日本共産党室蘭市委員会は15日、「学問の自由を奪うな」「政府の日本学術会議への介入は許されない」と市内4カ所で宣伝しました。

 党員や後援会員ら二十数人がプラスターや横断幕を掲げ、「市民と野党が共闘して菅政権を変えよう」と呼びかけました。

 学術会議が学問の国会と呼ばれていると田村農夫成市議。菅首相が日本学術会議のメンバーには「多様性がない」と強弁するも、排除された学者には女性や50代の若手研究者がいて、「旧帝国大学に偏っている」と言うのも、半数は私立大学の学者で、「菅首相の答弁は支離滅裂です」と反論しました。

 「日本共産党は危険な暴挙をけっして許しません。野党は一致して、学術会議問題でも国会で力を合わせています」と強調。「総選挙では、排除と自己責任を押し付ける菅政権から、人と人とが支え合う希望ある政治、野党連合政権を一緒に実現しましょう」と訴え、「しんぶん赤旗」号外を配布しました。

 

(「しんぶん赤旗」11月18日付より)