目前となった根室市議選(定数16、8月15日告示、22日投票)では、日本共産党は、すずき一彦、橋本りょういち両現職の2議席の確保をめざします。前回から一転、有力候補ぞろいで2人はみ出しの少数激戦です。

 11日には、道東キャラバンを展開しているはたやま和也前衆院議員・道比例候補と、石川明美衆院道7区候補が駆けつけ、決起集会や街頭での訴え、地域での対話・支持拡大と丸1日をかけて支援に入りました。

 党根室市議団は、高校までの医療費助成拡大、学校給食無償化、水道料金減免拡大、除雪ボランティア制度実施と市民に寄り添い、ひたすら苦難軽減を追求してきました。

 はたやま氏は、最大でも歯舞・色丹の「2島返還」で領土問題を終わりにしてしまう安倍前政権の屈従外交を強く批判し、日本共産党議席を北海道で取り戻す意義を強調。

 「市民の”命綱”としての市議会の2議席、国へ発信していく2議席を確保させてください」と力を込め、「地方政治から国政まで揺るがず頑張る日本共産党。衆院比例議席回復を」と呼びかけました。

 町民からは「五輪は本当にやるのか。感染が心配だ」「菅首相はもう駄目」との声や、船主だった男性は、根室の漁業衰退のひどさを語り、日本共産党への期待を寄せました。

(「しんぶん赤旗」7月21日付より)