2017年以来の衆議院議員候補として4月から本格的な活動をスタートさせています。

 私は、日本共産党の希望と展望を示す「経済再生プラン」「外交ビジョン」などをわかりやすく伝え、対話をすすめ党に対する誤解をなくし、支持してくれる方を大いに増やしたいと奮起しています。

 いま地域の支部のみなさんと「しんぶん赤旗」読者や後援会員宅を訪問すると自民党の裏金問題への怒りの声がどこでも上がります。

 中選挙区だった頃、函館市を含む渡島・檜山管内は北海道3区と呼ばれましたが、大臣を経験した自民党の衆議院議員2人がロッキード事件、共和汚職事件でそれぞれ逮捕されています。企業によるパーティー券購入、企業・団体献金禁止、政党助成金禁止を実践する唯一の党、日本共産党が大きくのびることこそ本物の政治改革が実現できることを訴えます。

 岸田文雄首相は、日米首脳会談であらためて原発推進の立場を表明しましたが、元旦に発生した能登半島地震では海底活断層の存在がクローズアップされるなど、日本に原発が立地する場所はどこにもありません。函館は大間原発から30キロ圏内に位置します。事故が起きても避難は不可能です。函館市民の総意である大間原発の建設中止を実現するためにも原発ゼロの政治決断が必要です。

 私は、命がけで反戦平和を貫いてきた日本共産党に入党して5月で30年。戦争国家づくりに突き進む岸田政権・自民党政治を終わらせるため頑張ります。

(「ほっかい新報」5月5日付より)