日本共産党北海道委員会は29日、道庁で記者会見し、来春の統一地方選の道議候補を発表しました。

 千葉隆書記長は「行き詰まった自民党政治言いなりの鈴木道政継続では、歯止めがかからない人口減少を食い止めて北海道経済と豊かな自然を守り抜くことはできない」と強調。「道政、道議会での横暴が目立ち、批判を浴びている統一協会と癒着し、『国葬』に反対する道民に『黙ってろ』とどう喝する自民党道議など、おごりと強権主義の自民党の議席を減らすことが道民的な願いであり、日本共産党の役割は大きい」と述べ、現有3議席の絶対確保、多くの選挙区で議席を獲得し、4人以上の会派をめざすと表明しました。

 挑戦3度目の森英士候補(札幌市中央区)は昨年のコロナ感染で死んだ父親に触れ、「道民に冷たい鈴木道政を転換し、人と自然にやさしい北海道を道民と一緒につくっていきたい」と力を込めました。

 宮川潤道議(東区)と伊藤理智子道議候補(白石区)が決意を述べました。真下紀子団長は「鈴木道政が自民公明政権の言いなりで極めて住民福祉に反するような道政運営」と批判。「住民の願いに応えていくために、4人以上の日本共産党の議席獲得をめざして全力で奮闘していきます」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」10月1日付より)