総選挙勝利へ連日、北海道を駆け巡る日本共産党のはたやま和也前衆院議員。東京都議選での共産、立憲民主両党の議席増の結果を受けて、行く先々でこれまでにない期待と声援を受けています。

 8日、名寄市の大学や住宅街など市内9カ所でのキャラバン宣伝で、川村幸栄市議らと街頭に立ちました。

 約800人の学生が通う名寄市立大学前。はたやま氏の訴えに足を止めた2年の女子学生は「奨学金を借りているけど、卒業と同時にその借金を返済しないといけないのが不安です」と苦笑します。北欧など諸国の奨学金制度や学費の実態と日本の違いに驚き、「国としてできるなら、学生に負担させない制度にしてほしい」と話しました。

 住宅地で自宅から外に出てきた80代女性が「低い年金でくらしが大変。負担ばかり増えてなんとかしてもらいたい」。演説後のはたやま氏を「頑張ってね」と激励しました。

 キャラバンラストは市内中心街のスーパー前。小雨が降るなか、熱海市土石流災害の救援募金を呼びかけました。

 党の政策ビラを受け取った女性(20)は「スポーツ経験者だから選手の思いもコロナ対策に集中してほしい思いも理解できる」と言いますが、「やっぱり今やることではないですよね」ときっぱり。「参考にします」と笑顔で持ち帰りました。

 当麻町では、届いたばかりの「しんぶん赤旗」日曜版11日号を手にする男性がやってきて、当選した党の全都議の集合写真をうれしそうに眺めて言いました。「3回連続で共産党が前進したのは、革新都政以来と聞きました。ちょうどその時、東京でも共産党を応援していたんです。今回の結果は涙が出るほどうれしかった」

(「しんぶん赤旗」7月14日付より)