「はたろぐ」11月2日より

 大阪市を廃止し権限も財源も1人の指揮官(知事)の独裁体制を狙った大阪維新の会にノーを突きつけた―。日本共産党北海道委員会は2日、歴史的な勝利を収めた大阪のたたかいに連帯し、畠山和也前衆院議員を先頭に宣伝を行いました。

 夜来の雨が上がって澄んだ空気がさわやかな札幌駅前。道委員会のメンバーが「希望ある政治へ」と大書した「しんぶん赤旗」11・12月号外を声を掛けて配布すると、通勤者らが「ご苦労さま」と受け取りました。

 「130年の歴史を持つ大阪市をつぶす松井一郎市長ら維新の野望が民主主義と市民の良識で2度目も否決されました」と畠山氏。

 ”独裁を許さない”と保守層を含む広範な市民の共同のたたかいに敬意を表明し、コロナ禍で命と暮らし、医療崩壊をくい止める政治が切実に求められているさなかに住民投票にうって出た維新を厳しく批判しました。

 「昼夜分かたぬ活動で日本共産党も頑張りました。友人で、近畿ブロックの清水忠史衆院議員は『大阪都構想に賛成』という人とも次々と対話し、相手が『反対票を入れる』と説得してきました」と紹介。「大阪の人たちに負けず、北海道でも市民と野党の共闘の勝利、日本共産党の躍進で政権交代をめざします」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」11月3日付より)