生が「これじゃあ、うちのおばあちゃんが大変だ」と署名し、介護の専門学校生のグループは「今度の法案の内容は知っています。反対のために、がんばってください」と激励しました。
 1時間の宣伝行動で、300人以上が改悪反対署名をしました。('11年5月24日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

引きこもり支援「基金訓練合宿」廃止とは/余市町「ビバ」にみる

 

 引きこもりといわれる若者は、全国で160万人(「全国引きこもりKHJ親の会」の推計)ともそれ以上ともいわれます。本人も家族も出口の見えないトンネルをさまよい、命を落とす若者も少なくありません。このような若者を支援する厚労省委託事業の「基金訓練・合宿型若者自立プログラム」。しかし、同省は「費用対効果」を理由に、6月末開始のコースで廃止することを決めています。若者への公的支援の役割とは。そして、若者たちの願いとは−。このほど、東北以北では唯「同事業を担う北海道余市町の「青少年自立支援センター・ビバ」(安達俊子代表)を訪ねました。

 

(1)"初めて私は生きていた"

自信に満ちて
 2月、同町の北星学園余市高校大講堂に、自信に満ちた表情の8人の若者がいました。「ビバ」で半年間、「基金訓練合宿」を受講した1期生の卒業式。
 「初めて私は生きていた。人に無関心で、死なない程度に生きたいと思っていた私が、生きていた」
 福島県郡山市出身の遠藤春菜さん(18)は、訓練を通じて変化した自分をこう表現しました。いじめで孤立、恐怖心で小学校5年生から不登校だったという遠藤さん。「(生活をともにした受講生は)違う土地から来た人なのに、自分の居場所のように生活できた」と振り返ります。
 1枚の水彩画を掲げたのは、大阪出身の戸田栄治さん(36)。感謝の気持ちを込めて、受講生が協力して農作業したシソ農園を描きました。背景には雄々しいシリパ山。繊細な筆遣いに、会場は思わず息をのみました。
 トヨタの工場での溶接作業をはじめ、派遣社員として転々とする生活を送ってきた戸田さんは、中学・高校の頃、厳格だった父親と衝突、暴力を振るうなど、感情を抑えられないことがしばしばでした。しかし、今は違います。「俊子先生を泣かせることはできない」

社会への一歩
 全国に18施設あり、月10万円の生活支援がされる「基金訓練合宿」。寝食をともにする集団生活と共同作業を通じて、人間への信頼と自己肯定感を取り戻し、社会への一歩を踏み出しています。

 

(2)"自然体の自分でいたい"

 「就職したい。そのために、いちるの望みをかけてきました」 やわらかい笑顔が印象的な2期生の薄(うすき)沙弥香さん(22)=福島県郡山市出身=は、受講した動機をこう語ります。

完璧を求めて
 「完璧主義」に苦しむ薄さん。中学では無遅刻・無欠席で、成績は多くが「5」でしたが、「4」があると父親から「なぜ4があるんだ」と叱られたといいます。さらに厳しい就職難で、専門学校での就職活動は、10社、20社と不合格が続き、30社目にようやく地元診療所の事務職に合格。しかし、「命を預かる」という緊張感から、ささいな失敗で落ち込み、「適性がない」と4カ月で退職を勧告されます。
 「引きこもりになってしまうのでは」という不安に追い打ちをかけたのが、親や近所の人の「どうして仕事に行かないの」という言葉。「自分はだめ人間だ」。過呼吸になり、自分のつらさを理解してほしいとの思いから、リストカットや車道への飛び込み自殺未遂も。たまたまローカル番組で見た地元の支援施設「ほっとスペースR」に駆け込み、同施設からの紹介で、「ビバ」の「基金訓練合宿」受講を決意しました。
 「自然体でいられるようにしたい」と目標を語る薄さんの願いは「もっと頑張った人をほめるような社会になってほしい」。今、被災地の現状に激しく心を痛めつつ、必死に訓練を続けています。

自己肯定感が

 「ビバ」の代表で、北星余市高校の教師を35年務めた安達俊子さん(68)は、引きこもりの問題について「若者の表面だけを見ていても解決しない」といいます。
 「昔と違い、学校や家庭、地域社会など、すべてで挫折感を味わい、深く傷ついています。競争原理で人間関係が分断され、『勝ち組』『負け組』に振り分けられる上、成果だけを求められる。自己肯定感があれば、困難があっても頑張れる」「若者は次代の日本を担う主権者です。『基金訓練合宿』の打ち切りは間違っている。国はもっと支援を強めるべきです」と強調します。
 今月6日、3期生を受け入れた「ビバ」は現在、最後の予定の4期生募集(月末まで)に力を入れています。

 「基金訓練合宿」の問い合わせ=ビバ・ハウス(運営母体)0135(22)0016。 (森英士) ('11年5月18~19日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

自然砂丘、大変貴重/小樽・風車予定地 生態学会が視察

 

