日本共産党北海道委員会は4日、今年7月の参院選道選挙区(改選数3)の候補者を、はたやま和也元衆院議員(50)に変更すると記者会見を行いました。青山慶二委員長は、候補者活動をスタートさせていた松橋ちはる道国政相談室長が交通事故に遭い、手術結果をうけ、リハビリも含めると、回復までに半年は要すると医師が診断。候補者活動について、松橋氏とも話を重ね、参院選まで3ヵ月を切ったもとで、はたやま氏への交代を決めたと説明しました。

 引き続き、はたやま候補を先頭に比例得票35万票、13%以上を獲得し、選挙区ではたやま勝利へ全力を尽くすと強調しました。

 はたやま氏は、松橋氏が道民の苦しみを代弁できる候補であり、憲法9条を生かしていきたいと活動していた最中の事故で、本人も非常に残念な思いだと指摘。必ず議席を勝ち取って松橋氏の思いを引き継いでいきますと力を込めました。

 はたやま氏は、いま道民の切実な声があふれ、戦争か平和か日本の進路が問われる参院選で、危機に乗じて安倍晋三元首相や維新の会が大合唱する「敵基地攻撃能力の保有」や「核共有」など翼賛体制への歯止めをかけるためにも、日本共産党の躍進で、市民と野党の共闘を前進させたいと決意を表明しました。

(「しんぶん赤旗」4月5日より)