4月25日投票の2区補欠選挙で野党統一候補の松木けんこう氏(立憲民主)を必ず押し上げようと、日本共産党は4月3日、札幌市北区・東区で「大宣伝デー」を繰り広げました。

 共産党のはたやま和也前衆院議員と平岡大介前札幌市議も、キャラバンを組んで各地で宣伝。強風が吹きつける中でしたが、通行人や車の中からあたたかい応援が送られました。

 候補を降りる決断をした平岡さんは「松木さんを応援します」とエールを送り、「コロナで週5回あったバイトが週1回になってしまった」など、苦しい生活に追い込まれた学生や青年の声を紹介。「やさしい政治をつくるために、前哨戦である2区で松木けんこうさんを勝たせて、政権交代へ」と力を込めて訴えました。

 「人の命よりも利益最優先で自助、自己責任を押しつけてきた菅政権を終わらせましょう」と話した畠山さん。市民と野党との間で「政治とカネの問題を徹底究明する」「新型コロナへの緊急対策と格差是正」「憲法を守り、立憲主義・民主主義を回復し、ジェンダー平等社会を築く」の三つの強力な政策協定が結ばれたことを強調し、「この旗印で松木けんこうさんの勝利へ全力を挙げていきます」と呼びかけました。

 スピーチに拍手を送った北区在住の女性は、「今の話を聞いていて、選挙に行かないといけないと思いました。自分がコロナに感染しているかもしれないと思うと、毎日が不安。安心できる対策をしてほしい」と話しました。