恵庭市の日本共産党市委員会はこのほど、「新型コロナウイルス感染についての緊急要請」を原田裕市長に提出しました。

 小林卓矢党市副委員長は、市民から寄せられた要望をもとに市民への支援強化、児童・生徒への対応、事業者への営業支援、大学生や専門学校生への支援を取り組んでほしいと強調しました。10万円給付の申請書類と給付を早急に行い、国や道に支援を要請するよう求めました。

 10万円給付について、市民から「給付が遅い。困っているのは今だ。急いでほしい」と要望が多数寄せられたと言うと、保健福祉部長は、早急に必要な方には優先的に対応していくと述べました。

 児童・生徒への対応では、オンライン授業に対応したタブレット配布や希望者に給食の提供を要請。給食は希望者を集約しなければならず、非常に難しいと背を向けました。

 原田市長は、今後も新型コロナ対策を市民や事業者への負担軽減に取り組み、国や道に交付金の追加を求めていくと答えました。

(「しんぶん赤旗」5月26日付より)