(左から)細川副会長、畠山和也元衆院議員、三浦誠一会長

 2013年から物価偽装までして引き下げた生活保護の基準をもとに戻させるために命を懸けて闘っている裁判は、11地裁で勝訴判決(敗訴10地裁)が出たにもかかわらず、岸田内閣は元に戻そうともせず、国民の命と暮らしを根こそぎ悪くする法律を数の力で次々と押し通してきています。

くらしの財源を軍拡にむける暴走許さない

 6月15日、防衛費増額の財源確保法が自公の賛成多数で可決されました。日本共産党はもちろん反対しましたが、維新や国民民主も反対しました。しかし維新と国民民主は軍事増額には賛成しているのです。

 また6月6日には多くの人が反対している命を守る健康保険証をマイナカードに一体化する法律も可決されましたが、これにも維新や国民民主は賛成したのです。

 このような政治が続く中で、障害者年金生活者、母子家庭などの暮らしと教育を守る社会保障制度の財源が削られ、命までも奪うものとなりかねません。

 私は、このような政治の流れを変えるには、何としても私たちの暮らしを守ることができる日本共産党の国会議員を増やしていく以外にないと確信している一人です。

ことあるごとに道生連に足を運び耳を傾ける

 はたやま和也さんが衆議院北海道比例予定候補として、全道を精力的にまわっていることを赤旗新聞で拝読しています。

 はたやまさんは、ことあるごとに道生連に足を運び、私たちの要求や生活実態などに真剣に耳を傾け、議席を失ってからでもその要求を国政・国会に届けることに尽力してくれている人です。

反戦、弱い立場の人を守る党と協働して

 私、細川は中学生の頃から赤旗新聞に触れ、戦前から命をかけて戦争に反対し、弱い人たちを守る日本共産党に触れてきました。その思いを胸に、少し立場は違いますが「貧困からの解放」を掲げた全生連運動の中で、生活相談員として運動しています。

 ですからこの北海道からはたやまさんを再び国会に送るため、このような悪政を変えるために会の中で大いに語り合い、その実態を多くの人に知らせる運動を地域で広めていきたい―と改めて決意しています。

(「ほっかい新報」7月2日付より)