 日本生態学会の自然保護専門委員会は12日、大規模な風力発電所建設が予定されている小樽市の銭函(ぜにばこ)海岸の現地視察をしました。
 視察したのは、日本生態学会自然保護専門委員会の委員長である矢原徹一九州大学教授と委員の佐藤謙北海学園大学教授、紺野康夫帯広畜産大学准教授です。
 海岸や砂丘、後背林などを調査した矢原教授は、「初めて現地に来たが、予想以上に複雑な起伏に富んだ砂丘で、学術的な研究対象としてはきわめて貴重です」と語りました。
 建設予定地の銭函海岸を含む石狩海岸について自然保護専門委員会は「国内で数少ない自然砂丘として大変貴重」と指摘。3月12日、「石狩海岸の風車建設事業計画の中止を求める要望書」を高橋はるみ道知事と、事業者の日本風力開発に提出しています。
 建設予定地周辺の札幌市手稲区や石狩市花川地区で「建設反対」を訴える住民らは、巨大風車から出る低周波音による健康被害や、自然破壊の懸念を表明しています。
 矢原教授らは視察後に北海道庁を訪れ、あらためて風力発電所建設の中止を求める理由を、専門家の立場から説明しました。('11年5月14日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

「大きくなってね」サケ稚魚放流/札幌・真駒内川

 

 「大きくなって、帰ってきてね。パイパイ」−。札幌市の豊平川に注ぐ真駒内川でこのほど「サケ稚魚体験放流」が開かれました。
 親子連れの行列ができるほどの人気。体長5a、1cの稚魚が3、4匹入ったコップから、次々と稚魚を川に放しました。(写真)
 「大きくなってね」「あっ、泳いでる」と大喜びし、歓声が上がりました。 稚魚は、豊平川・さけ科学館で人工授精したもの。3日間で5万匹が放流され、参加者には、サケ稚魚放流証が手渡されました。('11年5月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)

 

商売のヒント学び夢語る/北商連が青年交流会/「いい仕事がしたい」の思い新たに

 

 北商連青年部協議会(道青協)と実行委員会は7、8の両日、「第7回全道業者青年交流会」を北見市と近郊で開催し、30人が参加しました。さまざまな商売を「見て」、経験を「聞いて」、自分の商売のヒントを「学ぶ」ことを目的とした同交流会。商売の夢を語り合い、「いい仕事がしたい」との思いを新たにしました。
 はじめに、オホーツク地方での「地産地消」を重視して経営する6施設をA、Bの2コースに分かれて見学しました。
 Aコースの参加者が最初に訪れたのは「小野寺工務店」。小野寺健さん(50)は建築業の傍ら6年前から養鶏業を始めました。「これが本物です」。新鮮な卵を振る舞われた参加者は「甘みがある」とその違いに驚いていました。さらに「生活の質」の向上をめざすデイサービスや、林業振興を目的に設立された木材加工組合で最新式の機械に触れ、「すごい」と感嘆の声が漏れました。
 2日日は、北見民商の菅野智会長(78)が講演し、福島原発事故を起こした東京電力を「人の命ではなく、もうけだけを考えた結果だ」と批判。「人々に感謝し、国民全体の要求と結んで中小業者が団結することが重要」と強調しました。
 民商青年部の活動を「自分の守りたい場」と話すのは設備業を営む湯場努さん(36)=北見市=です。東日本大震災の影響で資材が不足、苦労が絶えません。「もうけだけを考えれば人間関係が殺伐になる。ストレス発散もできるし、(経営の)相談もできる」
 緊張した様子の北見民商事務局の和田奈奈子さん(23)は着任してまだ2週間。「自分のやっている仕事が役に立っていると実感できた」と声を弾ませていました。
 「お父さんは地図に残る仕事をしているんだ」。4歳の子どもに誇りを伝えていると懇親会で語っていた道青協議長の佐藤新一さん(35)=北見市、建築業=は「全道の青年部員とインターネットも使って議論し、準備してきました。普段できない体験やそれぞれのプロが集って交流することで、視野が広がったと思う」と話していました。('11年5月11日付「しんぶん赤旗」掲載記事より) 

 

2011年国民平和大行進・北海道−東京コース/震災被災地にエール/礼文〜稚内

 

 

 北海道礼文島を8日に出発した2011年国民平和大行進・北海道−東京コースは同日稚内入りし、労組・民主団体などから参加した約50人が集会・行進を行いました。
 集会では、現地実行員会を代表して須山幸治さんが、「昨年と違って今年は、核兵器禁止だけでなく、東日本大震災被災者への支援、自然エネルギーヘの転換を訴えながら行進するという要素が加わりました」と行進を特徴づけました。
 通し行進者の竹田昭彦さん、北海道実行委員会の嶋田千津子さんが決意表明と情勢報告をした後、南稚内駅に向け出発。馬庭園子さん(72)は「稚内での行進は、ちょうど母の日にあたり、『女性の願いは平和』にとってもふさわしい日です。どうしても平和行進で歩こうと思いました」と話します。

 平和大行進に先立つ7日、竹田さんらは、東北・北海道の原水協が05年5月に核兵器廃絶の願いを込めてチシマザクラなど9本を植樹した礼文島・緑ヶ丘公園を訪れ、木々の成長を確認しました。植樹された木は北海道・東北の連帯を表すモニュメントとして存在感を増しています。
 植樹に尽力した堀内進町議(無所属)は、「(植樹された)木が冬の雪の重みに耐えるように、今はつらくとも必ず春は来ます」と話し、東北の被災者にエールを送りました。
 竹田さんも「すくすく育って、核兵器をなくす運動と、東北地方の復興を見守ってほしい」と語りました。

 国民平和大行進根室コースは8日、午前10時に納沙布岬をスタートしました。
 気温4度、濃霧とあいにくの天候でしたが、道内通し行進者の橋本忠雄さんが元気にあいさつし、17日までの根室コースの行進に出発しました。集会には、日本共産党の神忠志根室市議が激励にかけつけ ました。('11年5月10日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)