日本共産党の衆院北海道3区候補の伊藤理智子氏(59)は9月29日、記者会見し立候補の決意を語りました。千葉隆道書記長らが同席しました。

 「コロナ禍のもとで住民の暮らしが大変になっている今、貧困と格差がさらに広がることが懸念され、国政を変えていくことが求められています」と伊藤氏。「私の政治活動の原点は、平和を守ることです。安倍政治をすべて引き継ぐという菅政権の改憲を阻止しなければなりません。北海道で党の比例議席を奪還し、市民と野党の共闘を大きく広げ、政権交代へ頑張りたい」と力を込めました。

 伊藤氏の札幌市議4期の経歴や人柄にふれた千葉氏。「論戦力、政策能力があり、試されずみの政治家」と紹介し、「候補者がほぼそろい、市民と野党間での協議を加速させ、政権の合意、政策の合意、選挙協力の話し合いをすすめたい」と表明。安倍政治の全面継承内閣の菅政権を打倒し、野党連合政権を実現するよう全力を尽くすと訴えました。

 小選挙区候補の選定について、千葉氏は、今回は新しい政党配置になっているので、今後の野党間の話し合いで決めていくことになると強調しました。

(「しんぶん赤旗」10月2日付より)