札幌市の駅前通り地下歩行空間(チカホ)で10月31日、「第4回憲法とくらしチカホフェス」が開かれ、「国会議員とおしゃべりしよう」のコーナーに、立憲民主党の国会議員とともに、日本共産党の紙智子参院議員、畠山和也前衆院議員が出演。通りかかった市民とトークしました。

 今年で4回目、「市民の風」北海道などでつくる実行委員会が呼びかけたフェスは、チャリティーバザーや古本市、映像を使って、沖縄のたたかいに連帯するコーナーを設置。川原茂雄共同代表や小林久公事務局長が司会・進行を務めました。

 70代の男性は「野党が力を合わせ、政治を変えるのは大切なこと。共産党は共闘についてどう考えるのか」と質問しました。

 「首相指名で初めて立憲民主党の枝野幸男代表に投票しました」と紙氏。「共通政策は一致できています。国民の願いに応える政権をつくるため、市民と野党が共闘してたたかい、政権交代をめざしたい」と語りました。

 「もし大臣になるとしたら何大臣になりたいか」とスタッフの男性。紙氏は、にっこり笑って「農林水産相です」と即座に回答。「コロナを経験し、食を大事にするのは命を支えることだとはっきりしました。地域経済を支え、第1次産業を守る農政転換へ、ふさわしい予算をかちとりたい」と言います。

 紙氏は「市民と野党の共闘が前進しているのは世論の後押しがあってこそ。共闘をさらに前に進め、力を尽くしたい」と表明しました。

 畠山氏は、前に「しゃべる」勝部賢志立民参院議員とエールを交換し、40分の発言と質問に答えました。

 立ち止まり、最後まで畠山氏の話を聞いていた56歳の男性は「畠山さんの国会質問をネットでよく見ていました。国会で活躍してほしい人なので応援したい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」11月3日付より)