「ターゲットは札幌市民」の警告!
 大門みきし参議院議員が来札しての、カジノ・ストップの緊急集会。約100人が集まって大門氏のキレ味鋭い論説に耳を傾けました。
 なぜ賭博が犯罪なのか、天皇家も苦しんだ古代史からひも解き解説。「誰かのお金を奪うだけで経済効果などない」「主要ターゲットは道民。とりわけ札幌市民」「吸い上げたお金はアメリカ本国に」「観光客を道内観光地ではなくカジノだけに誘導するシステム」「IRの中にカジノがあるのではなくて、カジノの周辺施設としてIRがあるのが実態」「規制基準は世界最”低”水準」「借金・破滅への道、地獄のふたを開けるな」など、どれも私たち道民に突きつけられた問題です。
 国が3か所認可する計画で現在全国で進むプロジェクトのうち、北海道はなんと大阪についで「2番目に進んでいる地域」との指摘にびっくり。アメリカのモヒガン社、ハードロック社が、すでに苫小牧に事務所を開設しているとのこと。ウトナイ湖に注ぐ自然河川の源流域に当たる、豊かな森を切り倒してのカジノ誘致――。札幌近辺にできると思うと、ぞっとします。
 年内の知事の態度表明、年明けの道議会での審議を前に、全道から反対の声を上げていくことが、誘致ストップへの一番のチカラになります。私たちの未来は私たちが決める。ぜひ力を合わせましょう。