7月25日告示・30日投開票の仁木町議会議員選挙(定数9)で9期目をめざす上村ちえ子です。再選を勝ち取り、岸田内閣の暴走に反対し、町民の願い前進のために力を尽くします。

 私は前回の選挙で子どもセンターの建設をするのか念を押し、「実現に向けて取り組みたい」との町長の答弁を引き出しました。それが今、来年3月完成に向けて急ピッチで進められています。保育所の建て替え、学童保育、児童館、子育て支援センターを併設した念願の建物がついに小学校前にできる運び、とてもうれしいです。

 また、国保の積立が一億円を超し、毎年のように引き下げを求めて来ましたが、コロナ禍の中引き下げるのは今しかないのではと迫り、やっと21年に国保税率を引き下げ、町民1世帯当たり52万円から47万円へ、5万円の引き下げをついに実現できよかったと思います。今は子どもの均等割の減免を迫っているものの、国言いなりの答弁しか返ってこないので、むしろ、何としても町民と力を合わせて実現させようと、やりがいを感じています。

ニキカフェが開店

 仁木町には高齢者が身近に集まってお茶を飲む所がないということから、私の家の横にコンテナを改造したコミュニティカフェを6月1日にオープンし、喜ばれています。町民のみなさんの悩みや要望が出される町づくりに活かしていきたい、と思います。

 今、仁木町は関西電力の大型風力発電への反対運動が大きな焦点となっています。住民説明会を開くも参加者の発言を制限、計画ありきで、地元の声を十分に聴く姿勢がみられません。

 仁木町・古平町等に関わる大型風車は最大64基も。土砂流出など危険のある土砂災害警戒区域は全町で23カ所(うち銀山に8カ所)あり、地滑り・崩壊の危険も心配されています。小樽市のように中止するよう頑張りたいと思います。

 私は軍拡のための増税や国保・介護保険など住民負担のアップに強く反対し、学校給食無償化、加齢性難聴の補聴器購入助成など福祉のまちづくりに全力をあげたいと思います。

(「ほっかい新報」7月2日付より)