苫小牧市議選、5人全員当選必ず

 カジノ反対、安倍自公政権を追い詰める日本共産党の議席を必ず―。北海道苫小牧市では、道議選でカジノ推薦の自民・公明候補を追い詰めた松橋千春候補の検討を力に、市議選(定数28)で、とみおか隆(65)、小野寺ゆきえ(52)、くどう良一(64)、原けいじ(50)=以上現=と森本けんた(26)=新=の5候補が現有5議席確保へ全力を挙げています。

 知事選は、市民と野党の統一候補の石川知裕氏を全面支援してたたかいました。自民・公明が担いだ鈴木直道氏は、カジノや原発再稼働、JR路線廃止問題で態度をあいまいにしたまま、争点そらしに終始しました。

 党5市議候補は、松橋氏とともに、地域で大量宣伝や対話・支持拡大の先頭に立ち、後半戦前に露呈した「被災地より自民党議員」と東日本大震災や北海道地震の被災者をないがしろにする安倍自公政権をきびしく告発。“苫小牧を賭博場にするな”とのカジノに反対する市民多数の願いをエネルギーに変え、要求実現へ最後まで全力を挙げますと訴えています。

 市民の「応援が足りなかった」という新たな期待が広がっています。81歳の女性は「これからも市民のために一生懸命頑張って。市議選は全員当選して」。別の女性(60)は「カジノはいらないと公約に掲げていたのは共産党だけでしょ。負けないでたたかい続けて」と語りました。

(「しんぶん赤旗」4月13日付けより)